4月 032014
 

2014年、3月10日(月)、成田から発ち、約12時間かけてフランクフルトへ。
ひゃっほー! ユーラシア大陸初上陸!

フランクフルト空港。これぞエアポートって感じ。

フランクフルト空港。これぞエアポートって感じ。

フランクフルト空港は果てしなく広く、そしてものすごい活気があります。
活気があるというのは空と滑走路。
はじめて見る色の青空には縦横無尽にクロスする飛行機雲。
滑走路はルフトハンザ機が混雑する交差点のようにあっちこっちから行き交い、飛行機だけでなく、整備や乗客を乗せたシャトルバスや、荷物を運ぶ車やらがひっきりなしに走っている光景。まさに飛行機とクルマが同等に走っています。映画で見るような軍の飛行場のイメージが近いです。
すごいなぁ。成田ではあり得ない。

ターミナル内がまた広いので、搭乗口を確認しつつひたすら歩きました。

さ、先が見えない!

さ、先が見えない!

中央にドームのようなところがあって、左に曲がったところで確か入国審査がありました。

分岐点となるドーム。

分岐点となるドーム。

聞かれた内容は、

・最終目的地は?
・何日間滞在?
・目的は?

英語で、しかも定番の質問でホッとしました〜!
「sightseeing」と答えたら一瞬「え?」って表情されましたけど(^^;)

スーツケースはピックアップしなくてもそのままグラーツまで届きますが、やはり国境をまたぐので、ここで再度、手荷物検査がありました。パソコン、iPhone、カメラはもちろん出しました。あとの機器はバッグに入れたままだったような。上着は脱いだけど、靴は脱がなかったと思います。

ちなみにウィーン経由だと質問無し。スタンプ押すだけらしいです。ただし乗り継ぎの時間が短いのが厳しくて乗り遅れることもあるらしいです。

入国審査が終わってホッとしたドーム下。

入国審査が終わってホッとしたドーム下。

免税店通り。A09搭乗口はまだ先...。

免税店通り。A09搭乗口はまだ先…。

ここから搭乗口のA09までがまた下ったり曲がったり。

到達すると、そこは地下のシャトルバスのターミナルです。
のどが渇いた〜。

グラーツ行きの飛行機に乗るためのシャトルバスを待つ場所。初めてのドイツに緊張気味のジョニー。

グラーツ行きの飛行機に乗るためのシャトルバスを待つ場所。初めてのドイツに緊張気味のジョニー。

…と、ほかの人の行動を見ていたら、待合室風のフロアの後ろ側に、無料のドリンクサーバーが数台ありました。

ルフトハンザの無料のドリンクサーバー。

ルフトハンザの無料のドリンクサーバー。

すごーい! リッチですねぇ。ファーストやビジネスでなくても無料で提供してくれるなんて、他の空港で見たことない!

カップはエスプレッソ用の小さいサイズ。でも飲み放題。左側にお茶のパックもありました。

ここで初めて、こんなにコーヒーの種類が選べるのか〜!と驚きました。まずは無難な「Coffee」で(笑)。でもこの一杯がとてもありがたかったです!(ToT)

マキアートも追加できるみたいです。ウィンナーメレンゲですって! でもこの時点では使い方わからず。

コーヒーの味は濃かった! アメリカのようなシャビシャビコーヒーを想像していたのですが、全く違ってしっかりした美味しいコーヒーでした。ドイツすごい〜! と、こんなところで感激したりして。

このフロアで初めてヨーロッパのトイレへ。確か男性が「Herren」で、女性が「Damen」なので「D」に入ればいいのよねと。

トイレもアメリカ風を想像していたのだけど、全然違いました。しっかり個室になっていたし(ドアとか壁に隙間がない)、きれいだし。水を流すレバーが無くて、後ろの壁に大きなスイッチがあって、それを押すのか! と初めて知りました。オーストリアも行った先は全部この方式でした。

まだドイツ国内なので、借りたWi-Fiルーターは使えないのですが、空港内のWi-Fiが使えるので、ここでiPhoneで通信ができましたし、050+で日本と通話もできました(無料)。
音声もしっかり聞こえたし、声が届く時差もそれほど気にならない程度で通話できました。
スゴイ時代だ。

グラーツ行きの飛行機(小さいジェット機)に乗り継ぎです。
機内では飲み物とごついサンドイッチが配られました。

機内食のサンドイッチ。

機内食のサンドイッチ。

この時点ではもう胸一杯、お腹いっぱいでサンドイッチはお持ち帰り。これもあとから本当に貴重な食料となりました(おいしかったです!)。

嬉しかったのは、このルフトハンザ機のキャビンアテンダントさんが、3列席後方の窓側に一人でちょこんと座っている私を日本人と認識してくれたこと(中国や韓国人ではなくて)。にこやかに日本語で挨拶してくれたのでホッとしました。
通路側に座っていた紳士がサンドイッチを手渡ししてくれたので、笑顔で会釈すると笑顔を返してくれました。笑顔って最強の万国共通語なんだなぁと実感しましたね。
これを知ったら心強くなって、このあとも笑顔でいようと心がけたことが本当に役立ちました。これがあったから異国での不安も相当回避できたのだと思います。

