5月 052014
 

3月24日月曜日。
シュロスベルクを下りたあとは、シュロスベルクの山裾に沿って時計回りに歩いて散策。グラーツは歴史の古い大学があるので、学生さんや大学関係者が多い街です。

"古い"と"新しい"が混在している不思議な街。

“古い”と”新しい”が混在している不思議な街。

シュロスベルクの坂のベンチで読書する人。

シュロスベルクの坂のベンチで読書する人。

城山を下り、狭いながらもトラムが行き交うザック通りを北に向かっていき、突き当たった大通りを右折して山沿いに歩きます。通り沿いには古い建物が並び、小さい手芸屋さんや、パン屋さん、帽子屋さんなどがあります。自転車部品やグッズのお店はとてもカラフルで、品物も充実していました。

手芸屋さん。かわいいチロリアンなクマさん。ビリジョニにもこんな服を作ってあげたい。

手芸屋さん。かわいいチロリアンなクマさん。ビリジョニにもこんな服を作ってあげたい。

パン屋さん。何の形? とても大きいパンがディスプレイされていました。

左側のパネルを翻訳すると、どうも星座のパンを焼いてくれるみたい。ほー?! 星座パン!
日本ではありえない発想! さすがはヨーロッパすごすぎる〜! 日本ならさながら十二支パン

このパンはおそらく"蠍座パン"と思われます。たぶん?

このパンはおそらく”蠍座パン”と思われます。たぶん?

このパン屋さんの看板を撮った写真をなにげに見ていたら、ひっくり返りそうに! 左上の工事中のクレーンに人が! まるで進撃の巨人(亜種)?! みたいでびっくり! (O_O) 合成じゃないですよ〜。

向こうの人も何で東洋人がこっち向けて写真を撮ってるんだ? と不思議だったはず。

向こうの人も何で東洋人がこっち向けて写真を撮ってるんだ? と不思議だったはず。

ヴィルケンブルクガッセ(Wickenburggasse)を東に向かって歩きます。

ヴィルケンブルクガッセ(Wickenburggasse)。城下町って感じです。

ヴィルケンブルクガッセ(Wickenburggasse)。城下町って感じです。

03-24-43バス停近くにあるガシャポン。左側から「50セント」「1ユーロ」「10セント」用。

バス停近くにあるガシャポン。左側から「50セント」「1ユーロ」「10セント」用。

自転車やさん。タイヤやウェアがとてもカラフル!

自転車やさん。タイヤやウェアがとてもカラフル!

お花屋さん。ポットの周りを何かで巻くのが流行らしい。

お花屋さん。ポットの周りを何かで巻くのが流行らしい。

標識。唯一「Grazer Burg/Dom」だけ読み取れたので、こっちの方向へ。

標識。唯一「Grazer Burg/Dom」だけ読み取れたので、こっちの方向へ。

市立公園へ入ります。

市立公園。

市立公園。

モリッツ·フォン·フランク像。 グラーツのかつての市長で、市立公園を設計したのだそうです。

モリッツ·フォン·フランク像。
グラーツのかつての市長で、市立公園を設計したのだそうです。

大きな噴水のある広場に出ます。ここは市立公園のシンボルじゃないでしょうか。「Happyグラーツ編」にも出てきました。

市立公園の噴水。

市立公園の噴水。

市立公園の噴水

いたるところに巨木があり、歴史の古さを感じさせます。

巨木。

巨木。

広い市立公園をぐるっと回って、通りに出てきました。
あれっ? ここって確か先日グルグル回った王宮の庭の出口じゃないですか!
デジャブかと思ったくらい、自分の記憶の地図のピースがここでがっちりつながりました。

Burrggarten王宮の庭の出入り口。

Burrggarten王宮の庭の出入り口。

そうです、そうです! マウソレウムとドームのある場所につながりました。

 左がマウソレウム、右がドーム。

左がマウソレウム、右がドーム。

マウソレウム

何度となく通った坂道を、改めて見渡してみると、あれ? これはガイドブックで見た事があるような…。

ああ、宮廷御用達の老舗のパン屋さん「Hofbäckerei Edegger-Tax」ではないですか。こんなところにあったのね。

宮廷御用達の老舗のパン屋さん「Hofbäckerei Edegger-Tax」

宮廷御用達の老舗のパン屋さん「Hofbäckerei Edegger-Tax」

「SEIT 1569」と書いてあります。

「SEIT 1569」と書いてあります。

ハウプト広場のヨハン大公像のところまで戻って来ました。

ハウプト広場のトラム乗り場。

ハウプト広場のトラム乗り場。

5月 042014
 

オーストリア・グラーツのホテルで毎朝のように食べていた、カイザーゼンメル。
先日、合羽橋で購入したカイザーゼンメルの押し型を使ってみたかったので作りました。

カイザーゼンメル

カイザーゼンメル

酵母はホシノ天然酵母フランスパン種を使っていますが、粉は春よ来にしました。

カイザーゼンメルの押し型。

カイザーゼンメルの押し型。

<材料>5個分

  • 強力粉…160g
  • きび糖…16g
  • 塩…2.4g
  • 無塩バター…10g
  • 水…80ml
  • ホシノ天然酵母フランスパン種生種…13g

