3月 042015
 

雨の夜にギネスを使ったチョコレートケーキを作りました。アイルランドのケーキだとか?
とくにお酒の味はしないのですが、ココアの苦みと相まって、深みのある大人の味。

真夜中のスタウトケーキ

真夜中のスタウトケーキ

<材料>20センチ角型

  • スタウト(ギネス)…120ml
  • 無塩バター…70g
  • ココナッツオイル…50g
  • ココアパウダー…40g
  • 薄力粉…125g
  • 細粒グラニュー糖…130g
  • ベーキングパウダー…小さじ1
  • 塩…小さじ1/8
  • 卵…大1個(60g)
  • 牛乳もしくはヨーグルト…50ml

<作り方>

  1. 型の内側にオイルを塗り、型紙を入れておきます。
  2. 中ボウルにココア、薄力粉、グラニュー糖、ベーキングパウダー、塩を入れ、泡立て器でふんわり混ぜておきます。
  3. 小鍋にスタウトとバターとココナッツオイルを入れて火にかけて混ぜ、油類が溶けたら火から下ろし冷ましておきます。
  4. 大ボウルに卵を溶き、牛乳もしくはヨーグルトを加えて混ぜ、さらに小鍋の液を加えてよく混ぜます。
  5. 4に2の粉類をバサッと入れて、泡立て器で手早くしっかり混ぜ合わせます。
  6. オーブンを180度に予熱して、生地を型に流し込みます。
  7. 170から160度で30分焼きます。

一晩冷ましてから、チョコレートをコーティングして、チョコレートスタウトケーキに仕上げました。

チョコレートスタウトケーキ

チョコレートスタウトケーキ

<材料>チョコレートコーティング用

  • スイートチョコレート…80g
  • 牛乳…30ml
  • インスタントコーヒー…小さじ1/4

<作り方>

  1. 小鍋に全ての<材料>を入れて、湯煎にかけ、混ぜながらチョコレートを溶かします。
  2. チョコレートをスタウトケーキの上から流しかけて、ヘラでなだらかにします。
  3. 冷蔵庫でチョコレートを冷やし固めてから切り分けます。
チョコレートスタウトケーキ

チョコレートスタウトケーキ

2月 252015
 

低温発酵の生地で、エメンタールとチェーダーの2種のチーズと明太子を巻いて焼きました。

低温発酵のチーズ明太子エピ

低温発酵のチーズ明太子エピ

230度で外側パリッとこんがり、中ふんわり。 ようやくスチームを使う理由、高温で焼く理由、低温発酵の特徴などがなんとなくですがわかってきたような気がします。

エピの形成は、本来は2次発酵させてから切り分けるのだそうですが、私のことですからもたもたして形が崩れてしまいそうなので、切り分けてから2次発酵しました。なんら問題無くできあがりました。 

 <材料>

  • 準強力粉…160g
  • きび糖…10g(減らしてもいいかも)
  • 塩…2.2g
  • ドライイースト…小さじ1/4
  • 無塩バター…5g
  • 水…100ml
  • 明太子…50g(薄皮を取って賞味約40g)
  • エメンタールチーズ…フレーク状20g
  • チェダーチーズ…スライス3枚

<作り方>

  1. 大ボウルに粉ときび糖を入れ、泡立て器でふんわり混ぜ合わせます。
  2. 水をレンジで35度に温めて、大さじ1ほどを小皿に移し、ドライイーストをサラサラと振り入れます。
  3. イースト液を大ボウルに入れ、残りのぬるま湯を入れてこねを開始します。
  4. 生地がまとまってきたら塩とバターを加えて、たたいたり伸ばしたりしてこねます。
  5. ね終わったら発酵用のボウルに移し、ラップをして22度の室温で1時間おき、ポリ袋を被せって密封し、冷蔵庫の野菜室(8度)で一晩(6時間)発酵させます。
  6. 冷蔵庫から取りだし室温にもどしつつ発酵を進ませます。
  7. 2倍ほどにふくれたら打ち粉をした台に取りだして手のひらでガス抜きをしながら生地をのばし、四つ折りにしてボウルを被せて20分ベンチタイム。
  8. 明太子を薄皮から取りだしてほぐします。
  9. 生地を麺棒で横長の長方形にのばして、向こう側1センチほど残して明太子を塗り、エメンタールチーズを振り、チェダーチーズのスライスを並べて置きます。

