4月 012015
 

イーストを少なめに、12時間以上の時間をかけて作った低温発酵の1斤ぴったりの角食パンです。

低温発酵の一斤ぴったり角食パン

低温発酵の一斤ぴったり角食パン

まだ腰に力を入れられないので、こねはHBにお任せです。天然酵母の生地コースを選んで、こねの時間は短めにしました。

低温発酵の一斤ぴったり角食パン

低温発酵の一斤ぴったり角食パン

低温発酵はとっても素直な味。
角食型ぴったりだと生地がきめ細かいのがいいですね。そこがHBの食パンとは明らかに違うところ。

今度は1.5斤に挑戦してみよう。 

 <材料>角食型1斤分

  • 強力粉…280g
  • きび糖…20g
  • 塩…5.5g
  • ドライイースト…小さじ1/4
  • 水…110ml
  • 牛乳…88ml
  • 無塩バター…10g

<作り方>

  1. ボウルに強力粉、きび糖を入れて泡立て器でふんわり混ぜておきます。
  2. 水と牛乳を合わせて、レンジで35度に温めます。
  3. 2を大さじ1ほど取り分けて、ドライイーストを振り入れます。
  4. HBのパンケースに水と牛乳、塩、粉類、イーストの順に入れて、天然酵母パン生地コースをスタートします。
  5. 生地がまとまったところでバターを加えます。
  6. こねが終わったら、生地を取り出し丸めて中ボウルに入れてぴったりラップをし、ボウルごとポリ袋に入れて密封して、冷蔵庫の野菜室でオーバーナイトもしくは6〜7時間1次発酵。
  7. 生地が1.5倍ほどに膨らんでいたら室温(24度)に2〜3時間かけて戻します。
  8. 生地が2倍に膨らんだらガス抜きをして取り出し、2等分して丸めて15分ベンチタイム。
  9. 食パン型の内側にオイルスプレーをかけ、打ち粉をして余分な粉をはたき、冷蔵庫で冷やします。
  10. 生地を丸くのばして三つ折りにして、くるくる丸めて閉じ、食パン型に並べて軽くふたをします。
  11. スチームオーブンの35〜40度で60〜90分二次発酵。
  12. 食パン型の8分目まで膨らんだら、パン型のふたをして、200度20分 180度10分焼きます。
  13. 型ごと落として空気を入れ換えて取り出して、冷めてから切り分けます。

使用した1斤食パン型は、以前は泣きたくなるほど型に生地がくっつきまくっていたのですが、改めて高温処理して、焼く前には型の内側にオイルスプレーと打ち粉をして余分な粉をはたき、冷蔵庫で冷やすという工程で、焼き上がりはスルッと気持ちいいほど型離れするようになりました。

3月 262015
 

流行の塩パン。まだお店でも食べたことがないのです。知っている情報といえば、

  • 真ん中に穴が開いているらしい
  • 相当なバターが使われているらしい

くらいなのですが、食べてみたい。なので少量を試しに作ってみました。

塩パン

塩パン

<材料>5個分

  • 強力粉…140g
  • 全粒粉…20g
  • きび糖…5g
  • 塩…2.4g
  • ドライイースト…2.4
  • 牛乳…65ml
  • 水…50ml
  • ココナッツオイル…10g
  • 無塩バター…3g×5=15g
  • 溶き卵…少量
  • 粗塩…ほんのひとつまみ×5

<作り方>

  1. 中ボウルに強力粉、全粒粉、きび糖を入れて、泡立て器でふんわり混ぜ合わせておきます。
  2. HBのパンケースに、少し温めた牛乳と水を入れ、塩、1の粉類、ドライイーストの順に入れ、こねを開始します。
  3. まとまっってきたところでココナッツオイルを投入します。
  4. 捏ねが終わったら、生地をボウルに移し、ラップをして暖かいところで60分1次発酵。
  5. 2倍の大きさになったら軽くパンチをして取り出し、5等分して丸めて15分ベンチタイム。
  6. 生地を二等辺三角形に伸ばし、3gにカットしたバターを底辺の際に置き、生地でバターを巻き込みながら両手を内側から外側に向けて、逆八の字を描くようにして、生地を外側に伸ばしながら先端まで巻きます。
  7. 両端を寄せてエビのように形成し、スチームで温めたオーブンで40分2次発酵。
  8. 200度に予熱し、生地に溶き卵を塗り、粗塩をほんのひとつまみずつ振りかけます。
  9. 200度で20分焼きます。

バターの量が少な過ぎて、小さい穴しか開きませんでした^^;

塩パンの断面

塩パンの断面

1個につき少なくても10gはバターを包み込まないと、空洞にはならないのかも。でもこれ以上脂っこいのは食べたくないなぁ。

焼き上がりのオーブンペーパーには油が残っていました。バターくささがなかったので、生地中のココナッツオイルが脱脂しちゃったのかな?

