この日は朝から終日雨模様。撮影はあきらめ、MoMAとそして周辺をひたすら歩き回り、疲れて帰還。2日目にして移動の疲れと睡眠不足。ジャンクフードとホテルのコインランドリーの様子に、節約旅行の悲哀がひしひと…。
神秘的な朝日
High Lineで見た風景
High Lineは、マンハッタンのロウアー・ウエストサイドを走っていた貨物の高架線路跡を公園として再開発して、2009年にオープンした、比較的新しい名所です。以前、このあたりは治安が悪く、要注意区域としてガイドブックにも載っていました。今では多くの観光客が行き来しているので、カメラを出していても比較的安心です。なにより西側からの風景を楽しめることができるなんて、嬉しいことです。古いものと新しいものが同居したおもしろい写真をいろいろと撮ることができました。
訪れたときにはWest 12th Stの1区画南側からWest 30th Stまでが公開されていました。現在も拡張工事中です。
公園へは高架なので、階段またはエレベーターを使って上ります。その後は高架に沿ってひたすら歩いて行きます。車も自転車も走っていないので安心ですが、自分の足だけが頼りです。途中には様々な形で腰掛ける場所が用意されていますし、もちろん要所で下に降りられます。
公園には枕木や線路などを残しながら、オブジェ、ガーデニング、周囲の建築物など、風景が次々と変化するので飽きることがありません。
西側にはハドソン川を挟んでお隣のニュージャージー州を望み、また東側には、マンハッタンの街並みを高いところから見て楽しむくふうがこらされています。
通りに面してガラス張りのコーナーが設けられていて、観光客が珍しそうにカメラを道路に向けて撮影していました。道路の真上から、走行している車をみることができるという画期的なものらしいです。日本は普通に歩道橋がかかっているので、そこから道路を見る感覚と変わりないのですが、New Yorkには歩道橋なんてないので、珍しいのでしょうね。
さてこのHigh Lineは、いろいろなメディアのロケ地となっているようです。
訪れたときにも、Cafeの椅子できれいなモデルさんの撮影をしていたり、また、二人の男性がスーツ姿のポケットに花を刺し、肩を組んだり手をつないだり…明らかにゲイ雑誌かなにかのロケグループと平行して歩くことになり、延々とその姿を見せつけられました…。どうすりゃいいんでしょうか。
この日はお天気もよく暖かで、のんびり、ゆったりと1マイル (1.6 km)歩いた終点はWest 30th St。ここはまだ再開発中で、広大な敷地で大規模な工事が行われていました。
今度訪れるときにはどう変わっているんだろう…。楽しみです。
赤米とこしあんおはぎ(ぼたもち)
黒米とこしあんおはぎの進化形で、赤米で作ります。お米の割合も少し変化しています。
ついつい「おはぎ」と言ってしまいますが、今は春なので「ぼたもち」ですね。
<材料>11個分(1個約100g)
- もち米…1.4合
- うるち米…0.2合
- 赤米…0.4合
(もち米、うるち米、赤米がそれぞれ「7:1:2」の割合)
- こしあん…385g
- 砂糖…大さじ2
- 塩…小さじ1/4
- お湯…30ml
<作り方>
- 米類を一緒に研ぎ、おこわ炊きの分量の水(米類と同量の2合)に一晩浸しておく。
- こしあんは11等分して(1個35g)丸めておく。
- ご飯を熟成炊きする。
- お湯に砂糖と塩を溶かして冷ましておく。中ボウルに水を用意しておく。
- ご飯が炊きあがったらしゃもじを水に濡らし、大きいボウルに移し、砂糖塩水を加え、ご飯の重量を量り、しゃもじで切るように混ぜる。
- すりこぎ(めん棒の端でも)を、こまめに水に濡らしながら、ご飯をつく(粒が半分つぶれる程度)。
- 手を水に濡らし(またはパストリーゼをシュッと一拭きして)、ご飯の1/11の量を量り(今回は65g)、手のひらでご飯を丸く広げる。
- 丸めておいたこしあんをのせて、ご飯で包む。
- 皿にワックスペーパーを敷いて、並べる。
<Onepint>
昨日、船橋東武の富澤商店へ初めて行くことができて、いろいろと食材を買ってきてしまいました。この春オープンしたばかり。家からは一番行きやすいのです。嬉しい。
なので今回も富澤商店の極上こしあんを使用。扱いやすくておいしいです。