    明太子、エメンタール、チェダーの順に重ねます。

    明太子、エメンタール、チェダーの順に重ねます。

  10. 手前からくるくる巻いて閉じ、天板にオーブンシートを敷き、さらに打ち粉をした上に生地を置き、はさみで1.5〜2センチ間隔で斜めにカットして左右に振り分けます。
  11. 35度のスチーム発酵で50分2次発酵。
  12. 230度に予熱して生地に霧吹きをかけます。上段にセットし、スチーム3分を含めて15分焼きます。途中12分ほどで天板ごと180度回転させて入れ直します。
2月 252015
 

目指したのは、昨日行ってきたブルーボトルコーヒーで食べたおやつのフルーツバックル(バックルケーキ)。早速チャレンジしてみました。

ブルーボトルコーヒー風フルーツバックルケーキ

ブルーボトルコーヒー風フルーツバックルケーキ

実は「バックルケーキ」という名称を今まで知りませんでした。アメリカの伝統的なフルーツたっぷりのお菓子ということですが、ブルーボトルコーヒーのバックルケーキは見た感じ、食べた印象は、クランブルのカップケーキですね。ボロボロ食べづらいことしきりなのですが、とっても甘くておいしかったのです。
なんでも冬は青森リンゴとクルミも入っているとか。なので、故郷青森の王林をキャラメリゼしてたっぷり入れちゃいましたよ。

バックルケーキの断面。

バックルケーキの断面。

おいしい!…けどずっしりしていて食べるのが恐ろしい…^^;
食べ過ぎないように3個しか作りませんでした。

コーヒーはもちろんブルーボトルコーヒーで購入した豆を挽いて淹れました。
本日のコーヒーで飲んだ「パプアニューギニア・ワギ・バリー・ハニー」です。

パプアニューギニア・ワギ・バリー・ハニー

パプアニューギニア・ワギ・バリー・ハニー

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豆は挽いてくれないとのこと。持ち帰る間ずーっと炒りたての栗のような香ばしさが楽しめました。

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コーヒーはド素人の私が味を再現するのは無理だとわかっているのですが、「ハニー」の名称どおりそんな風味はありましたね。

パプアニューギニア・ワギ・バリー・ハニーを自宅で淹れてみました。

パプアニューギニア・ワギ・バリー・ハニーを自宅で淹れてみました。

細めよりも粗めに挽いて、熱湯よりも90〜95度のやわらかいお湯で淹れると美味しいです。好みの一人分の豆は13g、湯は180ml。注ぎ終わったら、ストレートでも木製のスプーンで軽く混ぜるのが、美味しく飲むための私流のおまじない。

<材料>バックルケーキ(カップケーキ型)3個分

  • 強力粉…45g
  • 薄力粉…50g
  • アーモンドプードル…5g
  • ベーキングパウダー…小さじ1
  • ナツメグ…小さじ1/2程度
  • 無塩バター…30g
  • ココナッツオイル…20g
  • きび糖…70g
  • 塩…ひとつまみ
  • 卵…1/2個(25g)
  • リンゴのキャラメリゼ…1センチ角60g
  • クルミ…20g

クランブル(できあがりの2/3を使用。量を少なめに作ってOK)

  • 薄力粉…10g
  • アーモンドプードル…10g(皮付きじゃない方がきれいかも)
  • 塩…ひとつまみ
  • グラニュー糖…9g
  • 無塩バター…10g

<作り方>

  1. リンゴのキャラメリゼを作っておきます。今回は王林1個を皮と芯を取って1センチに角切りして、リンゴの賞味の1/3の果糖と、レモンの絞り汁1/2個分を鍋で少しこげる手前まで煮詰めて、瓶詰めにして冷ましておきます。
  2. クランブルを作ります。ボウルに粉類を入れて泡立て器でふんわり混ぜ、バターを加えてカードを両手に持って刻みながら混ぜ、仕上げは両手で粉をひねるようにつぶして粗い粒にまとめ、ポリ袋にいれ冷蔵庫に入れておきます。
  3. 生地を作ります。小ボウルに砂糖を除く粉類を入れて泡立て器でふんわり混ぜておきます。
  4. 中ボウルにバターとココナッツオイルを合わせて泡立て器でクリーム状に練り、砂糖を加えてサッと混ぜ、卵を加えて軽く混ぜ合わせ、さらに牛乳を加えて柔らかく混ぜておきます。
  5. クルミを袋の上から麺棒をゴロゴロ転がして適度に砕いて細かくしておきます。
  6. 4.に粉類をザッと入れ、その上からクルミ20gとリンゴのキャラメリゼ60gを加えて、ヘラで具に粉をまぶしながら切るようにしてザッと混ぜ合わせます。
  7. カップケーキ型の7〜8分目まで生地を入れて手のひらで底をトントンたたいてならし、中央をえぐるようにしてカップの縁に生地をなすりつけます。
  8. 生地の表面にクランブルをパラパラとふりかけます。

