神保町のカレー店で以前食べたプリンが濃厚で美味しかったので、家にある物で挑戦してみました。目指したのは濃厚さ、滑らかさ、カラメルのあとのせです。
カラメルをパリパリにしてあとのせすると、いつものカラメルの量よりも格段に少なくて済みます。
<材料> 100ml プリン用容器 4個分
プリン生地
- 卵黄 3個分
- グラニュー糖 40g
- 塩 ほんのひとつまみ
- 牛乳 150ml
- 生クリーム 150ml
- バニラビーンズ 1/4本
パリパリカラメル
- グラニュー糖 20g
- 水 小さじ1
<作り方>
- パリパリカラメルを作ります、大きめのバットに、大きめにカットしたオーブンペーパーを敷いておきます。
- フライパンにパリパリカラメル用のグラニュー糖と水を加えて中火にかけて溶かし、香ばしくなったところで火から下ろして、オーブンペーパーに注ぎます(フライパンは洗わずそのままにしておきます)。
- 注いだカラメルにオーブンペーパーを折ってかぶせて、フライ返しなどの平たい物で押して薄くのばします。バットの底を冷水につけて冷やします。
- 固まったらオーブンペーパーを剥がして、適度な大きさに割ってオーブンペーパーで包んで冷凍庫で冷やしておきます。
- プリン生地を作ります、中ボウルに卵黄を解きほぐして、グラニュー糖を数回に分けて加えてその都度よくすり混ぜます。塩も加えてよく混ぜます。
- 先ほどのカラメルを作ったフライパンに牛乳と生クリーム、鞘からこそげ取ったバニラビーンズと、鞘も入れて中火にかけます。
- 沸々としてきて60度で火から下ろします。中ボウルに少し注いでは手早くヘラでその都度手早く混ぜます。
- 再びフライパンに茶漉しを通して漉します。
- プリン型に均等に注ぎます。小瓶など口の小さい物は漏斗を使って注ぎます。アルミホイルで口を覆います。
- 大きめの鍋に瓶の底から1/3程度の湯を注いで沸騰させたら、プリンの瓶を並べて置き、フタをして弱火で10分蒸します。
- 火を止めて5〜10分ほどそのまま放置します。
- 鍋から取り出して冷まします。あら熱が取れたら冷蔵庫でしっかり冷やします。
- 食べる直前にパリパリカラメルを小瓶の口に入るサイズに割ってプリンに乗せていただきます。
<後記>
- パリパリカラメルをプリンに乗せたままにしてしばらく経つと徐々に沈んで中で溶けていきます。
- パリパリカラメルを割り、先に容器に入れてからプリン生地を注ぐと、通常のカラメルシロップと同じように溶けて下に沈みます。
- 残った卵白はフライパンでカリッと焼いてから刻み、塩昆布、明太子、ダイス状にカットしたパルミジャーノ・レッジャーノとあえていただきました。貴重なたんぱく質。
- 後日このレシピを元に「濃厚なめらかチョコレートプリン」を作りました。こちらも贈った先から「また作って!」とリクエストが来たほど好評でした!