1月 092023
 
フワッフワなロールケーキです。

シンプルなロールケーキです。見た目にボソボソしてそうですが、しっとりフワッフワで、一口食べて感動。太白ごま油とはちみつは、バターのスポンジケーキとは一線を画す軽さとコクを引き出しています。ホイップクリームは少なめでも十分。

何切れでも食べちゃいそうなくらい。ロールを半分にカットして立てて、タワーロールケーキなんてやってみたいな。

〈材料〉25センチ1本
  • 薄力粉 70g
  • 牛乳 30g
  • 太白ごま油 15g
  • 卵  3個
  • グラニュー糖 60g
  • はちみつ 15g
  • シロップ 30ml
  • 生クリーム(乳脂肪42%) 120ml
  • グラニュー糖 9g
<下ごしらえ>
  • 型(25センチ角)に合わせてオーブンペーパーを折って敷いておきます。
  • 粉を2回振るって、さらにふるいに入れておきます。
  • シェラカップなどの小鍋に牛乳と太白ごま油を入れて、フライパンで熱めのお風呂程度の湯を入れたフライパンに底を浸して温めておきます。
〈作り方〉
  1. 大ボウルに卵、グラニュー糖、はちみつを入れて、泡立て器でほぐします。
  2. ボウルの底を下準備で使用した湯に浸して、生地が人肌になったら湯からおろし、ハンドミキサーの高速でしっかり泡立てます。
  3. ハンドミキサーの低速で泡のきめを整えます。
  4. このタイミングでオーブンを210度13分にセットして、予熱を開始します。
  5. 生地に薄力粉をふるい入れて、シリコンヘラで中央の底からすくいあげてはなじませて、粉気が無くなるまで繰り返します。
  6. 温めておいた牛乳と太白ごま油の小鍋に生地をひとすくい加えてよく混ぜ合わせます。
  7. 混ぜ合わせた生地を大ボウルに戻して、シリコンヘラで軽く混ぜ合わせます。
  8. 生地を型の中央部に流し入れて、ヘラに付いている生地は入れません。残った生地も心を鬼にして極力入れないように…。
  9. スケッパーで生地の表面を撫でて、隅まで行き渡らせて平にならします。底をトントン軽くたたいて、大きな気泡をだします。
  10. 190度で10〜13分、全体がきつね色になるまで焼きます。
  11. オーブンから出した直後に少し高いところから型を落として、オーブンペーパーを型から外して冷まします。
  12. しっかり冷まします。その間にホイップクリームを用意します。
  13. 中ボウルに生クリームとグラニュー糖を入れて、底を氷水につけながら高速で泡立てて、とろりとしてきたら中速で角が折れる程度にして、手動でなめらかかつ角が立つ程度に整えます。
  14. こね台に滑らないシリコンシートを敷き、その上に繰り返し使えるオーブンシートを重ねて、焼いた生地をひっくり返して、裏紙をはがします。
  15. 向こう側の巻終わりの端を斜めに切り落とし、等間隔に平行に浅く切り込みを入れます。
  16. 生地全体にシロップをハケでぬります。
  17. ホイップクリームを中央部より少し手前に盛り上げて、スパチュラで巻終わり部分は残して全体的にならします。手前を少し高めにします。
  18. 手前から生地を巻いていきます。中間まで巻いたらオーブンシートの端を持ち、向こう側に引っ張りながら残りを巻きます。
  19. 巻終わりのオーブンシートを生地の底に折り込んで、長い定規を差し込んで押さえながら、オーブンシートの端をぐっと引っ張って巻を締め込みます。
  20. 滑らないオーブンシートごと巻き包んで、大きめのポリ袋に入れて、冷蔵庫でしっかり冷やします。
1月 072023
 
日曜日の昼過ぎにウリちゃんにサーブされる。コーヒーはないけど。

買おうかどうしようか迷ったカップ&ソーサー 喫茶ハトの巣 。届いて嬉しい!思ったよりも質が良くて、いつものサイフォンで入れたコーヒーも、口当たり優しく感じました。

