12月 302014
 

昨日届いた日立のオーブンレンジ「ヘルシーシェフ」で初めてバターロールが焼き上げました。

ヘルシーシェフで初めて焼いた天然酵母のバターロール

ヘルシーシェフで初めて焼いた天然酵母のバターロール

といっても今回はオートボタンポチッと押しただけ。途中でマシンがなにか特殊な、とても手動では調整できないような動きをしているようで、そういうプログラムが組まれてるんでしょうね。一番驚いたのが、パンの側面まで焼き色が付いたこと! 焼きムラもほとんどなくて、しかも10個並べてもパンがくっつかないなんて…。そんな当たり前のことが嬉しいです。

<材料> 10個分

  • 強力粉…240g
  • きび糖…28g
  • 塩…3g
  • あこ天然酵母生種…24g
  • 水…20ml
  • 牛乳…90ml
  • 卵…1/2個
  • バター…20g

<作り方>

  1. ボウルに粉類を入れて泡立て器でふんわり混ぜ合わせます。
  2. 水と牛乳を合わせてレンジで人肌にあたためて卵を加え、HBのパンケースに注ぎます。
  3. 粉類をバサッと入れてあこ天然酵母を加えます。
  4. 天然酵母の生地作りコースのスイッチを入れます。
  5. 粉がまとまってきたところでバターを加えます。
  6. こねが終わったらパンケースから生地を取りだし、ボウルに入れて28〜30度で7時間一次発酵。
  7. 生地のガス抜きをして取り出し、10等分して丸めて、固く絞ったふきんをかけて20分ベンチタイム。
  8. 生地を手に持って、両手のひらで縦に伸ばし、麺棒でさらにのばしてくるくる巻いて閉じます。
  9. 30〜35度で80〜90分2次発酵。
  10. パンのバターロールコースの余熱ありに設定し、余熱の間に卵に少しだけ塩を加えてパンの表面に刷毛で塗ります。
  11. 余熱の終わったオーブンに入れて焼き上げます(強で約20分)。

市販の冷凍肉まんを「中華まん(冷凍)」のオートで蒸してみました!

市販の冷凍肉まん

市販の冷凍肉まん

レンジ+スチーム機能で、蒸し器使ったときよりも水っぽくなくフワッと。ただ3個で30分もかかるのはなぁ…(^-^;)

12月 292014
 

14年使ったオーブンレンジをやっと買い換えることができました。
さんざん迷って日立のヘルシーシェフMRO-NY3000を選びました!

日立のヘルシーシェフMRO-NY3000

日立のヘルシーシェフMRO-NY3000

パンを高温で焼きたいというのが一番の目的で、ほぼビストロ(パナ)か石窯ドーム(東芝)のどちらかに決めるつもりだったのですが、設置サイズ(うちは高さが足りない)や、(潤ちゃんも言っていた)庫内のヒーターがむき出しというところで決めかねていたところに、日立の販売員さんにパン作りのおもしろい機能があると教えてもらっったので、一度帰ってサイズ測って、購入を決めました。

レンジでは食品の重さをセンサーで計って自動調理するという機能が特徴なのかな。
14年前のオーブンレンジとはシステムが全く別物といった感じ。ターンテーブル回らないのでびっくり(お約束)!

MRO-NY3000で作っているレシピを随時追加しています。

12月 192014
 
ドイツでもよく食べられているシュペッツレという卵のパスタ。

オーストリアで食べたビーフに付き合わせてあった、黄色いつぶつぶの料理。もちっとしていておいしかったのだけど、ポテトなんだろうか、卵なんだろうかとずーっとわからずにいたのですが、やっと判明。「シュペッツレ(spätzle)」という卵のパスタでした。

作り方がとてもユニークで、小麦粉を卵でゆるめに練った生地をおろし金みたいな器具を使ってぽとぽと湯に落として茹でるんです。
専用の器具は売っていないので代用になるようなものを探していたんですが、IKEAでおもしろいおろし金を見つけました。何をおろすんだろう?というくらいの大きな穴が空いています。これをひっくり返して利用しました。

IKEAのCHOSIGT(ホーシト)というおろし金。お弁当箱くらいの大きさの容器に大小2種類の穴のおろし金つき。

IKEAのCHOSIGT(ホーシト) Grater with Container というおろし金。お弁当箱くらいの大きさの容器に上下のフタがつき、それぞれが大小2種類の穴のおろし金になっています。

ポロポロしたかわいい形の卵のパスタに、カリカリに炒めた玉ねぎと、チーズをからめるとそれだけでおいしいです。

シュペッツレ(ケーゼシュペッツレ)

<材料>2人分

  • 中力粉…80g(フランスパン用粉を利用)
  • 塩…小さじ1/8
  • ナツメグ…適宜
  • 卵…1個
  • 水…10ml程度
  • 玉ねぎ…1/2個
  • オイル…小さじ1
  • チーズ…適宜(とろけるチーズを使用)

