2月 112012
 

パンのフィリング用の米粉のもっちり抹茶ミルククリームです。

米粉の抹茶ミルククリーム

米粉の抹茶ミルククリーム

抹茶ミルククリームパンが食べたいなーということで作りました。

米粉の抹茶ミルククリーム

米粉の抹茶ミルククリーム。パンのフィリング用に分けました

抹茶は缶を開けたてなので色がきれいで香りが立ちます。
せっかくなので少し多めに入れてみました。

 


材料>できあがり130g

  • 牛乳…65ml
  • 豆乳…60ml
  • きび糖…40g
  • 米粉…20g
  • 塩…ひとつまみ
  • 抹茶(お湯で練ったもの)…3g

 

作り方

  1. 牛乳と豆乳を温ためておきます。
  2. 鍋にきび糖、米粉、塩、抹茶を練ったものを入れ、1.を少しずつ加えながらよく溶き混ぜます。
  3. 中火にかけてへらで絶えず混ぜます。
  4. まとまってきたら手早く混ぜ、好みの固さになったら火から下ろし、冷まします。

 

 

2月 102012
 
ゆで卵カッターを分解したやつ

ゆで卵カッターを分解したやつ

毎日パンを焼くたびにお世話になるバター。

いつも業務用バターを買ってきて、包丁で2分割してから、ゆで卵カッターを分解したワイヤーの部分で切り分けていました。

一切れ約20gずつカットできるとはいえ、これがものすごく力が必要で、手早くやっているつもりでも、手がべたべたになってしまいました。

 

そんな折に、NHKの「まちかど情報室」(2011年11月8日放映)で「押して手早く」で見たのが「らくらくバターカッター」。

らくらくバターカッター

らくらくバターカッター

バターの上からグッと押して20分割するツール。…ってそれだけのためのものなんですけどね…。

 

以来、ずーっと欲しかったんですが、そこそこお高いのでなかなか踏ん切りが付かないまま3ヶ月を経て、先日ついにハンズで購入しました。

 

本来は「200gのバター」をカットする道具として紹介されているので、業務用の分厚いバターでも切れるのかしら…というのが唯一不安.
もし切れなかったら、200gバターに切り替えようという覚悟で、はじめてのバターカットに挑みました。

 

バターカッターの表側(左)と裏側

バターカッターの表側(左)と裏側

と、その前に、重量を計測してみました。266gの重量感と、アルミニウムの幅の広い持ち手に安心感を覚えます。

バターカッターの重さ

バターカッターの重さは266g

さて、用意したのは、「カルピスバター(無塩)450g」です。

カルピスバター(無塩)450g

カルピスバター(無塩)450g

いつも品切れなんですが、先日OKストアで購入できました。

カルピスバター(無塩)450g

カルピスバター(無塩)450g

ではいよいよバターカットです。どきどき。

バターの上にバターカッターをあてて

バターの上にバターカッターをあてて

ぐぐぐっと押していくとワイヤーがバターに食い込み

ぐぐぐっと押していくとワイヤーがバターに食い込み(太い腕だ)

無事貫通です!

無事貫通です!

ラクでした…。これまでの苦労はナンだったんだろうというくらい、楽でした。涙が出そうなくらいです。

さてここからは、いかに手を汚さずに手早く保存できるのかが課題です。
バターカッターを持ち上げ(逆戻りしないので大丈夫ですよ)、包装紙をはがしてバターの上にかぶせて、ひっくり返し、バターカッターを外します。
片手でスッと外れました。

ひっくり返してバターカッターをスッと外します

ひっくり返してバターカッターをスッと外します

ワッフル用のトングでバターを一切れずつはがします。

おおーっ! 切れてる!

おおーっ! 切れてる!

で、一切れ何グラムかはかってみました。

バター一切れ約20g

バター一切れ約20g

業務用ですから20gなんですね。ほかのもはかってみても20g前後でした。

さて、これをラップで一切れずつくるんでいきます。

ミニミニサイズのラップをできるだけ長く切って広げ、バターを一切れのせては巻き、その上に一切れ乗せては巻いていきます。
こうして保存すると、使うときは巻物を広げるように一切れずつ出して使えます。

バターをラップで巻き込んで包みます

バターをラップで巻き込んで包みます

ひとかたまりの重量はというと、6切れで141g。なぜに?

