1月 082014
 
シリアル風クッキー

シリアル風クッキー

ヒルトン ガーデン イン ニューヨークのロビー

ヒルトン ガーデン イン ニューヨークのロビー

昨年暮れ訪れたニューヨークでの宿泊先「Hilton Garden Inn New York/Tribeca」では、コーヒーと紅茶に困ることがありませんでした。

ホットチョコレート

ホットチョコレート

朝、ロビーに行くと、熱々のコーヒーや紅茶のポットが用意されていて、注いで自由に持ち出せます。また午後4時頃には飲み物の他にもおいしいシリアル風クッキーと紙袋も用意されているので、好きな分持ち出してもいいし、部屋に持ち帰ってもいいです。インスタントのホットチョコレートも用意されているので、カフェモカも作れます。ティーパックもありましたが、あまりおいしくなかったです。

さて、このシリアル風クッキーはとてもおいしくて、食べごたえがあって、そして保存がきくので食糧難のときには本当に助かりました。朝や夜中にガス欠でどうにも動けなくなりそうなときにも、部屋に持ち込んでおいたクッキーが栄養源になりました。

ヒルトン ガーデン イン ニューヨークのシリアル風クッキー

ヒルトン ガーデン イン ニューヨークのシリアル風クッキー

ヒルトン ガーデン イン ニューヨークのコーヒーとクッキー

ヒルトン ガーデン イン ニューヨークのコーヒーとクッキー

このシリアルクッキーは厚めのキューブ型で、ザクザクしているかと思いきや、表面が砂糖かなにかで堅めですが中は思いの外ソフトです。中にはクランベリーらしきドライフルーツとナッツなどのシリアルが全粒粉とともにぎっしり、表面には粗めの砂糖と麦がまぶしてあります。味はかなり甘いのですが、ココナッツやクランベリーなど素材の味が楽しめて、かなり栄養がありそうです。紙袋に書かれている「Otis Spunkmeyer」を検索すると、クッキーやマフィンの冷凍生地を生産している会社のようです。

このホテルで提供しているクッキーと同じものは見つけられませんでしたが、それでも「3 Berry」という商品が近いです。

原材料は、「全粒小麦粉、押しオート麦、砂糖、クランベリー、マーガリン(パーム油、水、塩、モノおよびジグリセリド、自然の風味、ビタミンAパルミチン酸、ベータカロチン)、水、卵、転化糖、ブルーベリー、イチゴ、スチールカット。オート麦、バター、潰されたレモン、大豆粉、天然香料、ベーキングパウダー、イヌリン、小麦グルテン、塩、キサンタンガム、ひまわり油は含まれています:小麦、卵、牛乳をと大豆」
とあります。自然な原料で作られているとのこと。
この中でわかるものだけ材料を用意して、再現してみようと思いました。

できあがったのが下の写真です。一番手前がホテルのクッキーなので比較すると少し小ぶりにです。味は砂糖とホワイトチョコレートを控えめにしたので、甘みは少なめですが、思ったよりは近い味になりました。自分でもビックリ! クランベリーやココナッツはもう少し多めでもよかったかな。

手前の1個がヒルトン ガーデン イン ニューヨークのクッキー

手前の1個がヒルトン ガーデン イン ニューヨークのクッキー

<材料>16個分

  • 薄力粉(エクリチュール)…100g
  • 全粒粉…50g
  • シリアル(カントリーファーム フルーツクランチ)…50g
  • ココナッツパウダー…20g
  • ベーキングパウダー…小さじ1
  • きび糖…30g
  • 無塩バター…60g
  • ホワイトチョコレート…25g
  • ドライクランベリー…20g
  • プレーンヨーグルト…大さじ2
  • クリスタルシュガー…適宜
  • まぶし用のオートミール…適宜

<作り方>

  1. バターを1センチ角に切って冷蔵庫で冷やしておきます。
  2. 粉類とシリアルと砂糖を中ボウルに入れ泡立て器でふんわり混ぜ合わせておきます。
  3. フードプロセッサーにバター、中ボウルの中身の順に加えて、数秒間撹拌します。
  4. 撹拌した中身を中ボウルに戻し、ホワイトチョコレートとドライクランベリーを加えて混ぜます。
  5. ヨーグルトを加えて混ぜ、ポリ袋に入れてぎゅっと丸めて冷蔵庫で休ませます。
  6. 麺棒で1.5センチの厚みに伸ばし、3センチ角くらいにカットします。
  7. 表面に霧吹きをかけて、クリスタルシュガーとオートミールをまぶし、天板に並べます。
  8. 200度に予熱したオーブンで20分焼きます。
KEURIGのコーヒーメーカー

KEURIGのコーヒーメーカー

左が冷蔵庫。右が電子レンジ。

左が冷蔵庫。右が電子レンジ。

さて、ホテルの部屋にはKEURIGのコーヒーメーカーと、コーヒーと紅茶のカートリッジおよびミルクが用意されてあり、無料でした。こういうカートリッジ式のコーヒーメーカーが部屋に設置されているのははじめてでしたが、徐々にこういうシステムに切り替わってるんですね。私は使い慣れていないのではじめ手間取りましたが、これでお湯を沸かすこともできてとても便利でした。でもニューヨークの水道水は沸かしてもまずかったです。東京の水道水の方がまだおいしい。

あと、空っぽの冷蔵庫と、電子レンジはありがたかったです。電子レンジはテンキーで時間や温度指定するのが面倒でした。金庫も当たり前のようですがついていてよかった。

1月 082014
 

生イーストを使ったキューブミルク入りミルクパン生地に、グラニュー糖よりも少し大きめで、白双糖よりも小さい「クリスタルシュガー」をまぶして焼きました。クリスタルシュガーのシャリシャリ感と香ばしさ、そしてなにより甘さがやめられない!

生イーストのクリスタルシュガーミルクロール

生イーストのクリスタルシュガーミルクロール

<材料>5個分

  • 強力粉…160g
  • きび糖…16g
  • 無塩バター…16g
  • 塩…2.1g
  • キューブミルク(明治ステップらくらくキューブ)…1個
  • 水…90ml
  • 生イースト…6g
  • クリスタルシュガー…適宜

<作り方>

  1. 強力粉と砂糖を大ボウルに入れて泡立て器でふんわり混ぜておきます。
  2. 小ボウルに分量内の水20mlを入れてレンジで5秒ほど温め、生イーストを加えてよく溶かし、分量内の強力粉を20g加えてよく混ぜ、ラップをして10分ほど暖かいところに置きます。ぷつぷつ泡が見えてきます。
  3. HBに残りのぬるま湯にキューブミルクを溶かして、パンケースに入れます。予備発酵した生イースト、すべての粉類、バターの順に加えて、パン生地コースをスタートします。
  4. そのままパン生地コースで1次発酵までを行います。または生地を35度の環境で1時間1次発酵。
  5. 大きなマフィン型にオイルスプレーをかけて、粉をふり、冷蔵庫に入れておきます。
  6. 生地のガス抜きをしたら、5等分して丸めて15分ベンチタイム。
  7. 生地を楕円形に伸ばして三つ折りし、さらに二つ折りして止めたらコロコロ転がして伸ばし、くるっと巻きます。
  8. 上面に霧吹きをサッとかけたら、クリスタルシュガーを入れた器にひっくり返して砂糖をまぶし、型に入れます。
  9. 40度のオーブンで50分2次発酵。
  10. オーブンを200度に予熱して15分焼きます。