<作り方>

  1. 中ボウルに強力粉、きび糖、塩を加えて泡立て器でふんわり混ぜ合わせます。
  2. HBのパンケースに牛乳、無塩バター、生種を入れ、1.の粉類を加えます。
  3. 天然酵母の生地コースでこねます。
  4. こねが終わったらスイッチを切り、生地を中ボウルに取り出し、ラップをして一晩(25℃7時間)1次発酵。
  5. ガス抜きをして生地を5等分し、丸め直して20分ベンチタイム。
  6. 生地を丸め直して綴じ目を下にして打ち粉をした手に取ります。オイルスプレーをした押し型を上から強く押し当て、時計回りにぐいっとひねりを加えて、押し型を抜きます。
  7. 打ち粉をしたオーブンペーパーに切れ目を下にして置き、20分前半の2次発酵をします。
  8. 生地を優しく手に取り、ひっくり返してさらに20分後半の2次発酵をします。
  9. 230℃に予熱し、200℃で15〜20分焼きます。
5月 042014
 

3月24日月曜日。
デパートを出たあとは、時計台のあるシュロスベルク(城山)へ向かいます。これが2回目になります。
いろいろな登山ルートがあり、前回は南西の階段ではぁはぁいいながら一気に登りました。
今日はもう一度訪れることになるのですが、まずはリフトを使って登ることにしました。

シュロスベルクの案内掲示板。

シュロスベルクの案内掲示板。

リフトへの入り口。

リフトへの入り口。

粗く掘削しただけのような洞窟が奥深く続いていて、その先にリフトがあります。

洞窟の奥のリフト乗り場。

洞窟の奥のリフト乗り場。

途中にはトンネルが。シュロスベルク周辺には洞窟の入り口がいくつかありました。
そういえば先日、グラーツの先達の方から、街には防空壕があちこちにあって、今でもそれをいろいろな目的で利用しているという話を聞いていました。
子どもの頃、田舎の草むらの中にある崩れかけた防空壕跡を見たことがありますが、それとは全く印象の違うしっかりした作りだなぁと思いました。

