10月 212023
 
カット面はほぼ栗

【フーディストアワード2023レシピ&フォトコンテスト参加中】

今年の和栗で作った甘露煮をゴロゴロ入れてチーズケーキを作りました。ミニサイズのパウンド型3本分。ほぼ直径15センチのホール型と同量です。

本みりん入りなのでてりってりツヤツヤ

本みりんを煮詰めて加えた和風味のチーズケーキです。クリームチーズやサワークリームの酸味がまろやかで和栗にとても合います。なによりきつね色に焼けた照りがきれい。もちろん甘さの深みと美味さも増します。今回も日の出純国産純米みりんを使いました。とても気に入ってしまったので追加購入してしまいました。

クッキー地は小豆パウダー入り
〈材料〉5×12センチパウンドケーキ型3個分(5人分以上)

クッキー台生地

  • 薄力粉 40g
  • アーモンドプードル 4g
  • 小豆パウダー 6g
  • きび糖 18g
  • 塩 ひとつまみ
  • 無塩バター 20g
  • 卵 5g

チーズケーキ生地

  • 生クリーム 100ml
  • プレーンヨーグルト 10g
  • クリームチーズ 200g
  • 本みりん 50ml
  • きび糖 30g
  • 卵 2個(100g)
  • 薄力粉 20g
  • 栗の甘露煮 9個
〈作り方〉
  1. 生クリームにプレーンヨーグルト(今回はオイコス)を混ぜてヨーグルトメーカーにセットし(今回は40度/7時間)、サワークリームを作っておきます。オーブンペーパーを型に合わせて折っておきます。
  2. クッキー生地を作ります。無塩バターを中ボウルに入れて室温に戻しておき、粉類を小ボウルに入れて、泡立て器でふんわり混ぜ合わせておきます。
  3. 無塩バターときび糖を混ぜ、溶き卵と塩を加えて混ぜます。
  4. 粉類をザッと加えてヘラで切るようにまぜたらラップを広げて移して四角く包み、麺棒でならして冷蔵庫で休ませます。
この大きさに整えて冷蔵庫へ
  1. 台に置いて麺棒で型の底(内側)の大きさに合わせて伸ばし(今回は幅4.5×3=13.5センチ/高さ11.5センチ)、3つにカットしてオーブンシートに並べます。
  2. オーブンを180度/15分にセットして余熱を開始します。爪楊枝の頭の部分でクッキー地に均等に穴を開けます。
小豆パウダー入りのクッキー地。オーブンシートに乗せてからナイフやヘラなどである程度形を整えます。
  1. 170度に下げて15分焼きます。冷めたら型に合わせてナイフで削って底に敷いておきます。
型の底にピッタリ収まりました
  1. チーズケーキ生地を作ります。クリームチーズを大ボウルに入れて室温に戻しておきます。みりんを小鍋に入れて中火にかけて、沸騰したら弱火で5分ほど約半量になるまで煮詰め、冷ましておきます。薄力粉をふるっておきます。栗の甘露煮はキッチンペーパーで水気を切っておきます。
いよいよ私たち「栗の甘露煮(クチナシ無し)」の出番だ!
  1. クリームチーズを練り、きび糖を加えて泡立て器でなめらかになるまでよく混ぜます。
  2. 別の中ボウルにサワークリームとみりんを入れて混ぜ、溶き卵を数回に分けて加えて泡立て器でよく混ぜます。
  3. このタイミングでオーブンを180度/50分にセットして予熱を開始します。
  4. サワークリーム生地を、クリームチーズのボウルに加えてなめらかにします。ふるっておいた薄力粉を加えてさらに混ぜます。
  5. 各型に大さじ5ずつ流し込み、15分焼いたら一度取り出して、生地の上に汁を切った栗の甘露煮を1個の型に3個ずつ並べて置きます。
やけどに気をつけて手早く並べます
  1. 残りの生地を均等に流し入れて、35分焼きます。
  2. オーブンから取り出して粗熱が取れたら型から外して、冷めてからオーブンペーパーを剥がします。
照り照りです
きつね色になるまでじっくり焼きます
緑茶やコーヒーが良く合います

小豆パウダー入りのクッキー地がとても香ばしくて、そのままクッキーにしてもいいくらい美味しいです。

チーズケーキと言えばレモン汁ですが、今回は入れなくて正解でした。

フーディストアワード2023☆レシピ&フォトコンテスト
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3月 032023
 