<作り方>

  1. 卵を溶き、粉と塩、ナツメグを加えてヘラで混ぜます。
  2. 水を少しずつ加えて、ヘラで持ち上げると粘りながらボトッと垂れるくらいの(少し粘りけのあるホットケーキミックス生地のような)硬さに仕上げます。
  3. そのまま生地を休ませませている間に、玉ねぎを薄切りにして皿に広げ、レンジで少し色づくくらいまで加熱します。
  4. フライパンにオイルを少量加えて、玉ねぎをカリカリに炒めます。
  5. 鍋にたっぷりの水を沸騰させて塩を小さじ1加えます。
  6. おろし金をひっくり返して生地をいれて、ヘラでこすり、穴から生地をポトポト落としてゆでます。
  7. 生地が浮いてきたらざるで湯を切ります。
  8. 鍋にパスタとチーズを入れて絡めて、塩、コショウで味を調えます。
  9. 皿に盛り、カリカリの玉ねぎをのせてからめていただきます。
12月 162014
 

今回はいつもと違う手順で生地を作ってみました。
グラーツのHotel Danielで食べたケーキの味に近いです。

ココアマーブルクグロフ

ココアマーブルクグロフ

<材料>18センチクグロフ型

  • 薄力粉…200g
  • ベーキングパウダー…6g
  • 無塩バター…180g
  • グラニュー糖…180g
  • 卵…3個
  • バニラエッセンス…数滴
  • ココア…大さじ1
  • 牛乳…大さじ1

<作り方>

  1. クグロフ型に薄くバターを塗り、粉を振ってはたき、冷蔵庫で冷やしておきます。
  2. バターを大ボウルに入れて室温に戻します。小ボウルに牛乳とココアを入れてよく混ぜ合わせておきます。
  3. 薄力粉とベーキングパウダーを中ボウルに入れて泡立て器でふんわり混ぜておきます。
  4. バターを泡立て器でクリーム状にして、グラニュー糖の2/3を加えてサッと混ぜ合わせます。
  5. 別のボウルにグラニュー糖の残りと卵を入れてハンドミキサーでしっかりなめらかに泡立てます。バニラエッセンスを加えます。
  6. 大ボウルの方に薄力粉をバサッと加えて、ヘラサックリと混ぜます。
  7. 泡立てた卵の1/3を加えて混ぜてなじませて、残りの卵を加えてはサッと混ぜ合わせます。
  8. 生地の半量を粉の入っていた中ボウルに入れて、練っておいたココアを加えて別のヘラで混ぜ合わせます。
  9. クグロフ型にプレーン生地を1/2いれて型をトントンたたいて気泡を抜き、ヘラで型にこすりつけます。
  10. ココア生地を半量加えて気泡を抜きます。残りのプレーン生地とココア生地を交互にいれて、生地を軽く混ぜ合わせて型にこすりつけます。
  11. 200度に温めたオーブンで180度40分焼きます。
  12. 粗熱が取れてからひっくり返して型から外します。
12月 142014
 

いつものアメリカンアップルパイの生地を、オーストリアの小麦粉で作りました。

オーストリアの小麦粉で作ったアメリカンアップルパイ

オーストリアの小麦粉で作ったアメリカンアップルパイ

温めてナイフとフォークで切り分けると、味わいのある生地がしっかり酸味のあるリンゴにホロホロとまとわりついて、素材の素朴な風味が楽しめます。いいですねこういう組み合わせ。

今回は底が抜けないパイ皿で焼きましたが、キレイに取り出せました。

オーストリアの小麦粉で作ったアメリカンアップルパイ

オーストリアの小麦粉で作ったアメリカンアップルパイ

<材料>直径18センチ1ホール

タルト生地

  • オーストリアの小麦粉タイプw480…180g
  • シナモンシュガー…大さじ1
  • 塩…小さじ1/4
  • 無塩バター…90g
  • 卵…大さじ1
  • 水…大さじ1
  • ラム酒…大さじ1

フィリング

  • 紅玉…2個
  • きび糖…リンゴの正味の30%
  • 薄力粉…20g
  • シナモン…小さじ1
  • グローブ…適宜
  • 塩…ひとつまみ

<作り方>

  1. タルト生地を作ります。パイ皿に薄く油を塗り、粉を振ってはたいて冷蔵庫で冷やしておきます。
  2. 中ボウルに粉類を入れて泡立て器でふんわり混ぜておきます。
  3. バターを加えて両手に持ったカードで切り刻みながら粉と混ぜてホロホロにします。
  4. 卵と水を合わせておき、生地にサッとまわしかけ、ヘラでサクッとまぜあわせ、ラム酒を加えたらヘラで生地を押しつけては切って重ねて押しつけるを繰り返します。
  5. 生地をポリ袋に入れてぎゅっと丸めて休ませます。冬場は室温で、夏は冷蔵庫へ。
  6. フィリングを作ります。リンゴを5ミリ幅のイチョウ切りにしてボウルに入れ、残りの材料を加えて混ぜ合わせておきます。
  7. 生地の2/3をオーブンペーパーで挟み、薄く丸く伸ばし、ペーパーをはがしてパイ皿の上に敷き、はみ出した部分をナイフでカットします。
  8. フィリングのリンゴをパイ生地の上にのせて均等に並べて、しみ出た液も流し入れます。
  9. 生地の1/3を丸く薄くのばして、パイ皿の方の生地の縁に卵を塗り、伸ばした生地パイ皿にかぶせて縁を指で押して接着します。ナイフではみ出した生地をカットします。
  10. 残った生地を丸めてリンゴの形にして、松の実を2個押し込んで、カットしたオーブンペーパーに乗せておきます。
  11. 240度に余熱したオーブンで10分、220度で20分、様子を見ながら200度で10分焼きます。最後の15分でリンゴの形の生地を入れて焼きます。
  12. 冷めてからパイ皿から取りだし、溶けない粉糖をふりかけます。