10月 292014
 

来週から仕事でチロリアンな国に渡航するので、ずーっと懸案だったビリーとジョニーの服を完成させました。

ビリーとジョニーにチロリアンな服を作りました

ビリーとジョニーにチロリアンな服を作りました

こびとさんたちが服を作ってくれるわけもなく…。ちくちくこつこつ作り始めました。

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その間に彼らの服を洗濯。

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彼らもお風呂に入って、乾くまで洗濯干しネットで日光浴。

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服ができあがりました〜!DSC08865

5月 162014
 

3月25日。
お得なチケットで、ビリーとジョニーがミュンヘンに行ってくるとのこと。

グラーツ発早朝5時30分のザルツブルク行き。先日ザルツブルクに出発した時と全く同じ列車です。ザルツブルクからミュンヘンに行く普通列車に乗り換えてミュンヘンを目指すことになります。

早朝のグラーツ駅前再び。

早朝のグラーツ駅前再び。

ミュンヘンに行こうと思ってチケットを普通にオーストリア鉄道で手配すると、グラーツからミュンヘンの往復が178.8ユーロ(片道89.4ユーロ)掛かります。ところが、ミュンヘンのあるドイツ鉄道(DB)で手配しますとなぜか安くなり、170.8ユーロとなります。

ところが、ドイツ鉄道が発売している「バイエルンチケット」を使うと、ザルツブルクからミュンヘンの往復は、1日に限り、かつ特急列車に乗らない限り、23ユーロで済みます。日本で言う周遊券みたいなもので、バイエルン地方の駅なら何回乗り降りしても、上記条件では23ユーロで済むんですね。

そのバイエルンチケットに、オーストリアのザルツブルクが含まれており、ザルツブルク出発でミュンヘンへの往復でも、このチケットが使えるんです。

と言うことで、グラーツからミュンヘンへの直行列車は特急列車なので、ザルツブルクで鈍行に乗り換えることになりますが、30分も余分に掛からないので、これはこれで別の列車の旅を味わいたいというのであれば、バイエルンチケットの活用がおすすめです。

グラーツ発ザルツブルク行きの特急列車。

グラーツ発ザルツブルク行きの特急列車。

グラーツからミュンヘンの旅費としては、グラーツからザルツブルクのチケットが往復96.4ユーロ(片道48.2ユーロ)ですが、あらかじめオーストリア鉄道の「VORTEILSCARD CLASSIC」に入会(99ユーロ)していたので、オーストリア鉄道の分は半額になり、71.2ユーロがグラーツからミュンヘンへの旅費となりました。

車窓からの風景。

車窓からの風景。

ちなみに、この「VORTEILSCARD CLASSIC」は、オーストリア以外の国の人でも入会できますし、有効期間が1年間なので、あとどれくらいオーストリア鉄道に乗車するかを考えて、99ユーロの入会金でも元が取れる程乗車するようでしたら入会した方がお得です。

ザルツブルク中央駅からミュンヘン中央駅行きに乗り継ぎ。

ザルツブルク中央駅からミュンヘン中央駅行きに乗り継ぎ。

ただ、入会しても会員カードは現地では受け取れませんので、iPhoneやAndroidのスマホでオーストリア鉄道のオフィシャルアプリ(OBB Ticket)をダウンロードし、「meineOBB」から「VORTEILSCARD」を表示させて、会員証代わりにします。

ザルツブルクからミュンヘンまでの路線図。

ザルツブルクからミュンヘンまでの路線図。

車内で車掌さんの検札を受ける際は、会員本人だと証明するためにこのスマホの画面とチケットに加え、パスポートも見せて本人だと証明することになります。まあ、ちょっと手間が掛かりますが、十分お得に旅が出来ますので、オーストリア鉄道に何回も乗車するようでしたら(特に長距離)、入会する価値はあると思います。

ミュンヘン行きのローカル線。国境越えるよ−!

ミュンヘン行きのローカル線。国境越えるよ−!