チーズケーキにポンカンのシロップ煮をトッピング。

ポンカンにはまった2023年早春。1個残っていたポンカンをシロップ煮にして、チーズケーキにトッピングして焼きました。ポンカンは種が多いけど小ぶりで酸味もほどよく食べやすくて、シロップ煮にも適していて、こんなに楽しめる柑橘だとは知りませんでした。今が旬のデコポン(しらぬい)の親でもあるのだそう。

しっとりしたポンカンとサワークリームのチーズケーキがベストマッチ。

来年もまた作って食べたいです。

<材料> 直径18センチ1個

ポンカンのシロップ煮

  • ポンカン 1個(120g)
  • グラニュー糖 25g
  • 水 25ml

クッキー台

  • 薄力粉 20g
  • コーンスターチ 15g
  • アーモンドプードル 5g
  • きび糖 18g
  • 塩 ひとつまみ
  • 無塩バター 20g
  • 太白ごま油 8g
  • 卵 4g

チーズケーキ

  • クリームチーズ 200g
  • 細粒グラニュー糖 90g
  • 塩 ひとつまみ
  • 自家製サワークリーム(生クリーム200mlにヨーグルト20gを加えて発酵させたもの) 170ml
  • レモン汁 小さじ1
  • 薄力粉 10g
  • コーンスターチ 18g
  • 卵 100g
〈作り方〉
  1. ポンカンのシロップ煮を作ります。塩で撫で擦って水で洗い、3〜5ミリ幅の輪切りにします。種を爪楊枝で丁寧に取り除きます。
  2. ホーロー鍋に並べてグラニュー糖を振りかけて、水を加えます。
  3. 円形にカットしたオーブンペーパーで覆い、さらに鍋のフタを少し開けて、沸騰したら20分とろ火で煮ます。火を止めたらそのまま冷まします。
  4. クッキー台を作ります。粉類を小ボウルに入れて泡立て器でふんわり混ぜ合わせます。
  5. 中ボウルにバターと太白ごま油と砂糖を混ぜ、溶き卵と塩を加えて混ぜます。
  6. 粉類をザッと加えてヘラで切るようにまぜたら、台にオーブンシートを敷いた上にまとめます。
  7. このタイミングでオーブンを180度15分にセットします。
  8. まとめた生地の上にさらにオーブンシートを重ねます。ケーキ型の底をオーブンシートの上に当てて押しながら生地を平らに丸くのばし、爪楊枝でクッキー地に均等に穴を開けて、天板に移します。
  9. 180〜170度で15分焼きます。
  10. 冷めたらケーキ型の底をクッキーにあてて、クッキーの周りの余分なところを切り落とします。型よりも気持内側を鋭利なナイフの先で軽く何度も引いてカットするのがポイントです。
  11. ケーキ型の底に丸くカットしたオーブンペーパーを敷き、その上にクッキー地を乗せます。型の側面内側に繰り返し使えるオーブンシートを巻き、型の外周りをアルミホイルで包んでおきます。
  12. チーズケーキを作ります。中ボウルにクリームチーズとグラニュー糖を入れて、熱めのお風呂程度の湯せんにかけて、泡立て器でなめらかになるまでよく混ぜます。
  13. 別の中ボウルにサワークリームを入れて、溶き卵を数回に分けて加えて泡立て器でよく混ぜ、レモン汁を加えて混ぜ、ふるっておいた薄力粉とコーンスターチを加えてさらに混ぜます。
  14. オーブンを180度60分にセットして予熱を開始します。
  15. サワークリーム生地を、クリームチーズのボウルに加えてなめらかにします。一度ザルで漉してから型に流し入れます。
  16. 型よりもひとまわり大きい耐熱皿に型を入れ、型の下から1/3ほどの高さまで40度(熱めのお風呂)程度の湯をそそぎます。
  17. 180度で50分焼きます。
  18. 生地が焼き上がったところで一度オーブンから取り出し、ポンカンのシロップ煮を上面に並べて、湯煎なしでさらに10分焼きます。
  19. オーブンから取り出してしっかり冷めてから型から外して、すっぽり入る保存容器に移して冷蔵庫で一晩冷やして切り分けます。
ポンカンほぼまるまる1個使いました。
2月 292020
 
