GOPANのお米食パンの発酵前~発酵後まで、膨らむ過程を写真に撮りました。
先日大失敗したゴパンのお米食パン。原因を突き詰めるべくリベンジ。
お米粉砕時の騒音対策についても。
今回は、材料をきっちり量って臨みました。白米以外はすべて0.1gの狂いもありません(そのために今日は0.1g刻みで量れるスケールを購入しました)。
ただし、白米に加える水量は、マニュアルよりもきっかり10ml減らしました。大失敗したのは水分が多すぎたのではと思ったからです。この時期なのですでに新米ってことはないのですが、水分多めの品種なのかもしれないです。
今回はお昼前から作り始めました。室温は19度です。
また、騒音対策として、ヨガマットの上にキャスター付きの台を置き、その上にさらにヨガマットを4つ折にして敷いた上にGOPANをセットしています。
効果のほどは…うーん、騒音は防げません。本体むき出しですから。
床への振動は緩和されていると思います。それでも響きますけど。
ミル動作が終わり、ブザーとともに自動投入ケースが開きます。このときのブザーって、どういう意味があるんだろう?
こね段階でしばらくすると粉おとしのアラームが鳴ったので、ふたを開けると、バサッと本体の縁に、自動投入ケースに残っていたらしい粉が飛び散りました。あー、ドライイーストも(もったいない)!
粉おとし時にふたを開けるときにはそーっと開けて、ふたをとんとんたたいて粉をはたき落とした方がいいのかも。
その後、順調に発酵、焼きへと進み、焼きのときのミル動作でも、ほとんどしぼみませんでした。やっぱり原因は水分量だったのか…。
焼き上がってパンケースを取り出したときに思わず「軽っ!」。
前回失敗したときはずっしり重い感じだったのですが、たった10g水分が少ないだけで、こんなに軽く感じるものなのでしょうか。
そのあと、今回はパンケースからパンがなかなか出てこない。
うまく焼けると、パンの取り出しに苦労するものなのかしら。そのあたりの因果関係はよくわかりません。
またパンケース振って振ってふりまくって、汗だくに。これはエクササイズよりもハードかも。
味はいつも食べているのと同様においしいです。ただ、ふかふか度が増した分、切るのが大変でした。
GOPANのお米食パンのアレンジ1回目。
梅干しと塩昆布に塩分が含まれているので、あえて塩を省いています。
<材料>GOPAN一斤分
白米…220g
水(浄水)…米に足して総重量が420gになるように加える
梅酒…10ml
白砂糖…16g
無塩マーガリン…10g
小麦グルテン…50g
ドライイースト…3g
梅干しの果肉…35g
塩昆布…5g
<作り方>
米をといで、総重量が420gになるように浄水を加えて一晩つけておく。
梅干しは種を取りよくほぐし、塩昆布は細かく刻んでおく。
自動投入ケースに小麦グルテンとドライイーストを入れてGOPANにセットする。
パンケースに米と水と梅酒を加えて平らにならし、砂糖、無塩マーガリンを加えて、GOPANにセット。
「米パン」のキーを押して「食パン」モードに設定。「スタート」キーを押す。
粉おとしのタイミングで、梅干しと塩昆布を投入する。
<POINT>
できあがりは、前回ほどではないですが、膨らみがいまいちでした。発酵まではいい感じでふくらんでいたのですが、焼きの最初のミルの動作で、シュンとしぼんでしまいました。その後焼きの段階で少し膨らみが復活したのですが、理想の高さには及びませんでした。
原因は、水分が多すぎたのかな? 梅酒分の10mlは不要だったかもしれません。
梅干しにも水分が含まれているにもかかわらず、水量を減らしませんでした。なので過剰な水分に加えて、梅酒による過剰な発酵で膨らみすぎてしまたのかも。生地がゆるいだけに、「膨らみやすい」=「しぼみやすい」ことなんだと思います。
今回、塩昆布は「6gに含まれる食塩が0.8g」というものを使いました。今日は塩昆布が5gしか残っていなかったので、塩の含有量は「約0.7g」で、1gにも満たないです。
「くらこん 減塩塩こんぶ」をいうのを使いました。
ただ、今回の梅干しは塩分の割合がわかりませんでした。仮に塩分10%の梅干しだとしたら、35g使用しているので、塩の含有量は「3.5g」になります。でもそんなに塩辛くない梅干しなので、おそらく3gほどじゃないかしら。
GOPANの米食パンで推奨する塩の量は「4g」なので、梅干しと塩昆布の塩分を足すと、ちょうどいい割合かと思われます。
できあがりの味は、梅干しのほどよい塩気と酸味、塩昆布のうまみがでていました。もちもちしているので、まさに梅と昆布のおにぎりを食べている感じです。
トーストするよりも、そのまま食べた方が素材の味が強く感じられます。トーストすると梅干しの酸味が抑えられます。