5月 042014
 

3月24日月曜日。
デパートを出たあとは、時計台のあるシュロスベルク(城山)へ向かいます。これが2回目になります。
いろいろな登山ルートがあり、前回は南西の階段ではぁはぁいいながら一気に登りました。
今日はもう一度訪れることになるのですが、まずはリフトを使って登ることにしました。

シュロスベルクの案内掲示板。

シュロスベルクの案内掲示板。

リフトへの入り口。

リフトへの入り口。

粗く掘削しただけのような洞窟が奥深く続いていて、その先にリフトがあります。

洞窟の奥のリフト乗り場。

洞窟の奥のリフト乗り場。

途中にはトンネルが。シュロスベルク周辺には洞窟の入り口がいくつかありました。
そういえば先日、グラーツの先達の方から、街には防空壕があちこちにあって、今でもそれをいろいろな目的で利用しているという話を聞いていました。
子どもの頃、田舎の草むらの中にある崩れかけた防空壕跡を見たことがありますが、それとは全く印象の違うしっかりした作りだなぁと思いました。

スペースマウンテンかスターツアーズみたいです。

スペースマウンテンかスターツアーズみたいです。

リフトは1.10ユーロ。

リフトは1.10ユーロ。

チケットのバーコードをかざしてバーを押して入ります。

チケットのバーコードをかざしてバーを押して入ります。

リフトが降りてくるところ。近未来的でかっこいい(笑)。

リフトに乗ってシュロスベルクへ上ります。ラクです〜。40秒ほどで上れちゃいます。

時計台から南東方向。手前にマウソレウム(霊廟・手前)、向こう側にドームが見えています。左側が王宮。

桜と時計台。

桜と時計台。お城と桜のような、日本人が好きそうな構図になりました。

桜と時計台。お城と桜のような、日本人が好きそうな構図になりました。

東側を撮影したパノラマ。

東側を撮影したパノラマ。

さっきK&Oデパートの地下のSPARで搾汁したオレンジジュースをここで飲みました。甘くてフレッシュでビックリ!  美味しくてもっと飲みたくなりました。

時計台とSPARで搾汁したオレンジジュース。

時計台とSPARで搾汁したオレンジジュース。

時計台を望むお気に入りの場所で記念撮影。

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今回は時計台の南西側の階段を使って下山します。

03-24-35かわいい屋根をジオラマ風にしてみました。

赤い屋根をジオラマ風に。

赤い屋根をジオラマ風に。

4月 222014
 

3月22日(土)朝5時25分。

早朝のフランクフルト行きの列車に乗って、4時間かけてザルツブルクへ向かいます。

夜明け前のグラーツ中央駅前。いい天気です。

夜明け前のグラーツ中央駅前。いい天気です。

チケット販売機で購入して駅構内に。改札機はありません。ホームに直結していてそのまま列車に乗り込めます。

駅の構内。地上から直接と地下からホームに続いています。

駅の構内。地上から直接と地下からホームに続いています。

線路からホームまでの高低差はとても低く30センチ程度かしら。そのぶん列車のステップが高いところにあります。昔の雪国の列車みたいです。

フランクフルト行きの列車。

フランクフルト行きの列車。

車両の「2」は2等車両を意味しています。DBはドイツ鉄道。オーストリア連邦鉄道はÖBBなのですが、フランクフルト行きの列車でドイツ国境をまたぐため、ドイツ鉄道の列車が使われているのですね。

1車両の長いこと! 新幹線よりも長い気がしたので調べてみたら、ドイツ鉄道の客車は26.5mで、日本の新幹線は25mだそうです。

2等車両。

2等車両。

シートの向きがユニークです。車両の数カ所にテーブルを挟んで向かい合った席があり、車両の2カ所くらいにクリアなしきりがあり、それを背にして、それぞれシートの向きが出入り口の方を向いています。
なので車両の半分のシートが進行方向に向かって背を向けることになります。

出発!

出発!

発車してまもなく夜が明けてきました。畑を靄が覆う光景に、思わず声をあげてしまいました。

朝靄に覆われた風景。映画みたいだ〜。

朝靄に覆われた風景。映画みたいだ〜。

しばらくすると車掌さんがまわってきて検札をします。

車窓からの日の出。

車窓からの日の出。

アルプスの山々が遠くに見えます。チロルのような(まだ見たことはないけど)車窓にうっとり。

スイッチバックは2回あります。初めての経験です。一瞬引き返すのかと思ってあせりましたけどね(O_O)

アルプスだ〜!

アルプスだ〜!

