4月 052015
 

先日買った黒ごまの塩パンがおいしかったので作ってみました。

低温発酵のごま塩パン

低温発酵のごま塩パン

バターを生地で巻き込む代わりに、生地にバターを練り込み、前回はバターがしみ出てしまったので、中にはクリームチーズを入れて巻きました。

見事に穴があきました

見事に穴があきました

クロワッサン風にきれいに形成するには、ベンチタイムは20分くらいとった方がいいみたい。

いわゆるザルツシュタンゲンに近いのかな。食べるとプリッツェルの味がして、なぜかNYを思い出します。

<材料>5個分

  • 強力粉…180g
  • 全粒粉…20g
  • きび糖…7g
  • 塩…3g
  • ドライイースト…小さじ1/3(小さじ3/8弱)
  • 牛乳…82ml
  • 水…68ml
  • 洗い黒ごま…大さじ1(10g)
  • 無塩バター…20g
  • クリームチーズ…7g×5個分=35g
  • 溶き卵…少量
  • 粗塩…ひとつまみ×5

<作り方>

  1. 中ボウルに強力粉ときび糖を入れて、泡立て器でふんわり混ぜておきます。
  2. 洗い黒ごまを鍋で煎っておきます。
  3. 水と牛乳を合わせてレンジで35度にあたためて、大さじ1程度を小皿に移してドライイーストをパラパラ振り入れます。
  4. パンケースに水と牛乳、卵、塩、粉類、2のイーストの順に入れて、HBの天然酵母生地コースをスタートします。
  5. 生地がまとまってきたら黒ごまとバターを加えます。
  6. こねが終わったら生地を丸めてボウルに入れ、ラップをして23〜24度の室温で1時間置いて、冷蔵庫の野菜室(8度)で6〜7時間1次発酵。
  7. 室温に1〜2時間かけて戻し、2倍の大きさになったら軽くパンチをして取り出し、5等分して丸めて15〜20分ベンチタイム。クリームチーズを7gずつ取り分けておきます。
  8. 生地を二等辺三角形に伸ばし、底辺にに1.5センチほどの切れ目を入れ、クリームチーズを置きます。
  9. 両手を生地の手前内側から外側に向けて、逆八の字を描くようにして、生地を外側に伸ばしながら先端まで巻いて閉じます。

    生地の形成とクリームチーズの配置

    生地の形成とクリームチーズの配置

  10. 両端を寄せてエビのように形成し、スチームオーブン35度で60分2次発酵。
  11. 200度に予熱し、生地に溶き卵を塗り、粗塩をひとつまみずつ振りかけます。
  12. スチームショット3分を含めて200度で25分焼きます。
4月 052015
 

桜はもう散っている最中だけど、やっぱりこの季節、桜あんパン食べておかなくちゃ! ということで桜の花の塩漬けをトッピングしました。

低温発酵の桜あんパン

低温発酵の桜あんパン

ドライイースト少量なので、イースト臭さがなくて、素直で食べやすくておいしい!
結構ぴっちぴちに粒あんを包んだけど、パン生地がそれ以上に膨らんでくれたってことですね。

低温発酵のポイントは、時間をかけて発酵させてくうちに水分が少しずつ飛んでしまい、できあがりがパサパサになる傾向にあるので、気持ち生地はゆるめにこねあげて、1次発酵時には密封をして、2次発酵ではスチームを多めにするなど注意することかな?

2次発酵は普通のパンと同じ温度、時間で行って、足りなければそのまま少し時間をかけるくらいでいいのかも。

<材料>5個分 パン生地

  • 強力粉…160g
  • きび糖…16g
  • 塩…2.2g
  • ドライイースト…小さじ1/4
  • 水…51ml
  • 牛乳…35ml
  • 卵…20g
  • 無塩バター…10g