自家製サワークリームのスフレチーズケーキ

おうちで好きな物を作って食べる…という当たり前のことが楽しい。
いつものチーズケーキを作ろうと思ったら、家にあるクリームチーズの量が少なく、それにあわせて材料を調整。それでもやっぱりクリームチーズが少なかったかなぁ。とても軽い口当たりになりました。
イズニーAOP無塩バターを使ったクッキー台が、地味においしい!
ストウブで炊いた粒あんを添えて。

〈材料〉直径15センチ型

クッキー台生地

  • 薄力粉…40g
  • アーモンドプードル…4g
  • きび糖…18g
  • 粗塩…ひとつまみ
  • 無塩バター…28g
  • 卵…7g

チーズケーキ生地

  • クリームチーズ…150g
  • 細粒グラニュー糖…40g
  • 塩…ひとつまみ
  • サワークリーム…130ml
  • バニラエッセンス…数滴
  • 薄力粉…13g
  • コーンスターチ…8g
  • 卵…2個(102g)
  • 卵泡立て用のグラニュー糖…15g

<作り方>

1. サワークリームを作ります。低脂肪の生クリーム200gの容器に直接ギリシャヨーグルト20gを加えて振り混ぜて、40度で7時間ほどおき、冷蔵庫で保存しておきます。

2. クッキー台の生地を作ります。ケーキ型にサラダオイルを塗っておきます。ボウルにバターをクリーム状にして、きび糖を加えて混ぜます。

3. 卵と塩を加えて混ぜます。

4. 粉類を小ボウルに入れて泡立て器でふんわり混ぜ合わせます。

5. 3に4をザッと加えてヘラで切るようにまぜたら、台にオーブンシートを敷いた上にまとめて、丸く伸ばします。

6.ケーキ型の底に乗せて厚みを均等に伸ばします。

7. フォークでクッキー地に均等に穴を開け、180度に予熱したオーブンで15分焼きます。

8. 平らな台にのせ、冷まします。

9. ケーキ型の内側に薄くサラダオイルを塗り、ケーキ型の底に合わせてオーブンシートをカットして、クッキー地を重ねます。

10. チーズケーキ生地を作ります。クリームチーズを室温に戻し、泡立て器で柔らかく練り、細粒グラニュー糖を加えてなめらかになるまでよく混ぜ、卵黄を加えて混ぜます。

11. バニラエッセンス、サワークリームの順に加えて、その都度よく混ぜます。

12. 粉類を茶こしでふるいながら加えたら、よく混ぜてラップをかけて室温で小一時間休ませます。

13. ボウルに卵白とグラニュー糖を加えて、しっかりと泡立てます。

14. 12に泡立てた卵を加え、泡立て器で混ぜます。

15. オーブンを180度に余熱し、天板に熱湯を1リットル注ぎます。

16. ケーキ型に生地を高い位置から流し込み、気泡を抜き、型の下に皿を敷いてオーブンに入れ、160〜150度で40分焼きます。

17. オーブンから取り出し、冷ましてから型ごとポリ袋に入れて冷蔵庫で一晩寝かします。型から取り出して切り分けます。

1月 072020
 
自家製サワークリームのミックスフルーツパン

ドライミックスフルーツと自家製サワークリームが少し残っていたので活用。ミックスフルーツが甘いので、スイーツのよう。おせちに飽きた今年最初のパン作り。美味しくいただきました。

材料 7個分 

  • 強力粉 200g
  • きび糖 15g
  • ドライイースト サフ青 3g
  • 浄水 110ml
  • サワークリーム 35g
  • 無塩バター 10g
  • ドライミックスフルーツ 100g

作り方

  1. 生クリーム200mlにヨーグルト20ml加えて42度で7時間発酵させてサワークリームを作って冷やしておきます。
  2. ミックスフルーツはオイルが付いているものは熱湯で洗い落として、ペーパータオルの上で水気をとっておきます。
  3. ボウルに塩以外の粉類を入れて泡立て器で混ぜて、人肌の水とサワークリームを加えてニーダーでこねます。
  4. 塩を加え、バターを加えて滑らかになるまでこねます。
  5. 打ち台に取り出し、生地にミックスフルーツを一掴みまぶしてはたたみ、まぶしてはたたみを繰り返して、フルーツがはみ出さないように丸めます。
  6. 30度で1時間、一次発酵。
  7. ガス抜きをして生地を取り出して、7分割します。
  8. 丸めてフタをして20分ベンチタイム。
  9. 丸め直し、表面にグラニュー糖をまぶして、35度で2次発酵。
  10. オーブンを200度で余熱します。
  11. パンの表面にハサミで切り込みを入れて、くぼみにバターを置きます。
  12. 180℃で15分焼きます。
1月 072012
 

