5月 072014
 

オーストリアにもし行くことがあったら、これだけは食べておきたい! と思っていたものが「ザッハトルテ」です(他に知らなかったと言うのもありますが)。

あこがれのザッハトルテ。

あこがれのザッハトルテ。

さかのぼること30年前、初めて購入したお菓子作りの本に載っていたザッハトルテにあこがれていたものの、作り方がものすごく面倒そうで(チョコレートの量と扱いの難しさがはんぱない)、作った事もなければもちろん本格的なザッハトルテを食べたことも無かったのです。

ただ、チョコレートの生地に、あんずジャムが挟んであるということは知っていたし、結晶化させたチョコレートでコーティングされたつややかで美しい姿の写真は、30年間脳裏に刻まれ続けていました。
きっと「これでもかっ!」ってくらいチョコレートを満喫できるケーキなんだろうなぁと。

ザッハトルテの発祥は、1832年にウィーンにて、オーストリア帝国の政治家クレメンス・フォン・メッテルニヒの下級料理人として仕えていた「フランツ・ザッハー」が、16才の時に貴族のための特製料理として考案。人気を博し、その後フランツ・ザッハーの次男があの「ホテル・ザッハー」をオープンして、そこのレストランカフェで出されていたのだそうです。

ホテル・ザッハーといえばあれです。先日ザルツブルクで、ザルツブルクカードの購入の際にお世話になった5つ星ホテルです。
ホテル・ザッハー・ザルツブルクは支店ですが、その名前をすっかり忘れていたうえに、これからザッハトルテを食べに行こうと探している店「カフェ・ザッハー」も、ホテル・ザッハーの支店だと知らなかったのでした。

これらがすべてホテル・ザッハー絡みと知ったのは、恥ずかしながらこの数日後なのでした。「ザッハー」の発音と「SACHER」文字列が一致しなくて。

3月24日のこの日はグラーツのヘレン通りにあるカフェにザッハトルテを食べに行くと決めていたので、おおよその場所は把握してはいました。ハウプト広場から歩いてすぐのところに、「カフェ・ザッハー・グラーツ」があります。
ヘレン通りは一番の繁華街で、先日SIMを購入したT-Mobileのある通りです。

例によって、その「カフェ・ザッハー」を見つけるのに時間がかかりました。店の間口が狭いからです。

ありました。入り口をやっと見つけました。

ありました。入り口をやっと見つけました。

カフェ・ザッハーの入り口。

カフェ・ザッハーの入り口。

店内に入ると、お好きな席にどうぞという感じで通されましたので、奥の居心地の良さそうな席を選びました。

奥の席。

奥の席。

吹き抜けのガラスの高い天井があり、店内は明るく、ほぼ満席でした。

明るい店内。

明るい店内。

オーストリアでは男女と共におしゃべりをするときでもとても穏やか。日本の昼下がりのファミレスや喫茶店でおしゃべりに夢中になるあまり大声で話しているようなお客はいません。

メニューはテーブルのスタンドにぶら下がっているので、それを取り外します。

スイーツメニューからは、オリジナルザッハトルテ・ホイップ添え(Original Sacher-Torte mit Schlag)4.90ユーロと、スイートスパイス・リングケーキ ウィーン風(ジンジャーとオレンジピール・Original Sacher Gewürzgugelhupf)3.50ユーロ。

スイーツのメニュー。

スイーツのメニュー。

ドリンクメニュー。マリアテレジアカフェ Maria Theresia Kaffee (mit Alkohol).
オレンジリキュールとホイップクリームを添えたスペシャルでたっぷりのコーヒー。
A speciality consisting of a large coffee served with orange liqueur and whipped cream.

ドリンクメニュー。

ドリンクメニュー。

オーダーしてしばらくして、飲み物とザッハトルテが運ばれてきました!

フォークを入れるのがもったいないくらい美しい。切り口スパッとどうやったらこんな風にきれいにカットできるのかしら。

ザッハトルテ!

ザッハトルテ!