早速以前のレシピでハトのすサブレを焼きました。あつ森の中でもソーサーにサブレを乗せているので、それに合わせたサイズの型紙を作って、3羽とれました。

長さは15センチ。1羽作るのに5分くらいかかりますが、カッターナイフでなぞりながらの形成も慣れてきて楽しい。

サブレは前回よりもひとまわり大きめ

1枚食べるとおなかいっぱい! アーモンドプードルを加えているので深みと香ばしさも楽しめます。

<材料>ハトのすサブレ3個分

  • 無塩バター 50g
  • 細粒グラニュー糖 30g
  • 卵 12g
  • 薄力粉 100g
  • アーモンドプードル 25g
  • 塩 ひとつまみ

<作り方>

  1. 型紙をプリントアウトしてカットしておきます。インク部分はしっかり切り落とし、型紙を使う前に両面にパストリーゼなどの食品用アルコールスプレーをかけておくと安心です。1枚で3羽分はなんとか使えます。
  2. バターを室温に戻し、泡立て器でクリーム状にします。グラニュー糖を加えて軽く混ぜます。
  3. 溶き卵を少しずつ加えて軽く混ぜます。
  4. 粉類をボウルに入れて泡立て器でふんわり混ぜてから、3にバサッと加えてヘラで切るように混ぜます。
  5. 粉気が無くなったらラップに移し、さらにラップをかけて、平らにのばし、包んで冷蔵庫で30分ほど休ませます(形成しやすい固さにします)。
  6. 冷蔵庫から取り出し、厚み5mmに平らにのばします。
  7. 型を当ててカッターナイフを垂直にあてがい、周りを小刻みに上下に動かしながらカットします。
  8. メガネ、くちばし、ヒゲ、羽などの模様は縁に沿って浅くカッターナイフでなぞってから、爪楊枝の上の部分でくぼみを細かくプレスして形を整えて、爪楊枝の先を斜めに持ち、くぼみの鋭角部分(くちばしの角や、髭の先、メガネのくぼみ、羽の鋭角部分等)をプレスして、さらに角を数カ所つついて空気穴を開けます。
  9. 型を剥がし、オーブンペーパーに静かに並べて、170度で20分こんがりと焼きます。
喫茶ハトのす風

マスターからもらったレシピで作ったやつ。島民に配りまくりました。

1月 042023
 
ガレットデロワ2023

今年も作りましたガレットデロワ2023。いつもは直径15センチを2個同時に作るのですが、今回は18センチを1個だけ。自分用なのでササっと遊びながら作りました。

「2023」と刻んでみました。

1月6日にカットして食べます。

〈材料〉直径18センチ1個
  • 冷凍パイシート 100g×2枚
  • アーモンドプードル 30g
  • 塩 ほんのひとつまみ
  • 無塩バター 30g
  • 卵 30g
  • きび糖 30g
  • バニラオイル 2〜3滴
  • ラム酒 大さじ1/2
  • 卵黄 1個分
  • 卵白 1個分
  • アーモンドまたはクルミ 1個

シロップ

  • グラニュー糖 5g
  • 水 10ml
<下ごしらえ>
  • バターと冷凍パイシートを室温に戻しておきます。
  • アーモンドまたはクルミはフライパンで軽く煎っておきます。
  • アーモンドプードルと塩をボウルに入れて泡立て器でふんわり混ぜ合わせておきます。
  • シロップのグラニュー糖と水を一煮立ちさせて冷ましておきます。
<作り方>
  1. 中ボウルにバターをクリーム状に練り、きび糖を加えてよく混ぜます。
  2. 溶き卵を3回に分けて入れて軽くまぜ、バニラオイルとラム酒を加えてよく混ぜます。
  3. アーモンドプードルをバサッと入れて、ヘラでサックリ混ぜ合わせて冷蔵庫で休ませます。
  4. 打ち粉をした台でパイシートを1枚ずつ18×18センチ角に伸ばします。長方形のシートの場合は半分にカットして重ねて、正方形に近い形から伸ばします。
  5. オーブンシートの上にパイシートを置き、パイシートにアーモンドプードルを中央に乗せて平らにします。アーモンドまたはクルミを1個埋めます。

  1. 生地の周りに卵白を塗り、もう一枚のパイシートをかぶせて、パイを接着して、直径10〜12センチの茶碗をかぶせて型をつけます。溝に沿って軽くスプーンの縁で押しつけてもいいですが、焼くときに盛り上がります。
  2. 18センチのケーキ型を被せて、カッターナイフで周りをきれいに切り落とします。

