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もなパンのmonamiこと土屋徳子(つちや・のりこ)。ライター・イラストレーター

4月 202012
 

Wacomのデジタルペン「Inkling」は、紙にボールペンで描いた筆跡をそのままパソコンに取込むことができる便利なツールです。

今日はこのInklingを使って、スケッチブックに描いたスケッチをパソコンに取り込んで、下図のようなランチョンマットを作りました。

Inklingでスケッチしたバナナの絵からランチョンマットを作りました

Inklingでスケッチしたバナナの絵からランチョンマットを作りました

Inklingがあれば、パソコンやタブレットなどのデバイスを持ち歩かなくてもOK。

太字サインペンほどの太さのデジタルペンと、消しゴム大ほどのレシーバーだけを持ち出せばいいので身軽です。

Inklingのレシーバー(上)と、デジタルペン(下)

Inklingのレシーバー(上)と、デジタルペン(下)

出先では、手帳、コピー用紙、最悪ペーパーナプキンでもいいので、適当な紙にレシーバーを挟んで、デジタルペンでデッサンするだけです。
ペンとレシーバー間では超音波と赤外線により筆跡を読み取って記録するため、描いた紙を無くしたとしても大丈夫。

出先から戻ったら、USBケーブルでパソコンに接続すると、即座に描いた絵が取り込まれます。

その後は、「PNG」「JPEG」などの一般的な画像ファイル形式に書き出せば、メール、ブログ、SNSなどに投稿することもできますし、あらゆる画像編集ソフトで加工ができます。

便利なのはそれだけでなく、Inklingは「レイヤー」に小分けしながら描くことができます。
レイヤーの状態を保ったまま、Photoshopで編集ができたり、また、ベクトルデータとしてIllustratorに書き出すこともできるため、そのあとの画像加工の作業がすこぶるはかどります。

 

通常は紙に書いたスケッチをスキャナーで読み込んだとしても、レイヤー分けまではできないので、取り込んだあと編集に取りかかったときに、Inklingの便利さを実感できます。

 

●私のInkling活用法

 

Inklingのペン先はボールペンです。
ペンで直接紙にスケッチしていく…というのが通常の使い方なのですが、私の場合、下絵はものすごい線を重ねて描くので、あらかじめ鉛筆で描き、消しゴムで整える工程は外すことができません。

今回はバナナの線画を描くだけのことなのですが、それでもものすごいラフな下絵が必要でした。

スケッチブックに鉛筆でラフなスケッチをします

スケッチブックに鉛筆でラフなスケッチをします

あとからのレイヤー分けを意識して、鉛筆で下絵を描いています。

下絵ができたところで、Inklingを使います。

スケッチブックの上端に、レシーバーを取り付けます。洗濯挟みのように、つまんで挟むというしくみです。

レシーバーで紙を挟みます。

レシーバーで紙を挟みます。

次に、レシーバーの左側にある電源スイッチを押します。赤く点滅した後、緑色の点灯に変わります。

レシーバーのスイッチON

レシーバーのスイッチON

レシーバーに緑色のランプが点灯したら使用OK

レシーバーに緑色のランプが点灯したら使用OK

続けてデジタルペンで紙に直接描きます。ペン先が紙に触れたところで、ペンの上面に緑色のランプが点灯します。

ペンの上面に緑色のランプが点灯

ペンの上面に緑色のランプが点灯

奥にあるバナナから、下絵をなぞりながらボールペンで線を描きます。線はできるだけ閉じておきます。

手前のバナナを描く前に、レシーバーの右側のボタンを押します。
これはレイヤー分けするためのボタンで、ボタンを押すとそれまで描いた筆跡がレイヤーにまとめられ、新たなレイヤーが作成されます。