一口食べて、おそらく、頭の中で30年間想像し続けていた味と食感に間違いはなかったです。
結晶化したチョコレートのシャリシャリ感、甘いチョコレート生地、そしてアプリコットジャムの酸味。

期待外れなことといえば、チョコレートの層の厚みです。想像以上に分厚かった!  恐るべしザッハトルテ!

正直、私はチョコレートは日本が一番美味しいと信じていたので、オーストリアのチョコレートにあまり期待はしていなかったのですが、大きな間違いでした。本当に美味しいです。
また、チョコレートがビターな分、濃厚なホイップは必須です。

マリア・テレジア・カフェ。左側の大きなグラスにはこれまたホイップたっぷりのウィンナーコーヒー。右側のオレンジリキュールのグラスにはチョコレートでフタがされています。かわいいです。実は飲み方がわからなかったので、iPhoneで検索してしまいました。

マリア・テレジア・カフェ。

マリア・テレジア・カフェ。

マリア・テレジアはコーヒーにお酒を注いで飲むのがお好きだったとか。なるほど。

おそるおそるウィンナーコーヒーにリキュールを少しだけ注いで飲んでみました。
リキュール入りのコーヒーは初めてですが、風味がよくて、コーヒーもリキュールも甘いのもあって、くいくい飲んでしまいそうでした。ただしオレンジリキュールはかなり度数が高いので、全部注いだら酔っ払い確実なのでほどほどにしておきました。
ホイップも多そうでいて、ホイップ、コーヒー、リキュールの量と組み合わせは絶妙です。マリア・テレジアのチョイスはさすがです。

スイートスパイス・リングケーキ ウィーン風。

スイートスパイス・リングケーキ ウィーン風。

スイートスパイス・リングケーキ ウィーン風。

ウィーン風というのはおそらくホィップ添えてるところじゃないのかしら。見た目は地味ですけど、オレンジピールが効いていて美味しいです。

ダージリン。こっちのティーパックは日本のように糸でつながっていなくて、パックと紙が直接つながっているため、どういう形で抽出するのかがわからず、はじめのうちはお湯があふれてきてしまったのですが、やっとこのように紙をスタンドさせて抽出することに気が付きました。

ダージリン。

ダージリン。

店内の装飾や調度品の品の良さなども含めて、全体の雰囲気がすばらしいです。
ザッハトルテはもちろん、オーストリアのカフェを満喫して、もう思い残すことないとホンキで思いました。

こんなに贅沢な時間を過ごした割に、料金は以外にリーズナブルでした。
支払の際にチップを払おうとしたところ、「チップはいらない」と言われました。
そういうサービスを受けると、また行きたいと思いますよね。
何世紀にもわたって続いてきたというのには、そういう何かしらの理由があってこそだと思いました。

カフェ・ザッハー・グラーツの店内入り口。

カフェ・ザッハー・グラーツの店内入り口。

カフェ・ザッハー・グラーツ Café Sacher Graz

5月 072014
 

今日は3つめのカイザーゼンメルの押し型で、前回と同じミルク味にしました。

花の形のカイザーゼンメル

花の形のカイザーゼンメル

<材料>5個分

  • 強力粉…160g
  • きび糖…16g
  • 塩…2.4g
  • 無塩バター…12g
  • 牛乳…85ml
  • ホシノ天然酵母フランスパン種生種…13g

<作り方>

  1. 中ボウルに強力粉、きび糖、塩を加えて泡立て器でふんわり混ぜ合わせます。
  2. HBのパンケースに水、無塩バター、生種を入れ、1.の粉類を加えます。
  3. 天然酵母の生地コースでこねます。
  4. こねが終わったらスイッチを切り、生地を中ボウルに取り出し、ラップをして一晩(25℃7時間)1次発酵。
  5. ガス抜きをして生地を5等分し、丸め直して20分ベンチタイム。
  6. 生地を丸め直して綴じ目を下にして、押し型を上から強く押し当て型を抜きます。
  7. 1個分ずつ切ったオーブンペーパーに切り目を下にして20分間前半の2次発酵をします。
  8. パンをひっくり返してさらに30分間後半の2次発酵をします。
  9. 200℃に予熱し、15〜20分焼きます。
5月 052014
 

