10月 232023
 
みりんを煮詰めて加えた酒粕甘酒

【フーディストアワード2023レシピ&フォトコンテスト参加中】

酒粕の甘酒が恋しい季節になり、いつもならきび糖で甘みを付けるのですが今回は純国産純米本みりんを煮詰めて作ってみたくなりました。

お米同士合わないはずがないと信じていましたが、想像以上に味に深みが増して、いつもよりもワンランク上等な甘酒になりました。

すりおろししょうがで体がポカポカ

しょうががのどにぴりぴり。乾燥しているからなのかな。こういう気づきも大切なんだなと。

酒粕甘酒は簡単に作れそうでいて、以外と時間と手間がかかります。特に今回はみりんを煮詰める一手間こそが価値のあるレシピだと思っています。

〈材料〉4~5人分
  • 酒粕 100g
  • 水 400ml
  • しょうが 一切れ(9g)
  • みりん 100ml
  • 塩 ひとつまみ

お好みで

  • きび糖 大さじ1〜2
〈作り方〉
  1. みりんをフライパンに入れて中火にかけて沸騰したら弱火にして10〜15分、約半量になるまで煮詰めます。
  2. 生姜をすりおろしておきます。
  3. 本みりんを煮詰めたフライパンに酒粕と水を加えて、マッシャーで静かに酒粕を押し混ぜて溶かしてから中火にかけて、時々ゆっくりまぜながら沸騰しないように極弱火にして20分煮ます。
  4. 途中ですりおろした生姜を加えて味見をして、甘味が足りないようであればきび糖を大さじ1〜2加えて、仕上げに塩をひとつまみ加えます。

フーディストアワード2023☆レシピ&フォトコンテスト
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8月 222020
 

自家製甘酒で粉をこねた風味豊かなバン(bun) です。少量、小さめなので食べきりサイズ。うちの甘酒は餅米を炊いて作るので、もっちりで深い甘みを楽しめます。

<材料> 4個分

  • 強力粉 100g
  • 塩 2g
  • 甘酒 90g
  • ドライイースト(サフ金) 1g(小さじ1/4弱)
  • 太白ごま油 大さじ1

<作り方>

  1. ボウルに強力粉と塩とドライイーストを入れて、泡立て器で混ぜ合わせます。
  2. 甘酒とごま油を加えて、ヘラで切るように混ぜ合わせ、粉気が無くなるまで混ぜます。
  3. 生地をまとめてラップをかけて30分おきます。
  4. ヘラか手で生地の箸を伸ばしてたたむを繰り返してまとめたら、ボウルにラップをかけて冷蔵庫の野菜室で8時間一時発酵。
  5. 取り出して生地を指で押して、戻らない程度であれば、室温に30分もどします。
  6. 生地を打ち粉をした台に取り出して、4等分にカットして、軽く丸めて濡れたペーパータオルとラップをかけて、20分ベンチタイム。
  7. 生地を丸め直し、天板にオーブンペーパーをひいて生地をのせ、蓋をして60分二次発酵。
  8. オーブンを180度20分にセットして余熱を開始します。
  9. 生地に十字の切り目を入れ、切り目にオイルを垂らして伸ばしておきます。
  10. オーブンで180度〜160度、15〜20分焼きます。
6月 082017
 

甘酒で作る水まんじゅう。中はこしあん。もっちり食べごたえありです。

甘酒水まんじゅう

甘酒水まんじゅう

<材料>丸い製氷器100ml・2個分

  • 水まんじゅうの素…20g
  • グラニュー糖…20g
  • 塩…ほんのひとつまみ
  • 甘酒…170ml
  • こしあん…60g

お好みで(1個につき)

  • きな粉…小さじ2
  • ラム酒香る黒蜜…大さじ1

<作り方>

  1. こしあんを30gずつ丸めておきます。製氷器の中に一度水を入れて捨ててぬらしておきます。
  2. 小鍋に水まんじゅうの素とグラニュー糖を入れて泡立て器でさらさらに混ぜます。
  3. 甘酒を加えて泡立て器でダマにならないように混ぜます。
  4. 小鍋を中火にかけてへらで絶えず混ぜます。とろりとしてきたところで弱火にして、ヘラで混ぜるスピードを少し速めます。
  5. 1〜2分絶えずヘラで混ぜながらスッとゆるくなったところで火からおろします。
  6. 製氷器の半分ほどまで生地を流し入れ、丸めたこしあんをスッと乗せます。残りの生地を流し入れて製氷器のふたをします。
  7. あら熱が取れたら冷蔵庫で2時間ほど冷やします。器に移してお好みできな粉を添えて黒蜜をかけていただきます。
1月 082012
 