バター7切れひとかたまりで焼く140g

バター6切れなぜか141g

ラップ分の重量を加えても20g越えは…。まぁ、はじめてなので切り方にムラがあったのだろうということで。
どうせ使うときはさらに半分に折っちゃうので、数グラムの誤差は全然平気です。

ということで、ここまでほとんど手が汚れていません。これは嬉しいです。

冷凍保存袋に詰めて、冷凍保存しちゃいます。

冷凍庫用保存袋で冷凍保存

冷凍庫用保存袋で冷凍保存

最後のお手入れも、バターカッター自体がほとんど汚れていないので、洗浄もラクでした。

手もバターカッターもほとんど汚れませんでした

手もバターカッターもほとんど汚れませんでした

ラップで包んだひとかたまりは冷蔵庫保存して、使い切ったところでまたひとかたまりを冷蔵庫に移動しておきます。

業務用バターは、見つけたときには買っておくのが鉄則なので、こうやってカットして冷凍庫に保存しておくと本当に便利です。

 

2月 092012
 

ホシノ天然酵母のミルクロール生地にゆず茶を練り込み、チーズケーキ生地を流し込んだフロマージュ風のチーズクリームパンです。

ハートのフロマージュゆず茶ロール

ハートのフロマージュゆず茶ロール

バレンタインらしく、ハート型セルクルも2個作ったので、早速使って焼いてみました。

ハート型セルクルもアルミ板で作りました

ハート型セルクルもアルミ板で作りました

フロマージュの量もぴったり。レモンの代わりにオレンジジュースを使っても大丈夫でした。

丸形もあります

丸形もあります

 

ハートのフロマージュゆず茶ロールの断面

ハートのフロマージュゆず茶ロールの断面

おもたせにいいかもです

おもたせにいいかもです

 


材料>5個

  • 強力粉…150g
  • きび糖…15g
  • 塩…1.3g
  • ホシノ天然酵母生種…12g
  • 牛乳…70ml
  • 卵白…20g
  • 無塩バター…10g
  • ゆず茶…15g

 

フロマージュ生地

  • クリームチーズ…70g
  • 卵黄…1個(13g)
  • グラニュー糖…25g
  • 塩…ひとつまみ
  • 豆乳…13ml
  • 生クリーム…13ml
  • ヨーグルト…13g
  • 米粉…5g
  • オレンジジュース…5ml

 

作り方

  1. 大ボウルに粉類を入れて、泡立て器で混ぜ合わせておきます。
  2. 卵白、ゆず茶、ホシノ天然酵母生種を加え、牛乳をレンジで15秒温めて注いでこねます。
  3. ある程度まとまったらバターを加えてよくこねます。
  4. 室温(19度)で9時間一次発酵。
  5. フロマージュ生地を作ります。クリームチーズを泡立て器でクリーム状にして、きび糖を加えよく混ぜます。
  6. 卵黄、オレンジジュース、豆乳、生クリームを加えるたびによく混ぜます。
  7. 米粉を加えて混ぜたらラップをして冷蔵庫で一晩寝かせます。
  8. パン生地が2倍にふくれたらガス抜きをして、5等分して丸め直して20分ベンチタイム。
  9. セルクル型にはバターを薄く塗り粉を振ってはたいておきます。
  10. 生地を平たく丸く伸ばし、型に入れたら縁を立ち上げ、底に爪楊枝で穴数カ所穴を開けます。
  11. フロマージュ生地を少量流し込み、オーブンの発酵モード(40度)で90分二次発酵。
  12. 1.5~2倍にふくれたら、残りのフロマージュ生地を流し入れ、砂糖菓子をトッピングして、オーブンで200度10分、180度で5分焼きます。

 

2月 082012
 

いつものホシノ天然酵母生地の半分に抹茶を練り込んでしっとり甘納豆を包み、さらにミルクロール生地で包んで、お花の形成をしたロールパンです。和菓子風を目指しました。

しっとり甘納豆の抹茶お花ロールパン

しっとり甘納豆の抹茶お花ロールパン

甘納豆は富澤商店の「しっとり甘納豆(大納言)」です。
小豆あんとちがって粒々が扱いやすいので、パン生地で包むのにはぴったりです。

縦にカットするとこんな表情です

縦にカットするとこんな表情です

抹茶の緑色が春らしく香りもよくて、こねたり包んでいたりしても楽しかったです。

梅の花型です

花型のくりまん風

ミルクロール生地で包んでから、たこ糸で花の形成をします。
たこ糸の太さは計ってみたら0.7ミリほどでした。

たこ糸の太さは0.7mm

たこ糸の太さは0.7mm

しっとり甘納豆はそのまま食べると1粒でもとても甘いのですが、生地に包むとちょうどいい感じです。

しっとり甘納豆の抹茶お花ロールパン

しっとり甘納豆の抹茶お花ロールパン

 