味は外側パリッとして、中身が柔らかいプリッツェルを食べているようでした。

実に久しぶりにパンの焼けるいい香りが室内にたちこめて、気持ちも少し解放されました。

1週間後に、スナモのベーカリーで見つけました、塩パン。プレーンと黒ごまの2種を購入。

パン屋さんの塩パン

パン屋さんの塩パン

切ってみました。あれ?思いの外穴が小さい。

パン屋さんの塩パンの断面

パン屋さんの塩パンの断面

食感はソフトなクロワッサン。味は、表面はぴりっとしょっぱくて、中は少しマーガリンの味がしたくらい。

想像していた味に近かったです。個人的な好みで言えば、中のマーガリンはなくても十分です。

ここのパン屋さんのは黒ごまの塩パンがおいしい。まねして作ってみよう!

3月 252015
 

クマを描いたデコ蒸しパン。今回はヘルシーシェフのスチームレンジを使ったのですが、食感的には鍋で蒸した方が好きだなぁ。

グリル皿ふたを開けた瞬間、笑いました。

くまのデコ蒸しケーキ

くまのデコ蒸しケーキ

まだ腰の痛みはあるものの、薬を飲まずに過ごせるようになり、リハビリのつもりで少しがんばって作っている状態なので、全然レベル低いです。クマの質感が粗く、凹凸感が筋肉質に見えて、ぶはっと笑ってしまいました。 笑うと、こ、腰がァァ・・・( ̄◇ ̄;)

<材料>カップケーキ型6個分

  • 薄力粉…100g
  • ベーキングパウダー…小さじ1
  • 塩…小さじ1/8
  • 卵…1個
  • グラニュー糖…60g
  • 牛乳…80g
  • ココナッツオイル…20g
  • バニラエッセンス…数滴
  • ココア…小さじ1/2

<作り方>

  1. 小ボウルに薄力粉、ベーキングパウダー、塩を入れて、泡立て器でふんわり混ぜ合わせておきます。
  2. 小皿にココナッツオイルを入れて、レンジで溶かしておきます。
  3. 中ボウルで卵を溶き、グラニュー糖を加えて混ぜ、牛乳を、少しずつ加えて混ぜます。
  4. 溶かしたココナッツオイルとバニラエッセンスを入れてよく混ぜ、1.の粉類をバサッと加えて、泡立て器でよく混ぜます。
  5. 生地を大さじ3ほど小ボウルに取り出し、小麦粉小さじ1を加えて混ぜ、大きいコルネに入れます。さらに生地を小皿に小さじ1取り出し、ピンクのアイシングカラーを爪楊枝の先につけて混ぜ、薄力粉を小さじ1/2ほど加えて混ぜて粘性を出し、小さいコルネに移します。プレーン生地も小さじ1/2入れておきます。
  6. グリル皿にペーパータオルを2枚敷き、そこにオイルスプレーをかけたシリコン型を置いてプレーンな生地を6等分して注ぎ、トントン叩いて気泡を出します。
  7. プレーン生地の上にココア生地でクマを描き、プレーン生地とピンク生地で描き重ねます。
  8. 給水タンクに水を入れて、グリル皿に蓋をしてレンジにセットし、オートの「蒸しパン」でスタートして蒸しあげます。
3月 042015
 

雨の夜にギネスを使ったチョコレートケーキを作りました。アイルランドのケーキだとか?
とくにお酒の味はしないのですが、ココアの苦みと相まって、深みのある大人の味。

真夜中のスタウトケーキ

真夜中のスタウトケーキ

<材料>20センチ角型

  • スタウト(ギネス)…120ml
  • 無塩バター…70g
  • ココナッツオイル…50g
  • ココアパウダー…40g
  • 薄力粉…125g
  • 細粒グラニュー糖…130g
  • ベーキングパウダー…小さじ1
  • 塩…小さじ1/8
  • 卵…大1個(60g)
  • 牛乳もしくはヨーグルト…50ml