    クランブルをキレイにふりかけるなんて私には無理。

    クランブルをキレイにふりかけるなんて私には無理。

  9. オーブンを180度に予熱して、180〜170度で20分焼きます。
2月 232015
 

白パンを焼いて、後からクリームを充填して作るココナツクリームパンです。 ココナッツミルクはあまり食材として使ったことがないので、たまに食べるとこんなにおいしいものってあるのかと思うくらい感激してしまいます。 ココナッツクリームはカスタードクリームより好きかも。

低温発酵のとろ〜りココナッツクリームパン

低温発酵のとろ〜りココナッツクリームパン

パンは低温発酵なので生地が締まり気味。もう少しふんわりさせたいかなぁ。

<材料>5個分

パン生地

  1. 強力粉…150g
  2. きび糖…15g
  3. 塩…2g
  4. ドライイースト…小さじ1/4
  5. 水…45ml
  6. 牛乳…30ml
  7. 卵…20g
  8. 無塩バター…10g

ココナッツクリーム(できあがり約150g分)

  • ココナッツミルク…84ml
  • 牛乳…30ml
  • グラニュー糖…25g
  • コーンスターチ…10g

<作り方>

  1. パン生地を作ります。水と牛乳を合わせてレンジで35度にあたためて、大さじ1程度を小皿に移してドライイーストをパラパラ振り入れます。
  2. 大ボウルに粉と砂糖を入れ泡立て器でふんわりと混ぜておきます。ドライイーストと卵を粉に加えて、温めた液体を注いでこねを開始します。
  3. まとまってきたら塩とバターを加えてよくこねます。
  4. 生地を丸めてボウルに入れ、ラップをして22度の室温で30分置いて、14度の室温で8時間1次発酵。
  5. ココナッツクリームを作ります。全ての材料を小鍋にいれ、泡立て器でよく混ぜ合わせたら中火にかけます。
  6. たえずヘラで混ぜながら、プツプツと少し固まってきたら火から下ろし、冷水に鍋底をつけて冷まします。かなり柔らかいと思われる程度でOK。
  7. クリームの表面にラップを密着させて鍋ぶたをして、涼しいところに置きます。
  8. パン生地のガス抜きをして5等分にカットし、軽く丸めてボウルをかぶせて20分ベンチタイム。
  9. 生地を丸くのばしてから丸め直し、底を閉じて天板に並べ、35度のスチーム発酵で50分2次発酵。
  10. オーブンを170度に予熱して、生地の表面に粉を振り、170〜150度で15〜17分焼きます。
  11. 生地を冷ましている間に、ココナッツクリームをヘラで混ぜて柔らかくして、絞り袋に入れておきます。
  12. パンの側面に菜箸で貫通する手前まで穴をあけ、絞り袋の先端を思いっきり刺して、1個につき30gずつ充填します。
2月 222015
 

桜の葉の塩漬けを使った、桜の花クッキー。
色がちょっと濃すぎかな?

桜の花の厚焼きクッキー

桜の花の厚焼きクッキー

<材料>厚さ1センチ7個分

  • 薄力粉…40g
  • 桜の葉…1/2枚
  • 微粒グラニュー糖…15g
  • ココナッツオイル…12g
  • 無塩バター…10g
  • 卵黄…10g
  • 紅麹…適宜

<作り方>

  1. 薄力粉と紅麹を小ボウルに入れて、泡立て器でふんわりまぜておきます。
  2. 桜の葉をサッと洗い、水気を取り、細かく刻んでおきます。
  3. バターとココナッツオイルを室温に戻して、泡立て器でクリーム状に混ぜ、グラニュー糖を加えて混ぜ、卵黄を加えます。さらに桜の葉を加えてサッと混ぜます。
  4. 3.に薄力粉をザッと入れて、ヘラで切るように混ぜ、粉気がなくなってきたらヘラで切って重ねて押しつけるを2〜3回繰り返します。
  5. ラップで生地を包み、2センチほどの厚さにまとめて冷蔵庫で1時間休ませます。
  6. 生地を取りだし、打ち粉はせずにオーブンシートをかぶせて1センチの厚みに伸ばします。
  7. 型で抜いて天板に並べ、爪楊枝で模様をつけて170度〜160度で14〜15分焼きます。