1月 052015
 

あこがれの、ガレット・デ・ロワを作ってみました。絵も形もいびつだけど…。

ガレット・デ・ロワ

ガレット・デ・ロワ

アーモンドクリームをパイ生地で包んで焼いた、フランスの新年を祝うお菓子で、1月6日に食べるのだそうです。中に陶製の人形が1つだけ入っていて、切り分けたときにそれに当たった人は今年一年幸せになれるんですって。誤飲しそうで怖いので、アーモンドを1つ入れました。
ナイフでそろっーっと描いた絵が、焼いていくうちに浮き出てくるのが楽しかったです。

<材料> 直径15センチ2個分

  • 冷凍パイシート…360g(1枚90g×4枚)
  • 皮付きアーモンドプードル…50g
  • 強力粉…10g
  • 塩…ひとつまみ
  • 無塩バター…50g
  • 卵…1個
  • グラニュー糖…50g
  • バニラオイル…5〜6滴
  • ラム酒…大さじ1
  • 卵黄…1個分
  • 卵白…1個分
  • 生アーモンド…2個
  • 照り用のグラニュー糖…20g
  • 水…15g

<作り方>

  1. バターと冷凍パイシートを室温に戻しておきます。
  2. アーモンドはフライパンで軽く煎っておきます。
  3. アーモンドプードル、強力粉、塩をボウルに入れて泡立て器でふんわり混ぜ合わせておきます。
  4. 中ボウルにバターをクリーム状に練り、グラニュー糖を加えてよく混ぜます。
  5. 溶き卵を3回に分けて入れて軽くまぜ、バニラオイルとラム酒を加えてよく混ぜます。
  6. 粉類をバサッと入れて、ヘラでサックリ混ぜ合わせて冷蔵庫で休ませます。
  7. 打ち粉をした台でパイシートを1枚ずつ15×15角に伸ばします。
  8. オーブンシートの上にパイシートを置き、パイシートにアーモンドプードルの半量を中央に乗せて平らにします。アーモンドを1個埋めます。
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  9. 生地の周りに卵白を塗り、もう一枚のパイシートをかぶせて、パイを接着して、直径12センチの茶碗をかぶせて型をつけます。
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  10. 表面に卵黄を刷毛で塗り、中央に爪楊枝を差して目安にします。
    DSC00889
  11. カッターナイフで生地の表面を浅くなぞり、模様を描き、周りをカットします。
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  12. 220度で予熱したオーブンの中段に入れて、200度で30分焼きます。
  13. グラニュー糖と水を一煮立ちさせてシロップを作って冷ましておき、焼きたての生地の表面に塗ってテリを加えます。
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1月6日に切り分けたガレット・デ・ロワ。アーモンドクリームのバニラとラム酒が効いていて、おいしかったです!
1切れ目にアーモンド入っていました。

1月6日に切り分けたガレット・デ・ロワ。

1月6日に切り分けたガレット・デ・ロワ。

1月 022015
 

昨日Eテレで見たボヘミアのおやつ「ブフテルン」を作ってみました。

ウィーンのカフェ風ブフテルン

ウィーンのカフェ風ブフテルン

ブリオッシュのような甘くてリッチな生地の中にプルーンジャムが入ったお菓子です。マリーアントワネットがいうところの「お菓子=ブリオッシュ」。

これがウィーンで3代続いているカフェ・ハヴェルカの名物として、夜(10時〜)のみ提供しているのだそう。まさに夜のおやつ。
偶然にも先日いただいたドライプルーンを赤ワインで煮てジャムを作ろうとしいたという奇跡のようなタイミング。

ああ、焼きたての熱々ふわっふわのお菓子を、夜中のカフェで出すなんてズルイ(笑)。

側面までいい感じの焼き目が付きました!

側面までいい感じの焼き目が付きました!