  1. 表面に卵黄を刷毛で塗ります。中央に爪楊枝を刺して目安にします。カッターナイフで生地の表面を浅くなぞり、模様を描き、縁に切り込みを入れます。

  1. 230度で予熱したオーブンに入れて、200度で20〜25分焼きます。
麦わら帽子みたいです。

  1. シロップを焼きたての生地の表面にサッと塗ってテリを加えます。塗りすぎないように気をつけます。

1月 022023
 
デコレーションケーキ直径15センチ。

お年賀用に作りました。4層にしました。ホームメイドとして美味しく楽しめるレベル。デコレーションはもっと練習しないと。

ここ数週間で複数デコレーションケーキを作って食べて理解したことは、今まで生クリームの乳脂肪が高い方がいいと思い込んでいましたが、タカナシの42%がとっても扱いやすくて、食べたときの口溶け、後味がいちばん合っているというのが分かりました。量も200mlで十分(余ったくらい)。でもちょっと遠出しないと手に入らないのが難点。35%と47%をブレンドすればいいのだけど、400mlを使い切れないです。

〈材料〉

シロップ

  • グラニュー糖 15g
  • 水  30g
  • コアントロー 小さじ1/2

スポンジケーキ 直径15センチ

ホイップクリーム

  • 生クリーム (乳脂肪42%) 200ml
  • グラニュー糖 15g

フルーツ

  • いちご (小粒) 10粒程度
  • 黄桃缶詰(小) 1/2缶
  • ブルーベリー(大粒) 7個

ナパージュ(半量でも可)

  • ゼラチン 5g
  • ゼラチンをふやかす水 大さじ2
  • 水 50ml
  • グラニュー糖 10g
<下ごしらえ>
  • いちごは洗って水気を取り、程度のいいものを3粒を二つ割りに、それ以外は厚み3ミリ程度にスライスして、ペーパータオルに並べて置きます。
  • 黄桃も水気を取り、厚み3ミリ程度に斜めにスライスしてペーパータオルに並べて置きます。
  • ブルーベリーは洗って水気を取り、ペーパータオルに並べておきます。
  • ボウルに氷水を用意しておきます。
  • ゼラチンを水に入れてふやかしておきます。
<作り方>
  1. シロップを作ります。小鍋にグラニュー糖と水を入れて一煮立ちしたら火から下ろし、コアントローを加えて、小瓶などに移して冷まします。
  2. ナパージュを作ります。小鍋に水とグラニュー糖を入れて一煮立ちさせて火から下ろし、ふやかしたゼラチンを加えて溶かし混ぜます。小鉢などに移してあら熱を取ります。
  3. スポンジケーキをスライスします。1センチ幅のルーラー(私は木の棒を使ってます)をガイドにしてスライスして、下の層から順にオーブンペーパーに並べます。4層スライスして、トップの層は平らになるように水平に薄くスライスします(切れっ端はラップで包んで冷凍しておいてちょっとしたおやつ用に)。
  4. ホイップクリームを作ります。ボウルに生クリームとグラニュー糖を入れて、底を氷水にあてながら、高速でゆるめに泡立てて、低速でトロリと落ちる程度まで泡立てます。
  5. 手前だけを中速でもったりと落ちない程度まで泡立てて、層の中に塗るサンド用にします。おおよそクリーム全体の半量をサンド用に使います。
  6. 回転台にスポンジケーキの一番下の層のオーブンペーパーを剥がして直接中央に置き、上面に刷毛でシロップを塗ります。
  7. ホイップクリームの手前のもったりした部分をスポンジケーキに盛ったら、スパチュラで平らにならして、スライスしたいちごと黄桃を軽く押す感じで並べます。中央には置かないように気をつけます。
  8. その上にサンド用のホイップクリームを盛って軽く平らにしたら、次の層のスポンジケーキを手に取り、裏側にシロップを塗って、ホイップクリームの上に重ねます。中央から外側に軽く押してクリームが少しはみ出る程度に、上面が水平になるように整えます。
  9. 重ねたスポンジケーキの表面にシロップを塗り、クリームを塗り、フルーツを重ねて、クリームを塗って、次の層のスポンジケーキの裏にシロップを塗って、重ねて、表面にシロップを塗るまでの操作を4層まで繰り返します。
  10. 残ったゆるめのクリームを、ホイッパーですくってスポンジケーキの上にのせたら、スパチュラで上面に薄く透ける程度に下塗りします。側面も薄く一層覆います。
  11. ここでナパージュが冷えて固まっていたら、レンジで10秒ほど温めて液体にしておきます。
  12. クリームの本塗りをします。クリームをホイッパーで盛ったら、側面に垂らすイメージで上面を平らにします。側面にクリームを足しながらスパチュラを縦にあてて回転させながら平らにのばします。
  13. スパチュラについたクリームは、別途バターナイフなどで払って足りない部分を補ったり、仕上げはスパチュラを濡らして絞ったペーパータオルでクリームをきれいにぬぐってから(もったいないけど心を鬼にして)、ケーキの表面をきれいにならします。ケーキの下のエッジにスパチュラを浅く入れて、回転台を一周して下に接しているクリームをきれいにすくい取ります。
  14. 残ったホイップクリームを泡立て器ですくって一瞬とどまり角が曲がる程度まで軽く混ぜて固さを調整してから、絞り袋に入れておきます。
  15. ケーキの上面に均等に6箇所印をつけて、ブルーベリーを箸やピンセットでつまみながらナパージュに浸してから、印に合わせて6個置きます。
  16. ブルーベリーを目安に、外側にクリームを6箇所絞り、さらにその間に均等に1周絞ります。
  17. 中央にブルーベリーを置いて、ブルーベリーの間に、刷毛でナパージュを塗ったいちごを重なるように並べて完成です。