粒あん(できあがり約380g分)のうち36g×5個分=180gを使用

  • 小豆…110g
  • きび糖…110g
  • 塩…ひとつまみ

桜の葉の塩漬け…5輪 <作り方>

  1. 中ボウルに強力粉ときび糖を入れて、泡立て器でふんわり混ぜておきます。
  2. 水と牛乳を合わせてレンジで35度にあたためて、大さじ1程度を小皿に移してドライイーストをパラパラ振り入れます。
  3. パンケースに水と牛乳、卵、塩、粉類、2のイーストの順に入れて、HBの天然酵母生地コースをスタートします。
  4. 生地がまとまってきたらバターを加えます。
  5. こねが終わったら生地を丸めてボウルに入れ、ラップをして22度の室温で1時間置いて、14度の室温で6〜7時間1次発酵。
  6. 粒あんを作ります。小鍋に小豆を入れて軽く水洗いして、たっぷりの水を注ぎ火にかけ、一度ゆでこぼしをして、再びたっぷりの水でコトコト柔らかくなるまでアクを取り水を足しつつゆでます。
  7. 柔らかくなったら砂糖を4回に分けて加えて、好みの堅さに仕上げ、冷ましておきます。
  8. パン生地のガス抜きをして5等分にカットし、軽く丸めてボウルをかぶせて15分ベンチタイム。
  9. 粒あんを36gずつ丸めておきます。
  10. 生地を丸くのばしてから粒あんを包んで丸め直し、底を閉じて天板に並べ、35度のスチーム発酵で60分2次発酵。
  11. 桜の花を水につけて塩を抜き、ペーパータオルで水気をとります。
  12. オーブンを200度に予熱して、生地の表面に卵を塗り、桜の花をトッピングして、180度で15分焼きます。
4月 022015
 

以前買っておいて忘れていた1.5斤のパン型を見つけたので、低温発酵の角食パンを作りました。

1.5斤型ぴったり

1.5斤型ぴったり

半日以上かかるけれど、やっぱりおいしいなぁ。普通の食パンには戻れない感じ。

冷めてから切り分けたところ

冷めてから切り分けたところ

<材料>角食型1.5斤分

  • 強力粉…420g
  • きび糖…35g
  • 塩…8.3g
  • ドライイースト…小さじ3/8
  • 水…165ml
  • 牛乳…132ml
  • 無塩バター…15g

<作り方>

  1. ボウルに強力粉、きび糖を入れて泡立て器でふんわり混ぜておきます。
  2. 水と牛乳を合わせて、レンジで35度に温めます。
  3. 2を大さじ1ほど取り分けて、ドライイーストを振り入れます。
  4. HBのパンケースに水と牛乳、塩、粉類、イーストの順に入れて、天然酵母パン生地コースをスタートします。
  5. 生地がまとまったところでバターを加えます。
  6. こねが終わったら、生地を取り出し丸めて中ボウルに入れてぴったりラップをし、ボウルごとポリ袋に入れて密封して、冷蔵庫の野菜室でオーバーナイトもしくは6〜7時間1次発酵。
  7. 生地が1.5倍ほどに膨らんでいたら室温(24度)に2〜3時間かけて戻します。
  8. 生地が2倍に膨らんだらガス抜きをして取り出し、3等分して丸めて15分ベンチタイム。
  9. 食パン型の内側にオイルスプレーをかけ、打ち粉をして余分な粉をはたき、冷蔵庫で冷やします。
  10. 生地を丸くのばして三つ折りにして、くるくる丸めて閉じ、食パン型に並べて軽くふたをします。
  11. スチームオーブンの35〜40度で90〜120分二次発酵。
  12. 食パン型の8分目まで膨らんだら、パン型のふたをして、200度20分 180度20分焼きます。
  13. 型ごと落として空気を入れ換えて取り出して、冷めてから切り分けます。
4月 012015
 

イーストを少なめに、12時間以上の時間をかけて作った低温発酵の1斤ぴったりの角食パンです。

低温発酵の一斤ぴったり角食パン

低温発酵の一斤ぴったり角食パン

まだ腰に力を入れられないので、こねはHBにお任せです。天然酵母の生地コースを選んで、こねの時間は短めにしました。

低温発酵の一斤ぴったり角食パン

低温発酵の一斤ぴったり角食パン

低温発酵はとっても素直な味。
角食型ぴったりだと生地がきめ細かいのがいいですね。そこがHBの食パンとは明らかに違うところ。

今度は1.5斤に挑戦してみよう。 

 <材料>角食型1斤分

  • 強力粉…280g
  • きび糖…20g
  • 塩…5.5g
  • ドライイースト…小さじ1/4
  • 水…110ml
  • 牛乳…88ml
  • 無塩バター…10g