材料>5個

  • 強力粉(春よ恋)…150g
  • きび糖…15g
  • 塩…1.3g
  • ホシノ天然酵母生種…12g
  • 牛乳…70ml
  • 卵…20g
  • 無塩バター…10g
  • 抹茶(水溶き)…3g
  • しっとり甘納豆…大さじ5

 

作り方

  1. 大ボウルに粉類を入れて、泡立て器で混ぜ合わせておきます。
  2. ホシノ天然酵母生種を加え、牛乳をレンジで15秒温めて注いでこねます。
  3. ある程度まとまったらバターを加えてよくこねます。
  4. 生地を3:2に分け、2の方に抹茶を加えてよくこねます。
  5. 2つに分けた生地をそれぞれ容器入れて、室温(19度)で9時間一次発酵。
  6. パン生地が2倍にふくれたらガス抜きをして、それぞれ5等分して丸め直して20分ベンチタイム。
  7. 抹茶生地を丸く平たく伸ばし、しっとり甘納豆(大さじ1)を包みます。

    抹茶生地でしっとり甘納豆を包みます

    抹茶生地でしっとり甘納豆を包みます

  8. さらにプレーン生地を平たく伸ばして、丸めた抹茶生地を包みます。

    抹茶生地を包みます

    抹茶生地を包みます

  9. たこ糸(55センチ)を、生地の底の方から6方向にゆるりと巻き、底で結びます。
  10. オーブンの発酵モード(40度)で90分二次発酵。
    2次発酵前

    2次発酵前

    2次発酵後

    2次発酵後

  11. 1.5~2倍にふくれたら、生地の上面に卵を塗ります。
  12. オーブンで180度15分焼きます。
  13. 上面の糸を切り、半分まではがしたら、底から糸を引っ張って抜きます。

 

2月 072012
 

ホシノ天然酵母をフランスパン用粉でこねたミルクロールパン生地に、SPAM入りポテトサラダを作ってのせました。

ホシノ天然酵母のSPAMポテトサラダロール

ホシノ天然酵母のSPAMポテトサラダロール

SPAMは炒めた物をポテトサラダとあえて、オーブンで焼くときに生のものをレッドチェダーチーズとともにトッピングしたので、ポテトサラダに埋もれずに、こんがり香ばしさも楽しめます。

いつもの強力粉ではベトベトしそうだったので、フランスパン用の粉でしっかり焼き色を付けました。

 


材料>6個

  • 強力粉(フランスパン用)…150g
  • きび糖…15g
  • 塩…1.5g
  • ホシノ天然酵母生種…12g
  • 牛乳…70ml
  • 卵…20g
  • 無塩バター…10g
  • SPAMポテトサラダ…適宜
  • レッドチェダーチーズ…適宜

 

作り方

  1. 大ボウルに粉類を入れて、泡立て器で混ぜ合わせておきます。
  2. ホシノ天然酵母生種を加え、牛乳をレンジで15秒温めて注いでこねます。
  3. ある程度まとまったらバターを加えてよくこねます。
  4. 室温(19度)で9時間一次発酵。
  5. SPAMポテトサラダを作ります。玉ねぎ、にんじん、SPAMを8ミリほどのさいの目に切ります。
  6. ジャガイモは皮付きのまま二つ割りして蒸し器に乗せます。隙間ににんじんも入れて沸騰後15分蒸します。
  7. バター少量で玉ねぎを軽く炒めます(食感を残したいので)。その後SPAMも軽く炒めます。
  8. ジャガイモの皮をむいてボウルに入れ、マッシャーで軽くつぶします。にんじん、玉ねぎ、SPAM、マヨネーズ、マスタード、蜂蜜、塩を加えて混ぜ合わせ、冷まします。
  9. パン生地が2倍にふくれたらガス抜きをして取り出し、6等分して丸め直して20分ベンチタイム。
  10. 生地を丸く平たく伸ばし、2つ折にして縁に切り目を入れたら開き、両端をクロスさせて形成します。
  11. 中央にSPAMポテトサラダを盛りつけてオーブンの発酵モード(40度)で90分二次発酵。

    2次発酵前

    2次発酵前

  12. 1.5~2倍にふくれたら、残りのにんじんやSPAM、レッドチェダーチーズを追加します。生地の縁に卵を塗ります。

    2次発酵後

    2次発酵後。トッピングを追加しました

  13. オーブンで200度20分焼きます。