<後記>

  • 残ったホイップはバットにオーブンペーパーなどを敷いた上に大さじ1ずつ絞り出して冷凍し、パンケーキのトッピングやチーズケーキなどに利用します。
  • 残ったナパージュは冷蔵庫で固めて砕いてヨーグルトのトッピングにすると食感が楽しいです。
1月 022023
 
焼いてからポリ袋に入れて涼しい場所で2日保存した状態です。しっとりしています。

冬場に作りたくなるのがデコレーションケーキ。今回はお年賀用のショートケーキを作ろうと、12月29日に直径15センチの型でスポンジケーキを焼きました。デコレーションしてお渡ししたのは大晦日です。

先日カルディのスポンジケーキを使って作ったドーム型のデコレーションケーキも美味しかったのだけど、自分で納得した材料で作りたかったので。

少ないシンプルな材料ですが、思いの外、嵩があるので、これで4〜5層にスライスできます。パサつきもなく、しっとりしたデコレーションケーキになります。

<材料> 底の取れない直径15センチ型
  • 卵 2個
  • グラニュー糖 80g
  • 薄力粉 70g
  • 無塩バター 20g
  • 牛乳 20g
<下ごしらえ>
  • オーブンシートを型の底にあわせて円形に2つ作って1枚を敷いておきます。側面は繰り返し使えるオーブンシートを巻いています(しわになりにくいので)。
  • 薄力粉は最低2回はふるって、さらにふるいに入れておきます。
  • ボウルよりひとまわり大きいフライパンに、湯煎用の60度のお湯をはっておきます。
  • バターと牛乳を小鍋に入れ、上記の湯煎で溶かして湯から外しておきます。
<作り方>
  1. 中ボウルに卵を割りほぐして、グラニュー糖を加えてムラが無いように泡立て器で軽く混ぜます。
  2. ボウルを湯煎にかけて、低速で混ぜて滑らかにしながら、卵液を人肌まで上げます。
  3. ボウルを湯煎から外して、ハンドミキサーの高速で泡立てます。
  4. 緩く形を描けてすぐに戻る状態になったら低速できめを整えます。
  5. オーブンを180度30分にセットして余熱を開始します。
  6. 生地に薄力粉をふるい入れます。
  7. シリコンヘラで底からすくい上げては返して、粉を生地になじませます。
  8. 溶かしバターの小鍋に生地をひとすくい加えて混ぜたら、生地のボウルに戻して軽く混ぜ合わせます。
  9. 生地を型に流し入れます。シリコンヘラについた生地は加えません。
  10. 型の底を軽くトントンたたいて大きな気泡を出し、180度で15分、170〜160度で10分焼きます。
  11. オーブンから出した直後に、型を少し高い位置からコンと落として空気を入れ換えて、ケーキクーラーに敷いたオーブンペーパーの上に逆さにして型を外し、そのまま冷まします。
  12. 冷めたら上下を入れ替えて、大きめのポリ袋に入れて、できるだけ冷蔵庫は避けて涼しい場所に保存します(夏場は野菜室がいいかも)。

その後のスライス、仕上げは「デコレーションケーキ 直径15センチ」に続きます。