<作り方>

  1. ボウルに強力粉、きび糖を入れて泡立て器でふんわり混ぜておきます。
  2. 水と牛乳を合わせて、レンジで35度に温めます。
  3. 2を大さじ1ほど取り分けて、ドライイーストを振り入れます。
  4. HBのパンケースに水と牛乳、塩、粉類、イーストの順に入れて、天然酵母パン生地コースをスタートします。
  5. 生地がまとまったところでバターを加えます。
  6. こねが終わったら、生地を取り出し丸めて中ボウルに入れてぴったりラップをし、ボウルごとポリ袋に入れて密封して、冷蔵庫の野菜室でオーバーナイトもしくは6〜7時間1次発酵。
  7. 生地が1.5倍ほどに膨らんでいたら室温(24度)に2〜3時間かけて戻します。
  8. 生地が2倍に膨らんだらガス抜きをして取り出し、2等分して丸めて15分ベンチタイム。
  9. 食パン型の内側にオイルスプレーをかけ、打ち粉をして余分な粉をはたき、冷蔵庫で冷やします。
  10. 生地を丸くのばして三つ折りにして、くるくる丸めて閉じ、食パン型に並べて軽くふたをします。
  11. スチームオーブンの35〜40度で60〜90分二次発酵。
  12. 食パン型の8分目まで膨らんだら、パン型のふたをして、200度20分 180度10分焼きます。
  13. 型ごと落として空気を入れ換えて取り出して、冷めてから切り分けます。

使用した1斤食パン型は、以前は泣きたくなるほど型に生地がくっつきまくっていたのですが、改めて高温処理して、焼く前には型の内側にオイルスプレーと打ち粉をして余分な粉をはたき、冷蔵庫で冷やすという工程で、焼き上がりはスルッと気持ちいいほど型離れするようになりました。

2月 252015
 

低温発酵の生地で、エメンタールとチェーダーの2種のチーズと明太子を巻いて焼きました。

低温発酵のチーズ明太子エピ

低温発酵のチーズ明太子エピ

230度で外側パリッとこんがり、中ふんわり。 ようやくスチームを使う理由、高温で焼く理由、低温発酵の特徴などがなんとなくですがわかってきたような気がします。

エピの形成は、本来は2次発酵させてから切り分けるのだそうですが、私のことですからもたもたして形が崩れてしまいそうなので、切り分けてから2次発酵しました。なんら問題無くできあがりました。 

 <材料>

  • 準強力粉…160g
  • きび糖…10g(減らしてもいいかも)
  • 塩…2.2g
  • ドライイースト…小さじ1/4
  • 無塩バター…5g
  • 水…100ml
  • 明太子…50g(薄皮を取って賞味約40g)
  • エメンタールチーズ…フレーク状20g
  • チェダーチーズ…スライス3枚

<作り方>

  1. 大ボウルに粉ときび糖を入れ、泡立て器でふんわり混ぜ合わせます。
  2. 水をレンジで35度に温めて、大さじ1ほどを小皿に移し、ドライイーストをサラサラと振り入れます。
  3. イースト液を大ボウルに入れ、残りのぬるま湯を入れてこねを開始します。
  4. 生地がまとまってきたら塩とバターを加えて、たたいたり伸ばしたりしてこねます。
  5. ね終わったら発酵用のボウルに移し、ラップをして22度の室温で1時間おき、ポリ袋を被せって密封し、冷蔵庫の野菜室(8度)で一晩(6時間)発酵させます。
  6. 冷蔵庫から取りだし室温にもどしつつ発酵を進ませます。
  7. 2倍ほどにふくれたら打ち粉をした台に取りだして手のひらでガス抜きをしながら生地をのばし、四つ折りにしてボウルを被せて20分ベンチタイム。
  8. 明太子を薄皮から取りだしてほぐします。
  9. 生地を麺棒で横長の長方形にのばして、向こう側1センチほど残して明太子を塗り、エメンタールチーズを振り、チェダーチーズのスライスを並べて置きます。

    明太子、エメンタール、チェダーの順に重ねます。

    明太子、エメンタール、チェダーの順に重ねます。

  10. 手前からくるくる巻いて閉じ、天板にオーブンシートを敷き、さらに打ち粉をした上に生地を置き、はさみで1.5〜2センチ間隔で斜めにカットして左右に振り分けます。
  11. 35度のスチーム発酵で50分2次発酵。
  12. 230度に予熱して生地に霧吹きをかけます。上段にセットし、スチーム3分を含めて15分焼きます。途中12分ほどで天板ごと180度回転させて入れ直します。