今日はミルクロールパン生地を、渦巻のカイザーゼンメル押し型を使ってぐるぐるに形成して焼きました。

ミルクぐるぐるロール−パン

ミルクぐるぐるロール−パン

<材料>5個分

  • 強力粉…160g
  • きび糖…16g
  • 塩…2.4g
  • 無塩バター…12g
  • 牛乳…85ml
  • ホシノ天然酵母フランスパン種生種…13g

<作り方>

  1. 中ボウルに強力粉、きび糖、塩を加えて泡立て器でふんわり混ぜ合わせます。
  2. HBのパンケースに水、無塩バター、生種を入れ、1.の粉類を加えます。
  3. 天然酵母の生地コースでこねます。
  4. こねが終わったらスイッチを切り、生地を中ボウルに取り出し、ラップをして一晩(25℃7時間)1次発酵。
  5. ガス抜きをして生地を5等分し、丸め直して20分ベンチタイム。
  6. 生地を丸め直して綴じ目を下にして、押し型を上から強く押し当て型を抜きます。
  7. 55分2次発酵をします。
  8. 200℃に予熱し、15〜20分焼きます。
5月 042014
 

オーストリア・グラーツのホテルで毎朝のように食べていた、カイザーゼンメル。
先日、合羽橋で購入したカイザーゼンメルの押し型を使ってみたかったので作りました。

カイザーゼンメル

カイザーゼンメル

酵母はホシノ天然酵母フランスパン種を使っていますが、粉は春よ来にしました。

カイザーゼンメルの押し型。

カイザーゼンメルの押し型。

<材料>5個分

  • 強力粉…160g
  • きび糖…16g
  • 塩…2.4g
  • 無塩バター…10g
  • 水…80ml
  • ホシノ天然酵母フランスパン種生種…13g

<作り方>

  1. 中ボウルに強力粉、きび糖、塩を加えて泡立て器でふんわり混ぜ合わせます。
  2. HBのパンケースに牛乳、無塩バター、生種を入れ、1.の粉類を加えます。
  3. 天然酵母の生地コースでこねます。
  4. こねが終わったらスイッチを切り、生地を中ボウルに取り出し、ラップをして一晩(25℃7時間)1次発酵。
  5. ガス抜きをして生地を5等分し、丸め直して20分ベンチタイム。
  6. 生地を丸め直して綴じ目を下にして打ち粉をした手に取ります。オイルスプレーをした押し型を上から強く押し当て、時計回りにぐいっとひねりを加えて、押し型を抜きます。
  7. 打ち粉をしたオーブンペーパーに切れ目を下にして置き、20分前半の2次発酵をします。
  8. 生地を優しく手に取り、ひっくり返してさらに20分後半の2次発酵をします。
  9. 230℃に予熱し、200℃で15〜20分焼きます。
5月 012014
 

3月24日月曜日。
朝食のパンを欲張りました。カイザーゼンメルの下にこっそり好物のチョコクロワッサンを忍ばせています。もちろん完食です。

カイザーゼンメルの下にチョコクロワッサン。

カイザーゼンメルの下にチョコクロワッサン。

ホテルの朝食フロア。ドアの奥にも部屋があります。
右側の方がビュッフェになっています。

東の空が晴れてきました。お出かけ日和です。

朝食のフロアの窓から空を仰ぎます。

朝食のフロアの窓から空を仰ぎます。

ロビーに置かれたホテルのラベルのついた二人乗り自転車。レンタル用かもしれません。

03-24-04

入り口入ってすぐ右手には、ホテルオリジナルグッズが展示されています。またレンタルのベスパも用意されています。15ユーロで借りられます。

レンタルできるベスパ。

レンタルできるベスパ。

ホテル6階の踊り場から見た西側の風景。来たころに比べると山の緑が多くなりました。2週間もたてばね。

午前中に仕事をして、午後から旧市街へと向かいます。

市庁舎。ここが私にとってのグラーツの街のランドマークになっています。1888年から1893年に建てられたのだそうです。

市庁舎。

市庁舎。

ハウプト広場にある銅像の中心人物は、ヨハン・ブルネン大公像。
マリア・テレジアの孫にあたり、グラーツに自然科学や技術教育を広めた人で、ヨアネウムはこの大公の名前が由来なのだそうです。
とても庶民的な人柄で、平民のアンナと結婚して民間人になったことから、今なお人気のグラーツの象徴的な人物。こうしてハウプト広場が賑わっているのが何よりの証拠なんですね。