 

<材料> 16個(20×20センチの角型使用)

プルーンジャム

  • ドライプルーン…170g
  • 赤ワイン 60ml
  • ラム酒…大さじ1
  • 果糖…68g

生地

  • フランスパン用粉…200g
  • 牛乳…90g
  • ドライイースト…4g
  • 卵…50g Mサイズ 1個分
  • 塩…4g
  • きび糖…25g
  • バター…50g
  • バター(塗用)…30g
  • 粉砂糖…適量

<作り方>

  1. プルーンジャムを作ります。鍋に全ての材料を入れて火に掛けて3分ほど煮込みます。
  2. ブレンダーでペースト状にして、ワインやラム酒で硬さを調整して、瓶に詰めて冷ましておきます。
  3. 粉類をボウルに入れて泡立て器でふんわり混ぜておきます。
  4. 牛乳を人肌に温めて、バターを柔らかくしておきます。卵を溶いて牛乳とともにHBのパンケーキに注ぎます。
  5. パンケースに粉類を入れ、ドライイーストを加えてこねを開始します。
  6. ある程度まとまったところで、バターを4回に分けて加えてこねます。
  7. こねが終わったら発酵用のケースに移し、35度で1時間一次発酵。

    発酵前(左)と発酵後。

    発酵前(左)と発酵後。

  8. 型にバターを塗り、粉を振ってはたき落とし、冷蔵庫でひやしておきます。
  9. 生地をガス抜きして打ち粉をした台に取り出し、16等分して丸めます。
  10. 硬く絞った布巾をかけて15分ベンチタイム。
  11. 丸く平らにのばして、プルーンジャムを10gのせて包み、閉じます。

    プルーンジャムをのせたところ。

    プルーンジャムをのせたところ。

  12. 型に間をあけて並べて、塗り用のバターをレンジの200Wで1分かけて溶かし、半量を生地の表面に塗ります。
  13. スチーム発酵の35度、テーブルプレートを入れ、下段で50〜60分2次発酵。

    バターを塗って発酵。下が発酵後。

    バターを塗って発酵。下が発酵後。

  14. オーブンのテーブルプレートを外し、200度に予熱し、残りのバターを表面に塗り、200〜180度で20分焼きます。

    焼けました!

    焼けました!

  15. 型から取りだし、ちぎって皿に盛ってから粉砂糖を振ります。

レシピはほぼこちらを参考にしています。

12月 302014
 

昨日届いた日立のオーブンレンジ「ヘルシーシェフ」で初めてバターロールが焼き上げました。

ヘルシーシェフで初めて焼いた天然酵母のバターロール

ヘルシーシェフで初めて焼いた天然酵母のバターロール

といっても今回はオートボタンポチッと押しただけ。途中でマシンがなにか特殊な、とても手動では調整できないような動きをしているようで、そういうプログラムが組まれてるんでしょうね。一番驚いたのが、パンの側面まで焼き色が付いたこと! 焼きムラもほとんどなくて、しかも10個並べてもパンがくっつかないなんて…。そんな当たり前のことが嬉しいです。

<材料> 10個分

  • 強力粉…240g
  • きび糖…28g
  • 塩…3g
  • あこ天然酵母生種…24g
  • 水…20ml
  • 牛乳…90ml
  • 卵…1/2個
  • バター…20g

<作り方>

  1. ボウルに粉類を入れて泡立て器でふんわり混ぜ合わせます。
  2. 水と牛乳を合わせてレンジで人肌にあたためて卵を加え、HBのパンケースに注ぎます。
  3. 粉類をバサッと入れてあこ天然酵母を加えます。
  4. 天然酵母の生地作りコースのスイッチを入れます。
  5. 粉がまとまってきたところでバターを加えます。
  6. こねが終わったらパンケースから生地を取りだし、ボウルに入れて28〜30度で7時間一次発酵。
  7. 生地のガス抜きをして取り出し、10等分して丸めて、固く絞ったふきんをかけて20分ベンチタイム。
  8. 生地を手に持って、両手のひらで縦に伸ばし、麺棒でさらにのばしてくるくる巻いて閉じます。
  9. 30〜35度で80〜90分2次発酵。
  10. パンのバターロールコースの余熱ありに設定し、余熱の間に卵に少しだけ塩を加えてパンの表面に刷毛で塗ります。
  11. 余熱の終わったオーブンに入れて焼き上げます(強で約20分)。

市販の冷凍肉まんを「中華まん(冷凍)」のオートで蒸してみました!