スペースマウンテンかスターツアーズみたいです。

スペースマウンテンかスターツアーズみたいです。

リフトは1.10ユーロ。

リフトは1.10ユーロ。

チケットのバーコードをかざしてバーを押して入ります。

チケットのバーコードをかざしてバーを押して入ります。

リフトが降りてくるところ。近未来的でかっこいい(笑)。

リフトに乗ってシュロスベルクへ上ります。ラクです〜。40秒ほどで上れちゃいます。

時計台から南東方向。手前にマウソレウム(霊廟・手前)、向こう側にドームが見えています。左側が王宮。

桜と時計台。

桜と時計台。お城と桜のような、日本人が好きそうな構図になりました。

桜と時計台。お城と桜のような、日本人が好きそうな構図になりました。

東側を撮影したパノラマ。

東側を撮影したパノラマ。

さっきK&Oデパートの地下のSPARで搾汁したオレンジジュースをここで飲みました。甘くてフレッシュでビックリ!  美味しくてもっと飲みたくなりました。

時計台とSPARで搾汁したオレンジジュース。

時計台とSPARで搾汁したオレンジジュース。

時計台を望むお気に入りの場所で記念撮影。

03-24-32

今回は時計台の南西側の階段を使って下山します。

03-24-35かわいい屋根をジオラマ風にしてみました。

赤い屋根をジオラマ風に。

赤い屋根をジオラマ風に。

5月 012014
 

3月24日月曜日。
朝食のパンを欲張りました。カイザーゼンメルの下にこっそり好物のチョコクロワッサンを忍ばせています。もちろん完食です。

カイザーゼンメルの下にチョコクロワッサン。

カイザーゼンメルの下にチョコクロワッサン。

ホテルの朝食フロア。ドアの奥にも部屋があります。
右側の方がビュッフェになっています。

東の空が晴れてきました。お出かけ日和です。

朝食のフロアの窓から空を仰ぎます。

朝食のフロアの窓から空を仰ぎます。

ロビーに置かれたホテルのラベルのついた二人乗り自転車。レンタル用かもしれません。

03-24-04

入り口入ってすぐ右手には、ホテルオリジナルグッズが展示されています。またレンタルのベスパも用意されています。15ユーロで借りられます。

レンタルできるベスパ。

レンタルできるベスパ。

ホテル6階の踊り場から見た西側の風景。来たころに比べると山の緑が多くなりました。2週間もたてばね。

午前中に仕事をして、午後から旧市街へと向かいます。

市庁舎。ここが私にとってのグラーツの街のランドマークになっています。1888年から1893年に建てられたのだそうです。

市庁舎。

市庁舎。

ハウプト広場にある銅像の中心人物は、ヨハン・ブルネン大公像。
マリア・テレジアの孫にあたり、グラーツに自然科学や技術教育を広めた人で、ヨアネウムはこの大公の名前が由来なのだそうです。
とても庶民的な人柄で、平民のアンナと結婚して民間人になったことから、今なお人気のグラーツの象徴的な人物。こうしてハウプト広場が賑わっているのが何よりの証拠なんですね。

Erzherzog-Johann-Brunnen

Erzherzog-Johann-Brunnen

Sackstrasse(ザック通り)にあるスーパーマーケットのBIllaのデリで遅めのお昼。

BIlla Box

BIlla Box

量り売りのモニター表示が砕けた感じで好感が持てます。

量り売りのモニター表示が砕けた感じで好感が持てます。

ライスにカレーもあります。

ライスにカレーもあります。

とってもヘルシー。スープはセロリとコーン味だったと思う。

とってもヘルシー。スープはセロリとコーン味だったと思う。

アイスクリーム。カップのうちブタが雲柄でかわいい!

アイスクリーム。カップのうちブタが雲柄でかわいい!

中はストロベリーチーズケーキアイスクリーム。おいしかった。

中はストロベリーチーズケーキアイスクリーム。おいしかった。

繁華街にあるデパートK&O(Kastner & Öhler Warenhaus AG)。前にいった屋上カフェがあるところです。

K&O(Kastner & Öhler Warenhaus AG)。

K&O(Kastner & Öhler Warenhaus AG)。

海外のデパートはおもちゃ売り場が楽しい。おもちゃ売り場って必ず上階にあるんですね。

みつばちマーヤのブロック。3Dマーヤは朝の子ども番組で人気のようです。

みつばちマーヤのブロック。3Dマーヤは朝の子ども番組で人気のようです。

おもちゃ売り場のフロアにメリーゴーランド。欧米の人ってホントに好きなんだろうなぁ。人の集まるところに(集まらないところにも)必ずあるもんなぁ。

しかもこのデパートK&Oオリジナルらしい。Caroussellとは回転木馬のこと。

しかもこのデパートK&Oオリジナルらしい。Caroussellとは回転木馬のこと。

K&0デパートの地下にはSPARがあります。

パンのコーナーは種類豊富でとても楽しい。ドーナツにカイザーゼンメルや、菓子パンの「お得!」パック。

パンのコーナーは種類豊富でとても楽しい。ドーナツにカイザーゼンメルや、菓子パンの「お得!」パック。

ハムの切り売り。試食させてもらいました。後ろにあるワインの売り場の充実ぶりもすごい。

ハムも試食したらおいしくて買っちゃいました。量が多くて安い!

ハムも試食したらおいしくて買っちゃいました。量が多くて安い!

クグロフがこんな風に売られているとは。日本だと高級なお菓子のイメージだけど。
後ろの方にはイースターのチョコレート。1ヶ月以上前とは思えないほど種類がものすごく豊富。

クグロフが山になって売られている! しかも1個がとても大きい。食べたいけど食べきれない。

クグロフが山になって売られている! しかも1個がとても大きい。食べたいけど食べきれない。

ここでどうしても気になっていた、「CITROCASA」というオレンジ丸ごと絞りジュース製造機にチャレンジしてみることに。上の金網に乗っているオレンジを丸ごと絞って飲めるという自動搾汁器です。

CITROCASA

CITROCASA

  1. まずペットボトルを選びます。250mlが1.89ユーロ、500mlが2.89ユーロ。お得な500mlを選びました。
  2. ペットボトルを引き抜いてフタをあけて、蛇口の下にセットします。
  3. レバーを押し続けると中の搾汁器が動き出します。
  4. オレンジが転がり込み、丸ごと絞り汁が蛇口から出てきて、ペットボトルに注がれます。
  5. レジに持って行き代金を支払います。

以上。

あふれたジュースでペットボトルや手がベトベトになります。
衛生的にどうなんだろうという気はしますが、おもしろいシステム。
とりあえず水分補給用に、今すぐ飲まず持ち歩くことにします。

あ、あふれる〜!