自家製の甘酒に、天然酵母を加えて発酵させた、いわゆるどぶろくで生地をこねて作る、黒糖酒まんじゅうです。

甘酒でつくる黒糖酒まん

甘酒でつくる黒糖酒まん

こうじメーカーサイトのレシピを参考にしました。

どぶろくは今回の酒まんの生地をこねるのが目的なので、少量だけ作りました。

煮沸消毒したビンに、先に作っておいた甘酒を適量と、米由来の天然酵母液をごく少量を加え、浄水を150mlほど注ぎ、ふたをしたビンを納豆を作っているヨーグルトメーカーの上に重ねて1日保温。ふたを開けるとふわっといい香り~。

甘酒に天然酵母で発酵させたどぶろく

甘酒に天然酵母で発酵させたどぶろく

その後は室温で2日発酵を進めて、泡立ちもおさまり、アルコールもほぼ感じられない程度のものをこして、こねに使いました。

酒まん用にこしたどぶろく

酒まん用にこしたどぶろく

 

生地をこねているときから、大好きな日本酒のようなフルーティな香りがしてうれしたのしい作業でした。
日本酒というか、米と黒糖はものすごく合うんだなぁと感心しました。

生地をこねて一次発酵中

生地をこねて一次発酵中

天然酵母なので発酵はゆったりまったり時間をかけることが必要です。

今回のこしあんは、お汁粉用にじっくりこして、黒糖も加えたこくのある自信作です。

蒸し上がった黒糖酒まんは、ん~! 手作りのどぶろくならではの芳醇な香り!
生地はもっちりしていて、食感でも満足です。

黒糖酒まんの生地はもっちり!

黒糖酒まんの生地はもっちり!

 

<材料>10個分

  • 強力粉…45g
  • 薄力粉…105g
  • 黒糖…30g
  • 天然酵母液…15g
  • どぶろく…70ml
  • 黒糖こしあん…適量

 

<作り方>

  1. 大ボウルに粉類と黒糖を入れ、天然酵母液とどぶろくを少しずつ加えながらよくこねます。
  2. まるめてボウルにふたをして、温かいところで2倍の大きさに膨らむまで2~3時間かけて一次発酵。
  3. ガス抜きをして丸め直し、30分~1時間ベンチタイム。
  4. こしあんを10等分して丸めておきます。
  5. 生地を10等分して丸め直し、ボウルでふたをして10分休ませます。
  6. せいろにオーブンペーパーを5センチ角に切って敷いておきます
  7. 生地を麺棒で丸く伸ばし、こしあんを包んで底で閉じ、オーブンペーパーに乗せます。
  8. 水を入れた中華鍋を軽く温めて火を止め、せいろをのせて1時間ほど二次発酵。
  9. 2倍ほどにふくれたら、強火で沸騰し、中火で10分蒸します。
  10. せいろを鍋からおろしたらふたを少しずらしてあら熱を取ります。

 

 

1月 082012
 

先日味噌を作った残りの麹を使って、甘酒を作ることにしました。

甘酒をしろたんのガラスコップで

甘酒をしろたんのガラスコップで

出身地(青森・北海道)では酒粕の甘酒の割合が多かったのですが、上京してここ2~3年で米麹の甘酒にはまっています。

麹も板状のものと生麹とで作ってみましたが、生麹のほうがおいしいような気がしています。
今回餅米は北海道の「はくちょうもち」、生麹は富澤商店で購入した富山県産のものを使いました。

濃厚なのが好きなので、餅米を炊く水は少なめです。
あとでお好みで水やお湯で割っていただきます。

 

餅米と生麹で作った甘酒

餅米と生麹で作った甘酒

 

<材料>

  • 餅米…150g(約1合)
  • 生麹…250g

 

<作り方>

  1. 餅米を洗い、うるち米の1合の水量+200mlを加えて標準モードで炊きます。
  2. 生麹を粗くほぐしておきます。
  3. 餅米が炊けたら60度まで冷まし、生麹を加えてよく混ぜます。
  4. ヨーグルトメーカーの容器に移し、本体設定を50度12時間にセットします。
  5. 途中何度かかき混ぜて、できあがったら密封容器に移して冷蔵庫で保存します。