市販の冷凍肉まん

市販の冷凍肉まん

レンジ+スチーム機能で、蒸し器使ったときよりも水っぽくなくフワッと。ただ3個で30分もかかるのはなぁ…(^-^;)

12月 292014
 

14年使ったオーブンレンジをやっと買い換えることができました。
さんざん迷って日立のヘルシーシェフMRO-NY3000を選びました!

日立のヘルシーシェフMRO-NY3000

日立のヘルシーシェフMRO-NY3000

パンを高温で焼きたいというのが一番の目的で、ほぼビストロ(パナ)か石窯ドーム(東芝)のどちらかに決めるつもりだったのですが、設置サイズ(うちは高さが足りない)や、(潤ちゃんも言っていた)庫内のヒーターがむき出しというところで決めかねていたところに、日立の販売員さんにパン作りのおもしろい機能があると教えてもらっったので、一度帰ってサイズ測って、購入を決めました。

レンジでは食品の重さをセンサーで計って自動調理するという機能が特徴なのかな。
14年前のオーブンレンジとはシステムが全く別物といった感じ。ターンテーブル回らないのでびっくり(お約束)!

MRO-NY3000で作っているレシピを随時追加しています。

12月 192014
 
ドイツでもよく食べられているシュペッツレという卵のパスタ。

オーストリアで食べたビーフに付き合わせてあった、黄色いつぶつぶの料理。もちっとしていておいしかったのだけど、ポテトなんだろうか、卵なんだろうかとずーっとわからずにいたのですが、やっと判明。「シュペッツレ(spätzle)」という卵のパスタでした。

作り方がとてもユニークで、小麦粉を卵でゆるめに練った生地をおろし金みたいな器具を使ってぽとぽと湯に落として茹でるんです。
専用の器具は売っていないので代用になるようなものを探していたんですが、IKEAでおもしろいおろし金を見つけました。何をおろすんだろう?というくらいの大きな穴が空いています。これをひっくり返して利用しました。

IKEAのCHOSIGT(ホーシト)というおろし金。お弁当箱くらいの大きさの容器に大小2種類の穴のおろし金つき。

IKEAのCHOSIGT(ホーシト) Grater with Container というおろし金。お弁当箱くらいの大きさの容器に上下のフタがつき、それぞれが大小2種類の穴のおろし金になっています。

ポロポロしたかわいい形の卵のパスタに、カリカリに炒めた玉ねぎと、チーズをからめるとそれだけでおいしいです。

シュペッツレ(ケーゼシュペッツレ)

<材料>2人分

  • 中力粉…80g(フランスパン用粉を利用)
  • 塩…小さじ1/8
  • ナツメグ…適宜
  • 卵…1個
  • 水…10ml程度
  • 玉ねぎ…1/2個
  • オイル…小さじ1
  • チーズ…適宜(とろけるチーズを使用)

<作り方>

  1. 卵を溶き、粉と塩、ナツメグを加えてヘラで混ぜます。
  2. 水を少しずつ加えて、ヘラで持ち上げると粘りながらボトッと垂れるくらいの(少し粘りけのあるホットケーキミックス生地のような)硬さに仕上げます。
  3. そのまま生地を休ませませている間に、玉ねぎを薄切りにして皿に広げ、レンジで少し色づくくらいまで加熱します。
  4. フライパンにオイルを少量加えて、玉ねぎをカリカリに炒めます。
  5. 鍋にたっぷりの水を沸騰させて塩を小さじ1加えます。
  6. おろし金をひっくり返して生地をいれて、ヘラでこすり、穴から生地をポトポト落としてゆでます。
  7. 生地が浮いてきたらざるで湯を切ります。
  8. 鍋にパスタとチーズを入れて絡めて、塩、コショウで味を調えます。
  9. 皿に盛り、カリカリの玉ねぎをのせてからめていただきます。