レイヤーの小分けボタンを押します

レイヤーの小分けボタンを押します

ペンで描きはじめると、新しいレイヤーに記録されていきます。

また、Inklingは筆圧にも対応しています。ですから主線は強めに、細い線は弱めに描くと、線の強弱も記録されます。

バナナの輪郭は強めに描き、細い線は弱めに描きます

バナナの輪郭は強めに描き、細い線は弱めに描きます

描き終わったら、レシーバーの電源をオフにします。

レシーバーの電源をOFF

レシーバーの電源をOFF

紙からレシーバーを取り外します。

レシーバーを取り外します

レシーバーを取り外します

レシーバーをUSBでパソコンに、もしくはレシーバーを充電ケースに装着して、ケースとパソコンをUSBで接続します。

レシーバーを充電ケースに装着してUSBでパソコンに接続

レシーバーを充電ケースに装着してUSBでパソコンに接続

するとパソコン側では「Inkling Sketch Manager」という、専用ソフトが起動します。

ここには先ほど描いたバナナの絵が取り込まれています。

Inkling Sketch Managerにバナナの絵が取り込まれる

Inkling Sketch Managerにバナナの絵が取り込まれる

パソコンにPhotoshopやIllustrator(CS3以降)、Autodesk  SketchBook  ProやAutodesk SketchBook Designer (2011以降)がインストールされていれば、直接画像を書き出すことができます。
ここではPhotoshopのボタンをクリックして起動します。

Photohopでは、レイヤーに小分けされて画像が開きます。

Photoshopでレイヤーの状態が保たれたまま開きます

Photoshopでレイヤーの状態が保たれたまま開きます

3本のバナナと、補助的なパーツの、合計4つのレイヤーに小分けされています。

レイヤーに小分けした4つの画像

レイヤーに小分けした4つの画像

あとはレイヤーごとに色を塗って仕上げます。

Photoshopでバナナの絵を仕上げました

Photoshopでバナナの絵を仕上げました

この画像をPNG形式で保存をして、GIMPで開き、シームレス化後、パターンを並べて配置し、ドット模様のパターンを背景に挿入して、A4サイズ印刷用画像を作りました。

GIMPでパターン化して作ったA4サイズのランチョンマット画像

GIMPでパターン化して作ったA4サイズのランチョンマット画像

これをJPEGで保存して、Windows標準の印刷機能でA4用紙に印刷します。

さらに今日作ったおさるパンを置いて撮影したのが、下の写真になります。

ランチョンマットと今日の「おさるパン」

ランチョンマットと今日の「おさるパン」

 

 

●今後のアップデートに期待!

 

Inklingはまだ進化の過程にあるということで、絵を精密に記録し、書き出すという部分ではやや不具合も生じるようです。

実際に描いた線と取り込んだものとは、多少のずれがあったり、Illustratorで開くと、表示位置がずれていました。

私はInklingはラフの1つ先の段階で、主線をやや整えてパソコンに取り込む道具と考えています。
また取り込んだ絵は100%Photoshopにまず書き出すので、ベクトルデータとしての精密さはこの段階では必要ではないのです。
手描きのタッチをベクトルデータ化するということにはあまり魅力を感じていないし、おそらくIllustratorで取り込んでもパスを単純化してしまうので(^^;)。

上記のような不具合もがあるにもかかわらず、昨年10月の発売開始以来、人気が高く未だに品切れが続いています。

Inklingは以前、テレビ東京「WBS」のトレたまでも取り上げられました。

こちらで動画を見ることができます。

進化したデジタルペン!

 

今回はデフォルトの設定のままで使っていましたが、専用ソフトの「Inkling Sketch Manager」を使うと、さらにおもしろい使い方ができるようになっているので、次回はペンのカスタマイズなどについても紹介したいと思います。

 

4月 102012
 

あこ有機培養酵母の春よ恋ロールパン生地で、ピンクのたぬきあんパンを作りました。

ピンクのたぬきくるみあんパン

ピンクのたぬきくるみあんパン

実ははじめは桜色のパンダパンを作りたかったのですが、とぼけた表情のタヌキパンになってしまいました。

中には白あんベースのくるみみそあんが詰まっています。
見た目も中身もちょっぴり渋いやつです。

今回もホシノ天然酵母とほぼ同じ分量と時間配分でOKでした。

 