あ、あふれる〜!

4月 302014
 

3月23日(日)。

昨日は早朝から朝食抜きでザルツブルクに出かけため、ホテルの朝食は久しぶり。

きゅうりには小瓶に入っていた緑色のオイルをかけてみました。バジルオイルかと思っていたのですが、バジルの味がしなくて、あっさりしていたので、グラーツ特産のかぼちゃの種のオイルだと思います。
いつになくおかず控えめにしたのにはワケが…。

そういえば食パンは初めて。トーストするのを忘れました。

そういえば食パンは初めて。トーストするのを忘れました。

ヨーグルトとフルーツを食べたかったのでした。

プレーンヨーグルト、フルーツ、シリアル、プルーン。

プレーンヨーグルト、フルーツ、シリアル、プルーン。

日曜日のためお店はどこもお休みで、しかも曇り空。ということで仕事日和。
とはいえ洗濯をしなくちゃということで、この間のコインランドリーへ裏通りから向かう事にしました。

ホテルを出て、グラーツ中央駅から西を望んだ風景。見事に曇り空です。

ホテルを出て、グラーツ中央駅から西を望んだ風景。見事に曇り空です。

なぜか日本のメーカーの名前を目にする一画がありました。

オリンパスのロゴのクルマと、スズキののぼり。

オリンパスのロゴのクルマと、スズキののぼり。

日産のGT-R。11万8千550ユーロ。

日産のGT-R。

日産のGT-R。

ここからはよく見かける標識や落書き編。
オーストリアの標識は絵で見てわかりやすいです。駅の表示もそう思いました。

これはドアや建物などでよく見かけるやつ。「駐車したら撤去するぞ」の意味だと思われます。

まるで東京都の「犯罪は見逃さない!」ステッカー的な落書きが(右側)。

03-23-08

このネコみたいな落書きは随所で見かけました。

03-23-09

動くんだろうか…。古いディスプレイシリーズ。

がーん! なお知らせ。
コインランドリーが3月21日から4月3日まで改装のため休業ですって!(゜Д゜)

コインランドリーの改装休業のお知らせポスター。

コインランドリーの改装休業のお知らせポスター。

仕方がないので、洗濯物抱えたままホテルに戻ります。

日本の地方にもありそうな懐かしさを覚える風景。

日本の地方にもありそうな懐かしさを覚える風景。

足治療の看板。

驚いたのはこっちでは足の爪治療薬のCMが頻繁に流れていたこと。足のツメを補修するっていう意味がよくわからなかったのですけど、歯医者さんと同じような感覚で足の治療も一般的なのかも。足のケアについてはドイツが世界で一番進んでいるんだそうです。

足の治療の看板。

足の治療の看板。

古くて動かないだろうなシリーズ。

古くて動かないだろうなシリーズ。

裏通りの解体工事。

裏通りの解体工事。

アルベルト·シュバイツァー病院。なんと1726年に創設されたそうです。

壁に掲げられる緑の地に白い火を吹く動物の紋章、これはシュタイヤマルク州の紋章で、グラーツは州都。公立病院を表しているんですね。
白い動物はパンサーなのだそう。デザインにもいろいろ変遷があったようで興味深いです。

Albert Schweitzer Klinik病院。紋章がかっこいいです。

Albert Schweitzer Klinik病院。紋章がかっこいいです。

レッカーしちゃうぞ。

レッカーしちゃうぞ。

イス取りゲーム用?

イス取りゲーム用?

落書き。

落書き。

わんこ用の標識。

わんこ用の標識。

ケバブやさんがとにかく多いんです。一区画に多いところで2〜3件あるところも。ピザ屋さんも多かったな。

ケバブやさん。

ケバブやさん。

すぐそばにまたケバブやさん。

すぐそばにまたケバブやさん。

地元プンティガマー(ビール)のコースター。

地元プンティガマー(ビール)のコースター。

駅前。ああ、帰ってきたぞという感じ。

駅前。ああ、帰ってきたぞという感じ。

グラーツ中央駅の本屋さん。ここはかわいいぬいぐるみがいっぱい売っていました。ここでチロたん買っちゃった。

グラーツ中央駅の本屋さん。ここはかわいいぬいぐるみがいっぱい売っていました。ここでチロたん買っちゃった。

おまけ。レッドブルの3色エディション。ブルーがブルーベリー、レッドはクランベリー、シルバーはライム。

レッドブルの3色エディション。

レッドブルの3色エディション。

ブルーとレッドは普通に飲めるんですが、ライムは酸味がきつかったです。それにしてもレッドブルには何度となく助けられました。