とはいえ言葉が全くわからないので、周りの状況を判断しようと自分なりに緊張感を持って常に勘を働かせていましたけどね。天然なので相当外していたかもしれませんが。

飛行機から見た夕陽と、夕陽に照らされるアルプス山脈が本当にキレイで感動しました。♪アルプス一万尺〜♪と、頭の中でずーっと歌ってました。飛行機はザルツブルク上空を飛んでいきます。

ザルツブルクが舞台の映画「サウンドオブミュージック」の、アルプスの空撮から静かに始まるオープニングを彷彿させます。まさにこの景色なのですね。

ザルツブルクが舞台の映画「サウンドオブミュージック」の、アルプスの空撮から静かに始まるオープニングを彷彿させます。まさにこの景色なのですね。

グラーツの空港に到着。確かここでもシャトルバスでターミナルまで行きました。

シャトルバスから見たグラーツの空港ターミナル。

シャトルバスから見たグラーツの空港ターミナル。

新しくてキレイです。ああ、今見ると、こういう造りだったと納得できます。

到着の出口。

到着の出口。

ここで現地のスタッフに無事会うことができて、ホテルまでタクシーで送っていただきました。
よくまぁ、ここまで1人でこれたものだと思いました。

フランクフルト空港からグラーツ空港へ(陸路の地図)

グラーツ=フェルト キルヒェン空港 Flughafen Graz-Feldkirchen

4月 032014
 
恒例のペコちゃんと一緒に記念撮影。

恒例のペコちゃんと一緒に記念撮影。

2014年、3月10日(月)。
3週間のオーストリア滞在に向けて、成田第2ターミナル南ウィングから、ルフトハンザのLH711便で乗り継ぎのフランクフルトへ向かいます。

ルフトハンザのLH711便

ルフトハンザのLH711便

ヨーロッパというか、ユーラシア大陸自体、初めての上陸になるので、ヨーロッパ系の航空機も初めて。ということでかなり早朝の路線バスで成田に向かいました。

空港についたらまず、あらかじめ予約していたWi-Fiルーターを受け取りました。今回はいつも利用している最安値の会社の貸し出しが出払ってしまっていたので、違う会社の1ヶ月オーストリア限定プランにしました。

 

今回はジョニーが旅立ち。ビリーはお留守番のハズだったが...。

今回はジョニーが旅立ち。ビリーはお留守番のハズだったが…。

 

チェックインもかなり早かったです。

本来なら20〜30万はするビジネスクラスに5万円でアップグレードできるとのことで、初めてという不安もあり、仕事で行くのだからビジネスもありだろうと、自腹で奮発!

でもやっぱりなぁ。値段相応だと思いました(笑)。
といっても日本の航空会社のビジネスと比較してはいけないですね。
この便の半分ほどは、ビジネス席らしいです。そういうことで料金も割安なのかもしれないです。
航空写真を撮りたかったのでもちろん窓側の席にしました。スーツケースの重量もビジネスなので超過しても心配無し。

ANAとの共同便なので、スターアライアンスのANAまたはユナイテッドのラウンジが使えます。

ANAのラウンジへ。端の端にあるという、たどり着くまでに疲れてしまうような場所。前回のANAのファーストのラウンジとはフロアが別になります。

入ったらここはファミレス? ってくらいにもう満席状態!
ユナイテッドのラウンジにすればよかった…と思いつつ、ここでちゃっかり朝食。

ANAのラウンジで朝食。

ANAのラウンジで朝食。

 

サンドイッチもおにぎりも、コーヒーも美味しいです。でもあまりここでがっつかなくてよかった。

バタバタと搭乗口に行くともうビジネスの搭乗開始していました。

ビジネスのシートはフラットになるのですが、私は頭を低くしてると必ず鼻血がでてしまうので(笑)フラットにはしませんでした。

それにしても、なんと自前のヘッドホンを刺すジャックが無い!

備え付けのヘッドホンを使うしかないという。それはないでしょ。しかもUSBジャックはあるものの、全く充電できませんでした。

中央のアームの下の方に、USBとともに電源のコンセントはあったみたい。でもヨーロッパ仕様だったような(ToT)。

テーブルの出し方がおもしろい。どこにこんなのが収納されているんだって言うところから出てくる。もちろん手動ですが。

ルフトハンザは機内のWi-Fiがありますが、有料です。

  • HotSpot Pass Sky 2時間:10.95ユーロまたは3,500マイル
  • HotSpot Pass Sky 24時間:19.95ユーロまたは7,000マイル

1ヶ月の通信費並じゃないですか。いいっす。せっかくのシートですから、寝ていきます。

ウェルカムドリンクのコーヒー。ナッツは美味しいけど、後の食事を考えて半分残しました。

ウェルカムドリンクのコーヒー。ナッツは美味しいけど、後の食事を考えて半分残しました。

 

離陸するとまもなく東北上空を飛んでいました。雪が残っている〜!