おなじみのNYチーズケーキ。サワークリーム、クッキー台も自家製です。

低脂肪の生クリームを使って自家製サワークリームを作り、クリームチーズと砂糖の量も少なめですが、隠し味のホワイトチョコレートと、低温でじっくり蒸し焼きにするので味が凝縮されて重厚感と満足感が味わえる一品です。

コンデジで撮影してGIMPで補整したNYチーズケーキ

コンデジで撮影してGIMPで補整したNYチーズケーキ

レシピには関係無いですが、上図はキャプションにあるとおり、compact digital cameraで撮影したものを、フリーの画像編集ソフトのGIMPで補整したものです。

元の写真はというと、下図になります。

コンデジで撮影したNYチーズケーキ

コンデジで撮影したNYチーズケーキ

暗くて青っぽいし、これではおいしそうに見えません。
一応マクロで、背景もいくぶんぼけているのですが。

写真の縦横比も3:2。今となっては古くささを感じさせる比率です。
16:9とまではいかなくても、すくなくても3:2くらいに横長にしたいところです。

ちなみに下図は、同じ構図を一眼で撮影したものです。

一眼で撮影したNYチーズケーキ

一眼で撮影したNYチーズケーキ

そのままでもいけそうですが、それでもちょっと暗い印象。もう少し赤みを取って明るくしたい気分。

ということで、コンデジの写真を上記のような一眼の写真のように背景をぼかして、色と明るさを調整し、仕上げにシャープさを出して仕上げたのが下記の写真になります。

コンデジで撮影してGIMPで補整したNYチーズケーキ

コンデジで撮影してGIMPで補整したNYチーズケーキ

ということで、ここからがレシピです。

<材料>

サワークリーム

  • 低脂肪生クリーム…200ml
  • ケフィアの素…小さじ1/5程度

クッキー生地

  • 無塩バター…30g
  • 粉砂糖…15g
  • 卵黄…1/2個
  • 牛乳…小さじ1
  • 薄力粉…50g

ケーキ生地

  • クリームチーズ…180g
  • ホワイトチョコレート(クーベルチュール)…20g
  • きび糖…30g
  • 塩…ひとつまみ
  • サワークリーム…125g
  • バニラエッセンス…数滴
  • レモン汁…大さじ1
  • コーンスターチ…大さじ1
  • 卵黄…1と1/2個
  • 卵白…1個
  • グラニュー糖…10g

 

<作り方>

  1. サワークリームを作ります。生クリームにケフィアの素を入れて、室温で丸一日発酵し、固まっていたら冷蔵庫で保存します。
  2. クッキー地を作ります。泡立て器でバターを柔らかく練り、粉砂糖を加えてよく混ぜます。卵黄、牛乳を加えてはよく混ぜ、薄力粉を振り入れたらヘラで切り混ぜながらまとめます。ラップに包んでまとめて、冷蔵庫で1時間休ませます。
  3. 麺棒で平たくして、ケーキ型の底よりも少し大きめに広げて、菜箸の先で穴を均等に開けます。
  4. 170度のオーブンで20分焼き、冷まします。
  5. ケーキ型の底をクッキーにあてて、爪楊枝で切り取り線のように穴をあけてクッキーの余分なところを切り落とします。
  6. ケーキ型の底に合わせてオーブンペーパーを丸く切って底に敷き、クッキーを入れます。またはケーキ型に薄くバターを塗って粉を振り、はたいてからクッキーを入れます。
  7. クリームチーズを室温に戻し、泡立て器で柔らかく練り、きび糖を加えてなめらかになるまでよく混ぜます。
  8. 塩、サワークリーム、バニラエッセンス、サワークリーム、レモン汁、卵黄の順に加えて、その都度よく混ぜます。
  9. コーンスターチをふるいにかけながら加えたらヘラで切るようにさっくりと混ぜ、30分休ませます。
  10. 卵白を泡立て、途中でグラニュー糖を加えて7分立てにします。
  11. オーブンを150度に余熱し、天板に熱湯を注ぎます。
  12. ケーキ型に生地を流し込み、気泡を抜き、型の下に皿を敷いてオーブンに入れ、150度で60分、さらに200度で10分焼きます。
  13. オーブンから取り出し、冷ましてから冷蔵庫で一晩寝かし、型から取りだし切り分けます。お好みでメープルシロップをかけていただきます。