列車室内ドアは、ハンドルに手をかけて少し引っ張る半自動。閉じるときも半自動かと思って、何度も必死で引っ張っても閉じ無くて、もがき疲れて放って置いたら自動で閉まりました。(^^;)
端から見ていたらコントだと思われただろうなぁ。数秒間放っておけば自動で閉まります。

出入り口付近。飛行機みたい。

出入り口付近。飛行機みたい。

トイレはおもしろい。室内はブルーグリーンが基調で広いです。水洗はや後ろの壁にあるボタンを押します。どのボタンも小さくて、まるで脱出ゲームのアイテムを探すかのよう。これ押したらどうなるんだろう?的なドキドキ感満載!
水洗ボタンを押すとシュパーッっと飛行機並に噴出力がものすごくて、洗面台で手をかざすとなんと粉石けんがパフッと出てきて笑いました。手洗いボタンを押すとお湯が出ます。

トイレの中。

トイレの中。

コンパートメントの車両もあります。ヨーロッパというとこういうイメージが強かったのですが、コンパートメントは一部しかありません。

コンパートメント。欧州の列車というとこのイメージが強いです。これも2等車両。

コンパートメント。欧州の列車というとこのイメージが強いです。これも2等車両。

4時間の旅は長いのですが、とてもリラックスして飽きることはありませんでした。
朝食は車内販売のカプチーノと、昨日食べ残して持ち込んだマクドのハンバーガー。

車内販売のカプチーノ。おいしいです。3ユーロだったかな? トレーにエスプレッソと共に数個のせて通路を歩いて販売しています。

車内販売のカプチーノ。おいしいです。3ユーロだったかな? トレーにエスプレッソと共に数個のせて通路を歩いて販売しています。

列車はガタンゴトンいいません。とても静かにスムーズに走るので快適です。
高速列車ですが、坂のきついところはとてもゆっくりです。

今回の旅の仲間。ビリー、ジョニー、デビたん、キャンたん、ねむたん、三太、リーダー、おむたん、ちび太、チロたん。

今回の旅の仲間。ビリー、ジョニー、デビたん、キャンたん、ねむたん、三太、リーダー、おむたん、ちび太、チロたん。

車窓に突然こんな感じでお城が現れる。

車窓に突然こんな感じでお城が現れる。

世界の車窓から。

世界の車窓から。

ザルツブルクHBFに到着です。

ザルツブルク・ハウフトバーンホフなのかな。

ザルツブルク・ハウフトバーンホフなのかな。

ホームが明るくてそして長い。ゴミ箱の分別のカラーがきれい。

ホームが明るくてそして長い。ゴミ箱の分別のカラーがきれい。

車両までの階段が高い。

車両までの階段が高い。

4時間共にしたこの車両は、このあとフランクフルトに向かいます。それはそれは先の長い旅です。いってらっしゃーい!

駅構内。とても新しくてきれい。

駅構内。とても新しくてきれい。

駅舎。最近で来たばかりなんでしょうね。歴史ある街なのに新しくて不思議な感じ。

駅舎。最近で来たばかりなんでしょうね。歴史ある街なのに新しくて不思議な感じ。

グラーツ中央駅からザルツブルク中央駅のルート

ザルツブルク中央駅(Salzburg Hbf)

4月 212014
 

お昼は中央駅のマクドナルドへ。グラーツのマクドはこれが初めて。

CMでも、街の看板でも緑色を強調していて、ヘルシー路線を意識しているようです。現地の人の話では、こちらではマクドナルドができるときに反対運動が繰り広げられたとのこと。遺伝子組み換え食品にはとにかく敏感だと聞きました。

で、オーストリアのマクドの味ってどうなんだろう?ということで、定番のビックマック。
それととても目立っていた、ビッグマックよりも大きいBig Tastyも注文してみました。

ビリーとジョニーのビッグマックとBig Tasty。

ビリーとジョニーのビッグマックとBig Tasty。

日本のようなセットが無いので、ドリンクとポテトも個別に注文。価格も高い印象。100円マックに相当する1ユーロマックもありますけど、円に換算すると140円マックになっちゃいますもんね。

左がビッグマックで右がBig Tasty。ビッグマックの1.5倍はある。

左がビッグマックで右がBig Tasty。ビッグマックの1.5倍はある。

味はどこでも食べても一緒。ビッグマックはビッグマックでした(笑)。レタスがボロボロこぼれるのもいっしょ。

お腹はすいていたものの、かなり疲れていたのであまり食べられませんでした。残りは明日の列車内での朝ごはん用にお持ち帰り。

一息ついたら中央駅から朝とは逆方向のトラム乗り場から1番の「Eggenberg」行きに乗って、西のエッゲンベルグ城に向かいます。
降車の停留所はその名も「Schlosspark Eggenberg」。公園を囲む塀に沿って進むと、入り口の門があります。

鉄門の向こうにエッゲンベルグ城が!