青森は下北あたりを通り北海道、樺太、そしてシベリアへ。

おおー! マジ樺太だよー! (元道民としては感慨深い)

おおー! マジ樺太だよー! (元道民としては感慨深い)

 

さて、その後は恒例のお食事タイム。…例によって延々と続きます。写真のみで割愛させていただきます。
和食美味しそうに見えます(笑)。でも味は和食よりもたぶん洋食がオススメです。

さすがにこれから仕事に行くので、アルコールは飲んでません。アップルジュースです(笑)。

デザートのチョコレートは人気らしいです。後で知りましたがこれがおみやげ定番チョコレートです。中が何層にもなっていて、チョコレートというよりもお菓子です。

スイーツはザッハトルテの方がいいなぁ。あ、でも行き先がドイツだからそれはないか。

夕食。といっても現地時間では朝食になります。パスタが美味しかった! エビがプリプリで。夕べ和食を選んだことにここで後悔をしたのでした。

朝食のパスタ。

夕食のパスタ。

ビジネスのメニュー。

ビジネスのメニュー。

 

トイレに立つときに隣の席(日本人の男性でした)に声をかけるのが面倒だけど、やっぱり大空の景色を独り占めできる窓側の席が好き。

シートはエコノミーとはやっぱり全く別物なので、疲れが残りませんでした。本来仕事に備えるためのビジネスシートですもんね。利用してよかったです。

客室乗務員のサービスもよかったです。ビジネス相応だと思いました。

…ってそんなビジネスを比較できるほど乗っていませんので、生意気な感想につきましてはご容赦ください。ささやかながら、これもいい経験だということで。

成田からフランクフルト空港

ドイツヘッセンフランクフルトフランクフルト国際空港

4月 282013
 

ホノルルに着いたビリーとジョニー。
ここは常夏の楽園。みんな楽しそう。
ビリーもジョニーもうきうきで遊びに夢中。

ワイキキビーチでウキウキのビリーとジョニー

ワイキキビーチでウキウキのビリーとジョニー

「あ、こんなことしてる場合じゃないよ、Kを探さなきゃ」
と言っても、ここはホノルル。初めて訪れた南国の地、
右も左もわかりません。

途方にくれていると、なにやら涼しげな格好をしたくまの女の子が。

「なにをしてるの? おのぼりさんたち」

なにをしてるの? おのぼりさんたち。

なにをしてるの? おのぼりさんたち。

「ぼくらはおのぼりさんじゃないぞ。ニューヨークから来たんだ」
「そう。でも、そのださい格好は、どう見てもJ○Lパックの団体さんよ」
「えー!」

自分たちは、決めたつもりだったのに、ださいと言われてショックを隠せない
ビリーとジョニー。

「そんなことより、なにをしてるのよ?」
「じつは、ぼくたちKっていうのを探してるんだ。ホノルルのK」
「K? そうね。ホノルルのKと言えば、あれのことかも。そうそう、私の名前はデボラよ。あなたたちの名前は?」
「ぼくはビリー」「ぼくはジョニー。兄弟なんだ」
「そう、ビリーとジョニーの兄弟さんなのね。じゃ、私がKまで案内してあげるわ」
「本当? 嬉しいなぁ。ありがとう」
「でも、そのかわりに、私のことは「デボラさん」って呼ぶのよ」

デ、デボラさん...。

デ、デボラさん…。

「わかったよ、デボラ、じゃない、デボラさん」
こうして、デボラに引きつられ、ビリーとジョニーは、
一路、ホノルルのKを目指すことに。

4月 282013
 

ニューヨーク、DUMBOで出生の秘密を知ったビリーとジョニー。

「お母さんたちはどこにいるんだろう?」

せっかく生まれ故郷のDUMBOに行けたのに、肝心のお母さんの消息は知れず。

DUMBOから自由の女神を望み母を思うビリーとジョニー

DUMBOから自由の女神を望み母を思うビリーとジョニー

そんな時、アザラシのデイジーが、1枚の紙切れをくわえてやってきた。

「くまの兄弟がたずねてきたら、この紙を渡して欲しい」

と、くまのお母さんからの伝言があったと。お母さんの伝言だ。

アザラシのデイジーが謎の紙切れを持ってやってきた。

アザラシのデイジーが謎の紙切れを持ってやってきた。

ビリーとジョニーが紙切れを見てみると、そこには「K」の文字が。

「K?」

Kと言えば、ビリーが肌身離さず持ち歩いているポシェットにも、「K」と書かれた紙切れが。
2つの紙切れを見比べると、デイジーがくわえてきた紙切れには、うっすらと「ホノルル」の文字が。

デイジーが加えた紙切れには「K」と「HONOLULU」の文字が。

デイジーが加えた紙切れには「K」と「HONOLULU」の文字が。

「ホノルルのK?」
「そこにお母さんの手がかりがあるのかも」
「ホノルルに急ごう」

ビリーとジョニーは、こうしてホノルルを目指しました。