材料>5個分

  • 強力粉(春よ恋)…150g
  • グラニュー糖…20g
  • 塩…1.1g
  • 牛乳…100ml
  • あこ有機培養酵母生種…12g
  • 無塩バター…10g
  • 自家製くるみみそ白あん…少量
  • 紅麹…少量
  • ブラックチョコレート…適宜

 

<作り方>

  1. 大ボウルに粉類を入れて泡立て器でよく混ぜます。
  2. あこ有機培養酵母生種を加えます。
  3. 牛乳をレンジで15秒温めて注いでこねます。
  4. ある程度まとまったら、無塩バターを加えて、手で握りつぶすような感じで混ぜ、よくこねます。
  5. 生地の少量を取り分けて水で練った紅麹を加えてよく混ぜこねます。
  6. ボウルにラップをして、室温(19度くらい)で一晩(9時間)一次発酵。
  7. パン生地が2倍にふくれたらガス抜きをして取り出します。
  8. プレーンの生地を5つに、ピンクの生地を20分割して20分ベンチタイム
  9. 白あんにローストして砕いたくるみと味噌を少量加えてよく混ぜます。これを5つ丸めておきます。
  10. プレーンの生地でくるみあんを包みます。
  11. ピンクの生地で耳と目の周りの斑をを作り、顔にくっつけます。
  12. 形を整えてオーブンの発酵モード(40度)で90分二次発酵。
  13. オーブンを1600度で20分焼きます。
  14. あら熱が取れたら粉砂糖をおなかに振りかけ、テンパリングしたブラックチョコレートで目と鼻を描きます。

 

 

4月 062012
 

いつものあこ有機培養酵母と春よ恋ロールパン生地で作る、リスの形をしたあんパンです。
しっぽにはココア生地をロールして、おなかの中にはあんこでローストした大きなくるみを入っている、食いしん坊なリスさんです。

リスさんのくるみあんパン

リスさんのくるみあんパン

今回もホシノ天然酵母とほぼ同じ分量と時間配分でOKでした。

 

材料>5個分

  • 強力粉(春よ恋)…150g
  • グラニュー糖…20g
  • 塩…1.1g
  • 牛乳…100ml
  • あこ有機培養酵母生種…12g
  • 無塩バター…10g
  • 自家製こしあん…少量
  • くるみ…5粒
  • ココア…適宜
  • 粉砂糖…少量
  • ブラックチョコレート…適宜

 

<作り方>

  1. 大ボウルに粉類を入れて泡立て器でよく混ぜます。
  2. あこ有機培養酵母生種を加えます。
  3. 牛乳をレンジで15秒温めて注いでこねます。
  4. ある程度まとまったら、無塩バターを加えて、手で握りつぶすような感じで混ぜ、よくこねます。
  5. 生地の少量を取り分けてココアと牛乳数滴を加えてよく混ぜこねます。
  6. ボウルにラップをして、室温(19度くらい)で一晩(9時間)一次発酵。
  7. パン生地が2倍にふくれたらガス抜きをして取り出します。
  8. こしあんを丸めて伸ばしてくるみを包んで丸めておきます。
  9. 胴体、しっぽ、耳とそれれそれ丸めます。
  10. しっぽ用の生地とココア地をそれぞれ長方形にのばして重ね合わせて伸ばします。
  11. 形を整えてオーブンの発酵モード(40度)で90分二次発酵。
  12. オーブンを180度で20分焼きます。
  13. あら熱が取れたら粉砂糖をおなかに振りかけ、テンパリングしたブラックチョコレートで目と口を描きます。

 

 

4月 052012
 

いつものあこ有機培養酵母の春よ恋ロールパン生地を、3色に分けて、パッチワーク風に繋げて白あんを包んで焼きました。

春色の3色パッチワーク白あんパン

春色の3色パッチワーク白あんパン

桜の花と葉をイメージしています。
パッチワークのようにパン生地をくっつけていく作業はとても楽しいです。
白あんも手作りなので、甘さもちょうどよくできました。

<材料>5個分

  • 強力粉(春よ恋)…150g
  • グラニュー糖…20g
  • 塩…1g
  • 牛乳…100ml
  • あこ有機培養酵母生種…12g
  • 無塩バター…10g
  • 抹茶…適宜
  • 紅麹…適宜
  • 白あん…25g×5個分

