毎日レーズン酵母の液や元種の容器を開けて確認するたびに、良い感じの香りとプルプル感に癒されて、次はどんなパンを作ろうかなとワクワクします。
今回は賞味期限が近くなったドライフルーツビッツをふんだんに折り込んだちぎりパンを作りました。
オーバーナイトではなく室温で発酵。時間はかかりますが、無理なくマイペースに進められたのは、自家製天然酵母ならではなのかな。
〈材料〉直径20センチエンゼルケーキ型1個
- 強力粉(春よ恋) 90g
- 強力粉(スーパーカメリヤ) 70g
- きび糖 20g
- レーズン酵母元種(粉:水 1:1) 64g(0.4%)
- 卵 20g
- 牛乳 40ml
- 浄水 36+5ml(調整分)
- 塩 2g
- 無塩バター 20g
- ドライフルーツ 90g
- 照り用の卵 適宜
〈作り方〉
- ドライフルーツを熱湯で湯通ししてザルにあげて水気を切っておきます。
- 大ボウルに強力粉、きび糖を入れて、スプーンで混ぜ合わせます。
- 牛乳と浄水を合わせて30度ほどに温めて、元種を溶かしておきます。
- 大ボウルに元種液、卵液を加えて、シリコンドレッジで混ぜ合わせなから捏ねます。
- まとまってきたら塩を加えて捏ねて、柔らかくしたバターを加えて捏ねます。
- 15分程捏ねて滑らかになったら、打ち粉をした台に生地を取り出して手で優しく広げて、ドライフルーツを敷き重ねて、手間からくるくる巻きます。
- 左右の端を内側に折りたたんで軽く丸くまとめたら1次発酵用のボウルに入れます。ラップをかけて、27〜28度の暖かい所に置きます。乾燥しないように注意します。
- 2時間程おいたらシリコンドレッジでパンチをして天地を入れ替えて、1.5〜2倍に膨れるまで24度の室温に置きます。1次発酵は合計6時間かかりました。
- 生地を台に取り出し、8等分にして丸め直します。生地からフルーツが飛び出さないように丸めるのがポイント。15分ベンチタイム。エンゼルケーキ型に薄くバターを塗っておきます。
- 丸め直します。ここでも生地からできるだけフルーツが飛び出さないように優しく生地を下の方に伸ばしながらまとめて底をしっかり閉じ、型に並べます。濡らして絞ったペーパータオルをかぶせて、30度のスチームで2次発酵を1時間30分。1.2〜1.5倍程度膨らんでいればOK。
- オーブンを180度18分にセットして予熱を開始します。その間に生地の表面を少し乾かして卵を表面に塗り、卵を乾かします。
- 180度18分焼き、型から取り出して冷まします。
残った卵は味噌汁に入れてかき玉汁にしていただきました。