<作り方>

  1. 型の内側にオイルを塗り、型紙を入れておきます。
  2. 中ボウルにココア、薄力粉、グラニュー糖、ベーキングパウダー、塩を入れ、泡立て器でふんわり混ぜておきます。
  3. 小鍋にスタウトとバターとココナッツオイルを入れて火にかけて混ぜ、油類が溶けたら火から下ろし冷ましておきます。
  4. 大ボウルに卵を溶き、牛乳もしくはヨーグルトを加えて混ぜ、さらに小鍋の液を加えてよく混ぜます。
  5. 4に2の粉類をバサッと入れて、泡立て器で手早くしっかり混ぜ合わせます。
  6. オーブンを180度に予熱して、生地を型に流し込みます。
  7. 170から160度で30分焼きます。

一晩冷ましてから、チョコレートをコーティングして、チョコレートスタウトケーキに仕上げました。

チョコレートスタウトケーキ

チョコレートスタウトケーキ

<材料>チョコレートコーティング用

  • スイートチョコレート…80g
  • 牛乳…30ml
  • インスタントコーヒー…小さじ1/4

<作り方>

  1. 小鍋に全ての<材料>を入れて、湯煎にかけ、混ぜながらチョコレートを溶かします。
  2. チョコレートをスタウトケーキの上から流しかけて、ヘラでなだらかにします。
  3. 冷蔵庫でチョコレートを冷やし固めてから切り分けます。
チョコレートスタウトケーキ

チョコレートスタウトケーキ

2月 252015
 

低温発酵の生地で、エメンタールとチェーダーの2種のチーズと明太子を巻いて焼きました。

低温発酵のチーズ明太子エピ

低温発酵のチーズ明太子エピ

230度で外側パリッとこんがり、中ふんわり。 ようやくスチームを使う理由、高温で焼く理由、低温発酵の特徴などがなんとなくですがわかってきたような気がします。

エピの形成は、本来は2次発酵させてから切り分けるのだそうですが、私のことですからもたもたして形が崩れてしまいそうなので、切り分けてから2次発酵しました。なんら問題無くできあがりました。 

 <材料>

  • 準強力粉…160g
  • きび糖…10g(減らしてもいいかも)
  • 塩…2.2g
  • ドライイースト…小さじ1/4
  • 無塩バター…5g
  • 水…100ml
  • 明太子…50g(薄皮を取って賞味約40g)
  • エメンタールチーズ…フレーク状20g
  • チェダーチーズ…スライス3枚

<作り方>

  1. 大ボウルに粉ときび糖を入れ、泡立て器でふんわり混ぜ合わせます。
  2. 水をレンジで35度に温めて、大さじ1ほどを小皿に移し、ドライイーストをサラサラと振り入れます。
  3. イースト液を大ボウルに入れ、残りのぬるま湯を入れてこねを開始します。
  4. 生地がまとまってきたら塩とバターを加えて、たたいたり伸ばしたりしてこねます。
  5. ね終わったら発酵用のボウルに移し、ラップをして22度の室温で1時間おき、ポリ袋を被せって密封し、冷蔵庫の野菜室(8度)で一晩(6時間)発酵させます。
  6. 冷蔵庫から取りだし室温にもどしつつ発酵を進ませます。
  7. 2倍ほどにふくれたら打ち粉をした台に取りだして手のひらでガス抜きをしながら生地をのばし、四つ折りにしてボウルを被せて20分ベンチタイム。
  8. 明太子を薄皮から取りだしてほぐします。
  9. 生地を麺棒で横長の長方形にのばして、向こう側1センチほど残して明太子を塗り、エメンタールチーズを振り、チェダーチーズのスライスを並べて置きます。

    明太子、エメンタール、チェダーの順に重ねます。

    明太子、エメンタール、チェダーの順に重ねます。

  10. 手前からくるくる巻いて閉じ、天板にオーブンシートを敷き、さらに打ち粉をした上に生地を置き、はさみで1.5〜2センチ間隔で斜めにカットして左右に振り分けます。
  11. 35度のスチーム発酵で50分2次発酵。
  12. 230度に予熱して生地に霧吹きをかけます。上段にセットし、スチーム3分を含めて15分焼きます。途中12分ほどで天板ごと180度回転させて入れ直します。