Erzherzog-Johann-Brunnen

Erzherzog-Johann-Brunnen

Sackstrasse(ザック通り)にあるスーパーマーケットのBIllaのデリで遅めのお昼。

BIlla Box

BIlla Box

量り売りのモニター表示が砕けた感じで好感が持てます。

量り売りのモニター表示が砕けた感じで好感が持てます。

ライスにカレーもあります。

ライスにカレーもあります。

とってもヘルシー。スープはセロリとコーン味だったと思う。

とってもヘルシー。スープはセロリとコーン味だったと思う。

アイスクリーム。カップのうちブタが雲柄でかわいい!

アイスクリーム。カップのうちブタが雲柄でかわいい!

中はストロベリーチーズケーキアイスクリーム。おいしかった。

中はストロベリーチーズケーキアイスクリーム。おいしかった。

繁華街にあるデパートK&O(Kastner & Öhler Warenhaus AG)。前にいった屋上カフェがあるところです。

K&O(Kastner & Öhler Warenhaus AG)。

K&O(Kastner & Öhler Warenhaus AG)。

海外のデパートはおもちゃ売り場が楽しい。おもちゃ売り場って必ず上階にあるんですね。

みつばちマーヤのブロック。3Dマーヤは朝の子ども番組で人気のようです。

みつばちマーヤのブロック。3Dマーヤは朝の子ども番組で人気のようです。

おもちゃ売り場のフロアにメリーゴーランド。欧米の人ってホントに好きなんだろうなぁ。人の集まるところに(集まらないところにも)必ずあるもんなぁ。

しかもこのデパートK&Oオリジナルらしい。Caroussellとは回転木馬のこと。

しかもこのデパートK&Oオリジナルらしい。Caroussellとは回転木馬のこと。

K&0デパートの地下にはSPARがあります。

パンのコーナーは種類豊富でとても楽しい。ドーナツにカイザーゼンメルや、菓子パンの「お得!」パック。

パンのコーナーは種類豊富でとても楽しい。ドーナツにカイザーゼンメルや、菓子パンの「お得!」パック。

ハムの切り売り。試食させてもらいました。後ろにあるワインの売り場の充実ぶりもすごい。

ハムも試食したらおいしくて買っちゃいました。量が多くて安い!

ハムも試食したらおいしくて買っちゃいました。量が多くて安い!

クグロフがこんな風に売られているとは。日本だと高級なお菓子のイメージだけど。
後ろの方にはイースターのチョコレート。1ヶ月以上前とは思えないほど種類がものすごく豊富。

クグロフが山になって売られている! しかも1個がとても大きい。食べたいけど食べきれない。

クグロフが山になって売られている! しかも1個がとても大きい。食べたいけど食べきれない。

ここでどうしても気になっていた、「CITROCASA」というオレンジ丸ごと絞りジュース製造機にチャレンジしてみることに。上の金網に乗っているオレンジを丸ごと絞って飲めるという自動搾汁器です。

CITROCASA

CITROCASA

  1. まずペットボトルを選びます。250mlが1.89ユーロ、500mlが2.89ユーロ。お得な500mlを選びました。
  2. ペットボトルを引き抜いてフタをあけて、蛇口の下にセットします。
  3. レバーを押し続けると中の搾汁器が動き出します。
  4. オレンジが転がり込み、丸ごと絞り汁が蛇口から出てきて、ペットボトルに注がれます。
  5. レジに持って行き代金を支払います。

以上。

あふれたジュースでペットボトルや手がベトベトになります。
衛生的にどうなんだろうという気はしますが、おもしろいシステム。
とりあえず水分補給用に、今すぐ飲まず持ち歩くことにします。

あ、あふれる〜!

あ、あふれる〜!