生アーモンドからミルクを作りました。よく見るレシピでは材料に「生」アーモンドとあるのですが、市販されている生アーモンドには「必ず加熱してお召し上がりください」と記載されています。必ずとまで書かれているのだから生を飲食してはまずいなにかがあるのでしょう。
なので、今回は生アーモンドを購入して、ミルクを作った後に加熱をして仕上げることにしました。残ったカスで香ばしいアーモンドプードルを作ります。
ちなみに私は、先日作ったローストアーモンド(皮付き)のミルクの方が、アーモンドの味がしておいしいと思いました。生アーモンドミルク状態でも一口なめてみましたが、香ばしさもアーモンドらしい味も無くあっさりした豆乳のようでした。加熱して蜂蜜を加えると、おいしくて飲みやすい調整豆乳になった感じです。
今回漉すのに使ったナッツミルクバッグ。本来の表側を裏側にして使った方が、縫い代部分にナッツのカスが残りにくいと思います。
<材料>アーモンドミルク500mlとアーモンドプードル50gができあがります
- 生の皮付きアーモンド…アメリカ製のカップ1
- 水…アメリカ製のカップ3
- 塩…ひとつまみ
- はちみつ…大さじ1
<作り方>
- 生アーモンドをボウルに入れてたっぷりの水を注いで10時間おきます。
- アーモンドを水洗いして水を切り、ミキサーに入れて、水を注ぎます。皮ははがれないことはないのですが、今回はあえて皮付きで。ちなみに皮はローストの方がはがれやすかったです。
- ミキサーを徐々に回転数をあげていき、しっかりミルク状になるまで撹拌します。皮がついていたのにこんなに白くなりました。先日買ったばかりのクイジナートのクッキングブレンダーです。音がスゴイですけど、加熱調理もできちゃうユニークなミキサーです。
- ナッツミルクバッグを鍋にとりつけて、アーモンドミルクをバッグに注ぎます。
- バッグをねじりながら、ミルクを鍋に漉し入れます。とことん絞り出したいところですが、絞りかすのうまみも出きってしまうと、アーモンドプードルがおいしくなくなってしまうでしょうから、ミルクとプードルで相殺できるよう、ほどほどでいいのだと思います。
- 鍋を火にかけて軽く沸騰させて、塩と蜂蜜を加えます。
- 残ったカスは大きめのフライパンに入れて、中火で煎っておきます。50gのアーモンドプードル(アーモンドパウダー)ができあがりました。
アーモンドミルクの絞りカスで作ったクッキーはこちらです。
そもそもなんでアーモンドミルクを作ろうかと思ったかというと、昨年暮れにNYのバビーズで飲んだホームメイドのアーモンドミルクがおいしかったから。
オーダーしてからすぐには出てきません。「今作ってるからもう少し待って」ということで、食事が終わった頃にやっとこれが出てきました。
ホームメイドなので、オーダーしてから砕いて絞っているのかも。
ものすごく濃厚でした。色も褐色なので、皮付きの方がやっぱりおいしいのだと思います。