 

<作り方>

  1. 白あんを作って冷まし、25gずつ5個丸めておきます。
  2. 大ボウルに粉類を入れて泡立て器でふんわり混ぜます。
  3. あこ有機培養酵母生種を加えます。
  4. 牛乳をレンジで15秒温めて注いでこねます。
  5. ある程度まとまったら、無塩バターを加えて、手で握りつぶすような感じで混ぜ、よくこねます。
  6. 生地を3等分して、1つには水で練った抹茶を、もう1つには紅麹をそれぞれ加えてよく混ぜます。
  7. 3種類の生地をボウルに分けて、室温(19度くらい)で8~9時間一次発酵。
  8. パン生地が2倍にふくれたらガス抜きをして取り出します。
  9. 生地を長方形に伸ばして、それぞれ15分割します。
  10. 色の付いた生地を順に並べてくっつけて伸ばし、あんを包みます。
  11. シリコン型に入れてオーブンの発酵モード(40度)で90分二次発酵。
  12. 1.5~2倍にふくれたら、160度のオーブンで20分焼きます。

 

 

 

4月 022012
 

ひさしぶりにうさぎさんの顔形をしたパンを作りました。生地はいつものあこ有機培養酵母と春よ恋のバターロール生地です。

時間がなかったので、目鼻はチョコチップで付けました。

やんちゃなうさぎあんパン

やんちゃなウサギあんパン

私の作るキャラパンはどうしてこうも一癖も二癖もありそうな面々になるのだろう…。
不細工好きな私としては、楽しい限りなのですが。

風味付けに、あんこ玉の上面にいちごパウダーをまぶしたのですが、食べてみると全くわかりませんでした。
それよりも鼻のキャラメルチョコチップの風味の方が強く感じました。

焼きたてはもう、ふわふわであんこがしっとりで、あっというまに1匹食べちゃいました。おいしかったです。
今回もホシノ天然酵母とほぼ同じ分量と時間配分でOKでした。

 

材料>5個分

  • 強力粉(春よ恋)…150g
  • グラニュー糖…20g
  • 塩…1.1g
  • 牛乳…100ml
  • あこ有機培養酵母生種…12g
  • 無塩バター…10g
  • 自家製こしあん…25×5個分
  • いちごパウダー…少量
  • チョコチップ…10粒
  • キャラメルチョコチップ…5粒

 

<作り方>

  1. 大ボウルに粉類を入れて泡立て器でよく混ぜます。
  2. あこ有機培養酵母生種を加えます。
  3. 牛乳をレンジで15秒温めて注いでこねます。
  4. ある程度まとまったら、無塩バターを加えて、手で握りつぶすような感じで混ぜ、よくこねます。
  5. ボウルにラップをして、室温(19度くらい)で一晩(9時間)一次発酵。
  6. パン生地が2倍にふくれたらガス抜きをして取り出し、5等分して、さらに1個を1.5:1.5:7に分割し、それぞれ丸めて20分ベンチタイム。
  7. こしあんを25gずつ丸めておきます。
  8. 大きい生地を丸く平たくのばして、こしあんこ玉の上面にいちごパウダーをまぶして生地で包み、底できっちり閉じます。
  9. 残りの小さい生地は縦長に伸ばし、三つ折り、二つ折りで細長く形成し、さらに縦長に伸ばします。
  10. 天板に耳を少し曲げて置き、その上に顔のあんパン生地を乗せます。
  11. 目の位置にチョコチップを、鼻にキャラメルチョコチップをギューッと埋め込みます。
  12. オーブンの発酵モード(40度)で90分二次発酵。

    2次発酵後はこんなにかわいいのに

    2次発酵後はこんなにかわいいのに

  13. 1.5~2倍にふくれたら、上面に小さく5方向に切り込みを入れて、いちごパウダーを少量トッピングします。
  14. オーブンを180度にあたためて、180度で10分、160度で5分焼きます。