鉄門の向こうにエッゲンベルグ城が!

公園の入場料は2ユーロ。ここでもチケット売り場のおじさまが、日本人だと認識してくださって、英語で場内の展示は工事中で見られないとの詳しい説明と、日本語のパンフレットを手渡してくれました。もちろん笑顔でのお礼を忘れずに。

日本語版パンフレット。おお〜! 日本語表記は嬉しい!
場内には「日本の間」があり、1600年代にオランダ商人から購入したという、豊臣期の大阪図屏風が壁の装飾として組み込まれているのだそう。

日本では大阪夏の陣でこの時代の資料が焼失してしまったけれど、唯一この屏風絵だけがエッゲンベルク城に数世紀にわたり保存されていたということです。
エッゲンベルク城は日本国外の城としては唯一、大阪城と友好城郭提携を締結したお城だそうですよ。
ああ、ぜひまた訪れて屏風絵を見たいものです。

お城は左右対照的できちっとした四角形の箱のような形で、日本人が好みそう。

エッゲンベルグ城。

エッゲンベルグ城。

エッゲンベルグ城は、ハンス・ウルリヒ・フォン・エッゲンベルク候爵が1625年に建築に着手し、365個の窓は一年を表しているなど、天文・宗教・人文主義的な世界観を表現した建築物なのだそうです。グラーツが古くから教養あふれる街だったという象徴ですね。今でもグラーツには多くの大学関係者が居住しているのだそうです。

庭園文化財の広い公園内にはあちこちにクジャクがいます。甲高い声で鳴くのですぐわかります。

優雅です。

優雅です。

城の内部はドラクエかゼルダの世界。入ってすぐに聖なる泉が…?

昼間は明るくていいけど、今回は室内の様子はわかりませんが、夜は怖いだろうなぁ。実はお城や教会は苦手です。あまりにも古い歴史が重くのしかかってくるようで。

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階段を上り下りするときには思わず「ザッザッザッ」と擬態音を言ってみたり。

お城をぐるりとまわるだけでも結構歩きます。

エッゲンベルク城の裏側。このアングルってゲームではよく見てたので、初めてって気がしない。

エッゲンベルク城の裏側。このアングルってゲームではよく見てたので、初めてって気がしない。

ベンチで一休みしてから、エッゲンベルク城を後にしました。

誰が勇者になるかで一騒動。

誰が勇者になるかで一騒動。

ぶらぶらと中央駅に向かって歩いて行くと、戦闘機見つけました。
こんなものが柵で囲まれることなくどどーんと置いてあるなんて!(O_O)

戦闘機見つけました。

戦闘機見つけました。

SAAB 35 Draken(サーブ 35 ドラケン)というスウェーデンのサーブ社の戦闘機だそう。「Draken」はドラゴンの意味だそう。オーストリア空軍で採用されていたけれど、2005年に全機退役したということです。

FH JOANNEUMという大学構内の一画で展示しているようです。

大学構内の展示物のようです。

大学構内の展示物のようです。

さらに東に向けて歩いて行くと、こんな怪しげな看板も。入ってみたいような気も…。

その先にLiDLというスーパーマーケットを見つけました。あちここちで見かけた名前だったので、とりあえず入ってみると、ディスカウントスーパーでした。

この看板が目印。

この看板が目印。

お店は小さそうでも品揃えは豊富で安い!

お店は小さそうでも品揃えは豊富で安い!

外にある大きなカートを押して店内に入ると、まず最初にパンのコーナーがあって、ケースの中からワイヤー製の桑みたいな器具を使ってお目当てのパンを書き出すようにいして引きずり出し、紙パックに入れます。これが大きくて安くてビックリ! アップルパイとドーナツをいただきました。おいしかった!

生鮮品もおもしろい。アーティチョークありました。安かったなぁ。

生鮮品もおもしろい。アーティチョークありました。安かったなぁ。

アパートだったらいろいろ調理できてそれもおもしろいだろうなぁ。

LiDLすぐそばの停留所からトラムでHauptbahnhofまで戻りました。まだ早い時間でしたが、さすがに歩き疲れたので、ホテルに戻りゆっくり休みました。

シュロスシュパーク エッゲンベルク(Schlosspark Eggenberg)

LiDL(ディスカウントストア)